Sonor御用達Piano
Sonor Clarinet Ensembleの定期演奏会に初めて参加したのは、2005年の第5回から(2005年10月30日参照)。いつも同じ会場では無かったのですが、それでも最も弾いている回数の多いPianoかも知れませぬ。
かつてのこのメーカーのフラッグシップ・モデル。YAMAHA CF。いわゆる「フル・コン」と呼ばれるサイズ。もしや国産としてはフル・コン元祖かしら。先日山形で弾いたC7(2019年11月17日参照)の上位モデル。
実のところ、今回のホール練習のときには(2019年11月20日参照)、調律が怪しかったのですが、当然本番にはちゃんとチューニングを。それもそのハズ。このPianoを調律したのは、Sonorのリーダーの姉上様。本職の調律師。
こういう楽器を弾くと、「腐っても鯛」を実感しますわ。当時の最高峰は時を経ても健在。そして、何十年も前にどういう経緯でこの楽器が納入されたかは分かりませんが、「ちゃんとしたものを」購入する事を決断された責任者に拍手。
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わが町は、かつて「アフィニス夏の音楽祭」を実施して、国外から多数の演奏家が来日していたのです。その影響もあり、楽器購入にはかなり力を入れたという話を聞いたことがあります。(ちゃんとしたモノを買わないと、来てあげないよ。という脅しをかけられたとか、かけられないとか…。)
何にしてもたかだか10万程度の地方都市には勿体ないくらいの設備を整えることができたのです。
ちなみに大きい方のホールも舞台改修を迫られて、実に1億以上の税金を投入したという話も聞きました。こちらのホールのピアノは、スタインウェイを購入しているし…。
お陰で、見た目は古いけれど、音響に関しては、それなりの充実感があるのは確かですよ。
投稿: 語る会 | 2019年11月26日 (火) 10時14分
> 語る会さん
なるほどね。そのお陰で、我々が恩恵を受けられた訳ですね。残念ながら我が県は、自治体間の格差があり、私の住む町から見て羨ましく思う地域がいくつもあります。
音楽祭が理由となっていますが、やはりソフト先行が良いのです。せっかく良いハコを作っても、全く活かせていないケースもたくさんありますから。
投稿: ていほう | 2019年11月28日 (木) 20時33分