兼氏規雄クラリネットリサイタル
実のところ、お会いしたのは2回ほど。しかし一方的には割りと昔からお名前を存じ上げていましたし、そして何より東京芸大のOB会である同声会の、茨城支部長さん。
加えて同期の城戸春子さんや、昨年お仕事でご一緒した石坂淑恵さんもご出演。久しぶりにBrahmsも聴きたいし、もう1曲のFrançaixは聴いた事のない曲だったので、これまたチョー久しぶりの水戸芸術館へ。
果たして2曲とも、素晴らしい演奏だったのですが、1つ注目したのは演奏者の世代。よく「世代を超えて~」などと、うたい文句としてありますが、今回の演奏は正に其れ。
Françaixは大御所のSoloを若手と中堅が支えるといった図式。Brahmsの方は世代が離れているにも関わらず、対等な音楽作り。そう、曲も対照的な2曲だったワケ。
それにしても城戸のハルちゃん、スゴイな。一昨年のTrioのときも思いましたが(2018年3月9日参照)、同期の中には音楽から離れた人も少なくないので、そんな中ハイレベルな演奏を聴かせて貰えると、アタシも頑張らにゃと。
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