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2019年9月29日 (日)

東京プロムナード・フィルハーモニカー第21回定期演奏会

 ついこの前、20回記念と思っていたら(2019年4月21日参照)、もう21回目の定期演奏会。啼鵬の大先輩である佐藤迪さんの主宰する、東京プロムナード・フィルハーモニカー

Tpp21th 今回も啼鵬はCelloで参加していますが、プログラムもウィーン、ドイツ系プロのお手本のような曲目。いずれの曲もViolaやContrabassで経験済みですが、曲が曲なので、今回は楽しむというよりも、初心に返るといった感じで取り組みました。

 ただSchubertの交響曲第7番「未完成」に関しては、こんなにも有名な曲でありながら、啼鵬のオケ人生ではたった2回目。以前弾いたのも四半世紀以上前で、アタシもまだ学生でした。ちなみにそのときは交響曲第8番だった頃。

 そう、Schubertの交響曲は、時折番号が変わりました。新たに見つかった曲を入れるか入れないかとか、そういう事でこの未完成も7番だったり8番だったり。現在は7番になっております。

 未完成と言いながら、演奏するテンポによっては30分近くかかり、もし完成していたらどんなに長い曲になっていたんだろうと。

 お忙しい中、お越し下さいましたお客様、有り難うございました。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

そうなんですよね。私もいつの間にか、第7番と第8番にそれぞれ移行していて、最初は間違えたのかと思っていました。(某音楽雑誌は、かなりミスプリントが多いので…)
「ザ・グレイト」は確か「天国的な長さ」とシューマンが語ったとも言われていますが、弦楽八重奏曲も同様の感があります。
「未完成」は途中で書くのをやめて、死後に発見されたと聞きますが、何かシューベルト的には納得がいかなかったのでしょうね。どちらも素晴らしい曲であることは間違いないと思うのですが…。

まあ、下世話な言い方をすれば、この「未完成」のお陰で、ブルックナーの交響曲第9番との究極の「未完成」プロが聴けるので、ファン的には充分満足いくのですがね。

> 語る会さん
 近年読んだ本で、中川右介著「未完成」が面白かったです。SchubertやBruckner、MozartやMahler、そしてShostakovichに至るまで、様々な作曲家の残した未完成作品について言及しています。

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