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2019年3月13日 (水)

追悼:Michael Gielen氏

 指揮者、Michael Gielen氏が91歳で亡くなられました。昔「N響アワー」という番組で、Saxophone奏者の菊地成孔さんがゲストのときに、特集がありました。啼鵬は菊地さんの言う、ギー・ヲタ(Michael Gielenヲタク)ではないのですが、ちょっとした思い入れがあります。

Gielensign このサイン、

Gielen氏ご本人のものです。

彼の指揮するこの曲、

Schoenbergの「室内交響曲 作品9」に、

長野市在住のClarinet奏者、

傳田高廣さんがのっていて、そのときに書いて貰ったそうです。そのスコアを勿体なくも、頂きました。この曲が好きだ、という事もあったのですが。

 Gielen氏は何度か来日して、NHK交響楽団を振っていますが、傳田さんは欧州留学時代に共演。そしてこうして直にやりとりをしたという事は、とても貴重な体験をされたかと。

 Michael Gielen氏はギー・ヲタという言葉の示す通り、ファンというかマニアも多い事でしょう。最近は彼のようなタイプの指揮者は、めっきり減ったと思います。素晴らしい音楽を有り難うございました。

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コメント

サインは色紙も良いですが、何か縁のある物にしてもらうと、また思い入れが深まりますよね。

私、北ドイツ放送交響楽団が来日した際のツアープログラムを持っていて、地元の音楽祭でその首席級の方が集まったのです。幸い、お一人だけ日本人奏者の方がいらして、「ドイツ語喋れる?喋れなければ、みんなのサインを貰っちゃおうか」と言ってくださり、一緒にサインを貰いました。その時の指揮者Günter Wand氏は、同楽団ではやはりレジェンドだったらしく、「Oh!Wand~!」と団員の皆様が懐かしがってプログラムを拝見されていました。
勿論、サインもゲットして、今じゃ私の宝物になっています。

> 語る会さん
 このサインは傳田さんが頂いたものですが、私自身も各方面の様々な方のサインを。松井秀喜さんとか。大好きなJazz Pianist、Brad Mehldauも。
 しかしサインは価値の分からない人にとっては、落書き同然。つくばノバホールの舞台袖には、アルゲリッチやメータ、シュタルケルといった超の字が付く大物アーティストのサインが、たくさん書かれていましたが、あるとき壁が塗り替えられ、全て無くなりました。

あはは。
確かにそうですね。
そう言えば、かつての「吹奏楽の甲子園」とまで言われた普門館でも、取り壊し前に皆さんサインを残していたようですね。画像で見ましたが、あの当時のあの曲をやった世代の人だ~と、吹奏楽オタク的な見方で眺めてしまいました。

> 語る会さん
 最後の普門館。土浦交響楽団の団員が行きました。吹奏楽名門大学出身。ちゃっかりテレビに映っていました(笑)。

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