あの日のオーケストラ

　少し前にチビの通う学校にオーケストラがやってきた話を(2020年９月14日参照)。バス３台とは言えコロナ禍だし、果たしてどれくらいの規模のオケがやってきたのか、チビの証言だけではよく分かりませなんだ。

　しかし学校のお便りを持ち帰ってきたのを見ると、うわっ！結構な数じゃん。いや、フツーに２管編成とかのオケかい。確かに外山雄三先生の「管弦楽のためのラプソディ」とか聞こえてきましたので、その曲は室内合奏団程度の規模ではムズカシイ。お便りを読むと、ワークショップもやった模様。改めてオーケストラの皆様、遠路遙々有り難うございました。

　と、先輩後輩、そして友人が在籍するオケには感謝しつつも、どうしてこういう啓蒙活動が、茨城県内のプロの音楽家で出来ないのか、複雑な気持ち。いや、オーケストラ規模のね。室内楽クラスでしたらやってます。アタシも。

　今や我が茨城も音大卒等の専門教育を受けた音楽家は、ホントたくさん住んでいて、そういう人達をまとめれば、多少の補充要員は必要でも、オケだって夢じゃない。そして日本各地には、音楽鑑賞教室を活動の軸としているプロのオケもたくさんあるし。

　そういったオケと同様、常設して定期的に活動、というのではなく、フレキシブルに...とここまで書いて、あったな、いや、正確には作ろうとしたっけ。20年以上前だったか、そういう会合に出席した事がありました。あえなく頓挫しましたが...。