再会:和田ひできさん
今回ご一緒させて頂いた東京室内歌劇場の皆さん。実は再会がありました。バリトン歌手の和田ひできさん。しかしながら和田さんは、アタシの事を覚えていないどころか、存在すら知らなかったでしょう。
我が土浦交響楽団第50回定期演奏会。
第九のソリストとして共演したのでした。
奇しくも指揮は、
今年亡くなられた久保田悠太香先生(2018年5月27日参照)。
啼鵬はこのときViolaを。
トーゼン本名で。しかも首席でも無くその他大勢。ま、よほど金髪とか見た目の特徴でもない限り、ソリストがオケマン個人を覚えているってことはないわな。
ではアタシは何故和田さんを覚えていたかって? 一応啼鵬もオケ歴は長く、この時ですら14年。第九も何度か経験しているので、さすがにソリスト全員を覚えているって事はありませぬ。
やはり和田さんのキャラですかね。打ち上げの宴席で彼が挨拶したのは、今でも覚えていて、話がとても面白かったです。
残念ながら啼鵬個人は認識されていなかったですが、和田さんはこのときの第九をよく覚えていらっしゃいました。
定期演奏会のみならず、
小川町(現・小美玉市)のイベントでも演奏。
ソリストは定期演奏会と共にオーディションで決めたのですが、
このときの協賛企業から、
参加賞が出たのでした。
その企業とは「おかめ納豆」でお馴染み、タカノフーズ。実はこの小川町に本社工場があるのです。参加賞に納豆の詰め合わせ1箱。和田さんは「コレ、持って帰れるかなぁ」と心配していると、「オーディションの応募された住所に、クール宅急便で送っておきますので」だって。
後にも先にも、オーディションで参加賞が出たなんて、このときくらいだったと仰っていました。確かにねぇ。
仏語で「枯葉」を歌われました。
さすがフランスに留学していただけあって、
言葉から雰囲気から、チョーおフランス!
次はどんな形で再会出来ますでしょうか。
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