ようやくサクスケルツェット
編曲をしたのが2005年。恐らく初演がその年の福島(2005年10月1日参照)。それから楽譜は洗足学園に提供。先生方のアンサンブルで録音して頂いたのが2013年。それから大和田の雅兄や、後輩の松井宏幸君に会う度に「ねぇ、サンプル盤送ってよ」と言い続けて何年になるか...。
恐らくもうお手元に無いのでしょう。待てど暮らせど~なので自腹で購入。トーゼン店頭には無いでしょうから、オークションサイトで半額以下で。って事は仕入れ値以下ってコトになりますか。
このサクスケルツェット、ジャケットには参加された先生方が写っていらっしゃいますが、実のところこの顔ぶれ、今ではギョーカイの中堅からベテランを勢揃いさせた、と言っても過言でない程。
そもそも1つの音大に、こんなにSaxophoneの先生が在籍しているコト自体、世界に類をみない事ですし、その1人1人の実力たるや、「おいおい、洗足はこんなにトップ奏者を独占しちまってイイんかい!」とツッコミを入れたくなる程の陣容。
しかも彼らは最近掻き集められた人材ではなく、「若手」の頃から教鞭を執っておられます。そういった事からも、洗足学園の先見の明、Saxophoneに対する力の入れ様が伺えますな。
なんか、CDの内容よりも層の厚い講師陣に目がいってしまいやした。帯の「驚異のサックス・アンサンブル」は、「驚異の人材によるサンクス・アンサンブル」です。
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オークションサイトで半額以下で出されているとは、勿体ないというか出した方にしてみれば、元は取ったと考えたのでしょうか?
私なんか中古市場に出したいとは思いませんね。たとえ、失敗だったなと思えるCDでも、その時は思うところがあって買ったわけでしょうから、残しておきたいと思ってしまうのです。
そういう観点から、中古市場で購入することもほとんどありません。
やはりあのセロハンをビリビリ破ってから出して聴くということに価値を感じてしまいますので…。
投稿: 語る会 | 2021年6月14日 (月) 09時03分
> 語る会さん
実は私も購入したCDを売りに出した事はありません。ダメダメなものも、実は資料的価値もあったりしますし。
今回購入に踏み切ったのは「新品未開封」だったというのもあります。ただ私が欲しいと思うCDは絶版になっている事も多く、2020年10月11日の記事のように、今になってようやく購入出来たものもあったり。
投稿: ていほう | 2021年6月14日 (月) 13時52分