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2020年3月 5日 (木)

田園の酒

 こういう趣向の酒は、随分前に聞きました。アルコール類を全く飲まない啼鵬は、酒と言われても全く知識が無いのですが、なんでも作る課程で音楽を聴かせているとか。以前にもMozartを聴かせて(曲は不明)作ったとかいう酒を頂きました。弟にあげると「美味かった」と。尤もそのとき弟は、一升瓶で¥800という、ナニが入っているかも分からん酒を飲んでいた直後だったので、どんな酒を飲んでも美味しく感じたのかも知れませんが。

Yumetobiradenen そして今回はBeethovenは「Symphony No.6」、「田園」という標題をもつ交響曲を聴かせて作ったんだそうな。前述の通りアタシは全く飲みませんので、味についてのコメントは出来ませんが、ここで1つ疑問。

 MozartやBeethoven、ひいては曲まで指定している。という事は、「音だったら何でもイイ」という事ではなく、何らかの効果があっての作曲家や曲のチョイスがあるのか。

 だったら同じ「田園」でも、指揮者やオーケストラによって、全然違う演奏になるので、そういったデータは重要になってくるのでは? 「そこまでの違いは...」なんて反論は人間だから言えるコト。

 ヒトの場合は音楽に理解力を伴うことがしばしば。なので「分かるヒトには分かる、分からんヒトには分からん」という理屈が通る。しかしながらお酒の成分はヒトの理解力よりも余程敏感だろうから、僅かな違いでも数値レベルでは何らかの差異が出るハズ。

 尤も其れを飲む人間の感覚も、鋭敏なヒトもいれば鈍感なヒトもいるし、どこまで判別出来るかという問題もあるので、結局は「田園」ならば誰の演奏であろうとかまわないのかしらネ。

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コメント

うーむ。それでもセルジュ・チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルとロジャー・ノリントン&シュトゥットガルト放送交響楽団の「田園」では、相当違う気がしますよね。(笑)

まあ、人間でもお腹の中にいる頃から、クラシックを聴かせると良いとは言いますがね。それでも、ショスタコーヴィチやマーラーでは、かなり複雑な人になっちゃいそうだし、選曲って大事かもしれませんね。
(逆に日本酒には、それくらいの方が合っている場合もあるのかもしれませんがね。。。)

> 語る会さん
 そう、そこなんですよ。是非ともそういったデータをとった研究結果を聞いてみたいものです。

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