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2020年11月20日 (金)

東京佼成ウインドオーケストラ楽団創立60周年記念ツアー【山形公演】

 東京佼成ウインドオーケストラの生演奏を聴くのは2回目。初めて聴いたのはかれこれ20年以上も前の話。いや、その後「New Sounds in BRASS」でお仕事をさせて頂いたので、厳密には「演奏会を聴くのは」2回目という事になりますか。

Tkwo60th 今回は楽団創立60周年記念ツアーだそうで、啼鵬が聴いたのは山形公演。アタシが動画でPianoを弾いた、新しく出来たやまぎんホール。山形に行く度に、建設の様子を見ていたので、どんなホールになるのかも楽しみでした。

 知った顔が何人もいる佼成ですが、何と言ってもマエストロ、大井剛君は大学の1つ下で、芸術祭では彼の振るオケにものったものです、Violaで。ま、向こうは覚えていないでしょうケド。今や最も売れている指揮者。

 やはり作曲家として注目したのは芳賀傑氏の「水面に映るグラデーションの空」。ここまで絵画的に音を表現した曲は、なかなかありませぬ。同じ曲を書く者としては脱帽。そういう曲を書いてみたいものです。

 吹奏楽は門外漢の啼鵬故に、イメージをそのままスコアに映す作家、そして自在に操るマエストロ、其れを具現化する楽団員。ため息が出るような、素晴らしいひとときを過ごさせて頂きました。

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コメント

東京佼成といえば、私は2004年のサントリーホール公演で聴かせていただきました。須川さんの記念演奏会だったはずで、オープニングのアルメニアンダンスは、途中のソロから上手より登場するというパフォーマンスを披露して、度肝を抜かせていただき、そのあともNHKの連続テレビ小説「さくら」のテーマ曲などを演奏。そして、ピアソラも。パンフレットには、編曲者として啼鵬さんのお名前も。

まさかそんな方と、こうやってブログのコメントでやりとりをする仲になるなんて、当時は思ってもみませんでしたがね。(笑)

> 語る会さん
 おっと、そのコンサートを聴いていらっしゃいますか。ライブ録音がCD化されています。その頃はまだ知り合っていませんでしたね。
 その後Clarinet Ensembleに関わるようになったのが2005年から。まさかこんなにも長く関わるとは思いませんでした。

もちろん、CDも持っていますよ。
ライブで聴いた演奏会がCDになるって、宝物みたいでついつい購入してしまいました。

あと、同じサントリーホールならば、ガリー・ベルティーニさんが指揮をされていたケルン放送交響楽団のマーラー:交響曲第1番のCDも持っています。当時は宮本文昭さんが、オーボエ奏者として在籍されていて、素晴らしい音色にただただ感動しました。私にとって、初めて生で聴いたマーラーの演奏会。東京のホールの素晴らしさも堪能した懐かしい演奏会です。(それから20年かかってようやく第1番から第9番まで制覇しました。大地の歌と10番はまだなんですが…)

> 語る会さん
 おぉ!さすがです。
 私が参加したライブ録音CDで思い出深いのは、やはり武満徹室内楽全曲演奏会ですかね。日本楽壇に寄与したと自負出来る、唯一の活動です。

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