ユーディファイ第2回演奏会
今年、やたら委嘱作品が多かった啼鵬。それらはもう全て書き上げ、あとは初演を待つのみ。何となく上半期、下半期みたいに分類出来て、上半期の方は宮崎県は西都原考古博物館で行った「古代組曲」とか(2019年2月3日参照)。
そして下半期の最初がコレ。「序奏とアーバン・ロンド」と題したEuphonium Quartet。ま、Out of The Standardでは、もう20年、Euphoniumと共演していますし、その牛渡克之親分からも委嘱作品は受けているので、Euphoniumの曲自体は初めてではありませんが、其れが4つ揃った室内楽となると初めて。
尤もこれまでTrombone Quartetや(2015年2月22日参照)、Cello Quartetも書いてはいるので、そんなに未知の世界ではありませぬ。ただビックリしたのは、今回初演して下さった若手、それも優秀な、いやチョー優秀な若手の皆さん、その素晴らしさに「Euphoniumって、こんなんだったっけ?」と、世代の違いによる音楽の違いを、肌で感じた次第。もちろん牛渡親分だって、優れたプレイヤーなんですが。
ただ、今回アタシを悩ませたのは、同じ演奏会のプログラムにのった伊佐治直先生の曲。ムムム、方や芥川作曲賞受賞者と、大衆音楽で日銭をチマチマと稼いでいる音楽屋を、同じ演奏会に乗せるたぁ、酷ですわ。
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