思い出のテクノロジー:ポケットテレビ
今はスマートフォンで簡単にテレビが観られる時代。今回の「ポケットテレビ」の進化形とでも言いましょうか。でも昔はこうして、専用機が売っていましたねぇ。
右のはEV-200(1995年製)。
いずれもCASIO製品。
このジャンルの独壇場でしたが、それでも確かCITIZENだったか、他社も作っていたような記憶がありまする。
この2機種、見た目の違いも去る事ながら、液晶のタイプが違うため、全く別モノと言って良いでしょう。右のはパソコンの液晶でもお馴染みTFT液晶。なのでとても見やすい、と言うより、左のLCDは正直、見にくいなんてもんじゃぁ...。
加えてココ茨城は電波が非常に入りにくく、自宅でこれらのテレビがちゃんと観られたためしがありませぬ。ま、それはアナログ放送が終わり、ディジタル放送に切り替わっても同じで、家電量販店のポケットテレビ・コーナーには、ちゃんと「この地域では映りが良くありません」と断り書きが書いてありました。何故って?そりゃ茨城にはテレビ局が無いからです、47都道府県で唯一。
TV-6500の方は外部入力もあり、ビデオ・カメラのモニターとしても使ったな。EV-200は秋葉原で、数千円で売られているのを見て飛びつきました。もう現行商品では無かったからでしょう。小さな画面にTFT液晶のはっきりした画像は、感動したものです。ちなみにコチラは外部入力はありませぬ。
さすがにモニターで使う事も無いし、当然アナログ放送は終わっていますので、これらのテレビは、2度と映る事はありませんが、モバイル・ヲタクとしてはこういったマシーン、捨てるに忍びなく、部屋のオブジェとして目の保養に。
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