四十五歳最後の本番
話は45歳の最後の日。この日はギタリストの金庸太さんと一緒だったと書きました(2019年6月1日参照)。
久しぶりのDuoはプライベート・コンサートだったのですが、お客さんは30人ほど。お食事もよばれたのですが、なんとかつてはお店も出していて、今はお料理教室をやっているという、本格的なもの。とても美味しく頂きました。
アタシはお酒を飲まないヒトなので「別にぃ...」って感じでしたが、金さんは「あの料理でお酒が飲めなかったのが、一番きつい」と仰っていました。ま、おクルマでしたし、仮にそうでなかったとしても、演奏前に飲むのは抵抗ありますよね。
そう、古希のお祝いなので、
ケーキもゴージャス!
もちろん手作り。
アタシら演奏家まで、
このケーキも頂きました。
こういったプライベート・コンサートで演奏するのは、取り立てて珍しい事ではありませんが、今回は特別に記憶に残るものとなりました。なんと演奏が終わった瞬間に、お客さん総立ち! All Standing Ovationなんて、これまで体験したコトありませんわ。いやはや、ビックリ! お招き頂き、有り難うございました。
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観客総立ちとは凄いですね。お客様も、かなり通の方が集まっていたのでしょうか?
私、以前よく演奏会を聴きに行っていた時は、最晩年の朝比奈御大の演奏会は、よく総立ちになっていました。まあ、半分はショウ的な要素もあったので、本当に素晴らしくて総立ちしたのではないお客様もいたのかもしれませんが…。
でも地方のホールだとなかなか見なかった総立ちとか「ブラボー!」の掛け声も、この30年くらいでだいぶ様変わりしました。
私なんか、初めてサントリーホールで聴いたときは、「やっぱ東京のホールは違うなあ」と実感したものです。(完全におのぼりさん状態です。)
投稿: 語る会 | 2019年6月 5日 (水) 12時06分
> 語る会さん
基本、個人宅ですからね。30人ほど。リビングでの演奏でしたが、逆にそういう限られた空間なので、緊張感が共有されるのでしょう。
私が行ったチョー大物ドラマーの演奏会。ご夫人が前口上で「ウチの旦那は立って拍手をしないと、自分の演奏が良くなかったんじゃないかと思ってしまうので、良かったら立って拍手をして下さい」と。立ちましたよ、良かったので。
投稿: ていほう | 2019年6月 5日 (水) 13時23分