植木昭雄デビュー20周年記念リサイタル
学校は違いますが、同期に当たります。演奏仲間でもあるのですが、実は啼鵬のCelloの先生でもあって、ほんの数回しかレッスンは受けていないのですが...。その植木昭雄先生のデビュー20周年記念リサイタル。
今回は啼鵬も関わっていて、メイン・プログラムであるHaydnの協奏曲の編曲を仰せつかりました。本来ならば管弦楽で伴奏しますが、弦楽五重奏で出来るように、編成を縮小。まぁ、スコアの整理なので、誰がやってもたいして結果に変わりは無いのですが...。
兎に角一晩に協奏曲を2曲も演奏するなど、簡単なことではありませぬ。植木先生も舞台で仰っていましたが、「仕事ばかりしていると、こういった練習をしない」と。確かに。
「リサイタル」というのは論文発表のようなもので、自分はこれだけ勉強しました、こんなレパートリーも開拓してみました、といったような事を披露する場。オーケストラで言えば音楽監督が熟慮したプログラムを演奏する「定期演奏会」に相当。
植木先生の20年の歩みが、この一晩で分かるような演奏会でした。メイン曲の編曲という大役、啼鵬なんぞで良かったのかしら。会場には先生の先生もお見えになっていらっしゃいました。お弟子さんの成長を何よりも喜んでいらっしゃった事でしょう。
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