学生指導の夏
例年ですとこの時期、吹奏楽指導に赴いていました。しかしながらコロナ禍でコンクールも普段とは違った形での開催となったり、また外部講師を呼びにくい状況だったり。
そんな中、久しぶりに吹奏楽指導へ。こういう雰囲気の教室に行くのも2年ぶり。今回伺った学校は演奏水準も高く、中には音大を目指す学生さんもいたり。
ただ進学校アルアルですが、学生生活の中心は部活動ではありませんので、限られた時間内で、どれだけ練習時間を捻出できるか。その貴重な練習時間の中に、アタシの指導も含まれ、出来うる限りの事をしてきたつもりです。
またこれも公立学校吹奏楽部アルアルですが、この猛暑の中で練習室には冷房が無い! よく何時間ものレッスンを受けて下さいました。本番は皆さんの力が出し切れますように。
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いや懐かしい。我が母校もこんな感じでした。
勿論、今の学校のように冷房なんてありません。(元よりあの頃は、猛暑日なんて気温も稀だったし、熱中症なんて言葉もなかったような…)
とにかくクソ暑い中での全体練習で、頭がボーっとなりそうな状態で必死に練習したものです。そして、今と大きく違うのは、「質より量」だったということです。夏休みでも朝一番で練習に行って、勉強そっちのけでクラブ活動に青春の全てを捧げていました。
そしてあの師匠は、まだ当時独身でもあり、若さもあってか、パワハラ同然の指導方法でした。よく辞めずに頑張ったと、褒めてあげたい気分ですよ。
でも進学校の指導を見ていると、やはり練習は「量より質」だと感じます。彼らは、一回言われたことは、すぐに修正してくるので、当時から舌を巻いていたものです。特に我が県の吹奏楽及び合唱の音楽関連は、進学校(しかも中学校も含む)がやたら強かったイメージです。
投稿: 語る会 | 2021年7月25日 (日) 10時39分
> 語る会さん
大分減ったと思いますが、音楽も「根性」でやっていたのがかつての吹奏楽部でしょう。尤もその理由の根源はコンクールがあるからなのでしょうけど、大学オケでも勉学そっちのけで楽器にのめり込む学生も随分いました。
時代の変化を最も顕著に表わしている分野かも知れません。
投稿: ていほう | 2021年7月25日 (日) 16時53分
何でもやり過ぎというのは如何なものかと思うのですが、そう言えば今年は高校野球で所謂名門校が次々と敗退しているようです。
分析された方の話では、「コロナ禍で、今までのように遠征して練習試合が出来なかったことで調子が狂った」のだとか…。
そんなことを言ったら、私立の名門校でなければ、どこもそれほど変わらないのでしょう。そもそも公立の学校は、我武者羅にやるよりも効率重視です。
このコロナ禍で何となく感じるのは、何事もやり過ぎずに、ある程度の所で諦めることも肝心ということです。
高校時代の思い出は、我武者羅にやった自分でしたし、それが後に経験として生きていることも事実ですが、そうでなくても活かせるものがあるのではないかと感じてしまいますね。
だからと言って、コンクールとか全て排除してしまうというのは、少々乱暴ですから、今までどおりを活かしたうえで、新たなスタンダードが見つかっていくと良いと感じます。
投稿: 語る会 | 2021年7月31日 (土) 10時21分
> 語る会さん
我が茨城も決勝戦であの常総学院をおさえ、鹿島学園が優勝。決勝なので番狂わせまでとはいかないかも知れませんが、鹿島学園は今回甲子園初出場になります。
ちなみに名門土浦一高から東大にいった投手がいました。その子は常総学院の誘いも蹴って土浦一高に行ったとも聞いています。県内屈指の進学校なので、勉強だって相当大変です。やる気さえあれば、必要最低限の練習量で両立出来るのでしょう。
投稿: ていほう | 2021年8月 1日 (日) 00時33分