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2018年6月27日 (水)

回らないくるくる寿司

 今や外食産業のチェーン店としては、1つのジャンルとして確率された「回転寿司」。もちろん昔から回る寿司屋はありましたが、ここまで競争が激しくなったのは、全皿¥100というのが定着した頃からか。

 啼鵬が回転寿司を経験したのは、小学生のとき。地元にあった店「くるくる寿司」。そのときは¥100と¥200の2種類の皿。¥200の皿を取ると父親に怒られたのを、よく覚えておりまする。

 その後しばらくして、埼玉県だったか、全皿¥100という回転寿司を体験。「とりとん」って言ったかなぁ。今ある「トリトン」とは違う店だと思いますが。お皿には全てお寿司を覆うカバーが載せてありました。30年くらい前の話。しかしそのときもまだ、回転寿司の群雄割拠は始まっていなかったように思えまする。

 ちなみにその頃、NHKスペシャルか何かで、お寿司を輸入する特集を。しかし日本は当時(今も?)米の輸入に制限があり、寿司ネタを二重にして、シャリの割合を少なくし、「御飯」ではなく、「惣菜」として輸入を可能にした、というのを取材していました。う~む、ネタが2つ載っているだって! 其れって嬉しいような...。でも寿司と呼ぶにはビミョー。

 アタシが社会人になってからかネ、ボチボチ回転寿司戦争が始まったのは。そして今やファミレス系に見事に食い込み、土日祝日など食事の時間帯は家族連れで大入り満員。少なくともアタシの地元では。

 と、前置きが長くなりましたが、啼鵬家は(一応)家長のアタシが行列嫌いのため、混んでいる店は基本NG。なのでいくら安いとは言え、激混み回転寿司なんぞアウト・オブ眼中。そこで行ったのが回転寿司ではあるけど、1皿¥120~¥540の店。

Taenoura 果たして行ってみたら、

客が1人もおらん!

更に回ってもいない!!

ま、客が居なければ回す必要は無いわな。ただネットの書き込みを見ると、いつの頃からか、回すのを辞めているっぽい。つまりはフツーの寿司屋になったか。

 アタシらが入店してからは、何組かお客さん来ました。ここは全皿¥100の、寿司とはうたっているけど、単に酢飯におかずがのってるだけ、って店とは根本的に違います。ちゃんとした「お寿司屋さん」に分類されます。味なんて比べるべくもありませぬ。だって酢飯+おかずVSお寿司ですから。

 ところで土浦市の北東に位置する神立町。このエリアは珍しく激安回転寿司が無く、この店も既に回っていないので、回転寿司店は皆無って事になるか。アタシの記憶では前述の「くるくる寿司」が駅前から移転。それが今回行った店なんですが、でもオーナーが変わったのかな。その「くるくる寿司」の頃の面影はなく、回転寿司としては高級路線!?

 そうそう、昔なおとくんとていほうくんのリハを啼鵬宅(実家)でやったときに、みんなで食べに行った回転寿司も無くなって久しい。もしや神立は回転寿司不毛の地!?

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