テレビで見た椅子
初めて見たときに、すぐにピンときました。テレビCMで見た事を。
背もたれがやたら長い椅子。細野晴臣氏による「銀河鉄道の夜」の音楽が流れているのが印象的。80年代だったかしら。今となっては一体何のCMだったのか思い出せませぬ。
その椅子が置いてあったのが、ラジオ収録の現場。このBlogで何度か触れている「わたしの企画」応援します!でした。会場下見の記事ではその椅子も写っておりました(2021年7月15日参照)。
で、生演奏収録では、その椅子に座って演奏。このCharles Rennie MackintoshがデザインしたHill House Chair。1902年の作だそうな。今はCassina社が復刻品を販売。後で調べたら40万近くする!
演奏していたときは、値段は知らないものの、何となく「芸術品」に座っているという意識はあって、いつもとは違う心持ちでした。実際の音には反映されている!?
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コメント
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建築・椅子好きの者です。写真の椅子は名作「ヒルハウスチェア1902」・・ではありません。カスミセンターの記事写真で全体を見ると、一見ヒルハウス風のスタイリングで、デザイン、構造、素材が異なる後世の作のようです。作家名はわかりませんが、著名なデザイナーかもしれません。
「ヒルハウス」は、あまりに衝撃的で、影響を受けたデザインが数多くあります。建築家F.L.ライト、安藤忠雄も良く似た椅子をデザインし、カッシーナで販売しています。影響というより、もはやオリジナルへのリスペクトまたはオマージュのレベルです。マッキントッシュの個性はそれらを通しても強烈に感じるので、ある意味スゴイことだと思います。したがって、ていほうさんの演奏に反映されたのも間違いないでしょう。80年代のCMの椅子、見てみたいですね。
投稿: 茶房「和」亭 | 2021年8月18日 (水) 17時38分
> 茶房「和」亭さん
ご指摘有り難うございます。違っていましたか...。実はカスミつくばセンター内には、いくつか美術品も飾られていまして、この椅子に関しても説明があったかも知れません。よく調べずに書いてしまいました。次回訪れたときには訂正記事を。
ちなみにCMの方は本物のHill House Chairだったと思います。細野氏ご本人も出演されていたと記憶しています。
投稿: ていほう | 2021年8月18日 (水) 18時02分