Trio Espace 収穫祭コンサート vol.8
このお三方の演奏を聴くのは、何年ぶりかしら。編曲を提供した事がありましたが、それってvol.2だったか(2012年9月17日参照)。しかも本番は聴けなかったし。
はやvol.8。
今回はFaureやDvorakの作品。
どれも有名な作品ではなく、
彼らのような腕達者でなければ、
ちゃんと聴かせる事はムズカシイ。取り分けFuareは、普段慣れ親しんでいる作品とは全く違い、3人の演奏を通じて、作者の息づかいを感じる、といった曲でしょうか。
Dvorakの方は、「ドゥムキー」という副題の付いている有名曲に隠れた、味のある曲でした。長かったケド。個人的には交響曲第7番と被る部分を多く感じましたが、其れもそのハズ。この作品は第6番と第7番の間に書かれたようで、民族的な部分とアカデミックな部分が上手い具合に融合されていました。
それにしても師匠、植木昭雄先生。やっぱスゲェ。アタシも来年に向けて頑張らなくては。
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ドヴォルザークの第7番良いですよね。
何というか、土の匂いを感じるような曲で私も好きな曲です。
生では聴けてないのですが、カルロ・マリア・ジュリーニが指揮している演奏は特に秀逸で、私の大好きなCDの1枚です。
そういえば、地元で以前に開いていた音楽祭も室内楽がメインだったので、この演奏会のようななかなか耳馴染みのない曲のオンパレードで、まだまだ室内楽の良さが判らない頃は、何が面白いんだかと思って聴いていましたが、今思えば何とも勿体ないことをしていたと感じずにはいられません。
投稿: 語る会 | 2018年12月10日 (月) 09時41分
> 語る会さん
私見ですが、室内楽は一人称の音楽です。聴くよりも演奏する事に意味があると思います。逆に言えば室内楽を「聴いて」理解するのは、上級者向けかも知れません。私も室内楽は、演奏した経験で曲の良さが分かりました。
投稿: ていほう | 2018年12月10日 (月) 22時33分