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2021年11月30日 (火)

さよなら飯田市公民館ホール

 先日Sonor Clarinet Ensembleと立った飯田市公民館ホール(2021年11月28日参照)。なんと来年で終わってしまい、取り壊されるそうです。

Iidakominkanhall 啼鵬がSonor Clarinet Ensembleの皆さんと、初めて共演したのが第5回定期演奏会(2005年10月30日参照)。以来毎年共演しているのですが、何度かは文化会館でやったものの、大半はココ公民館ホール。手頃な大きさで、Sonorもまるで自分達の部屋のように、自在に振る舞っていました。お陰で数々の名場面を生んだこの舞台。

 啼鵬にとっても思い出の詰まった舞台です。常設のPianoはYAMAHA CF(2019年11月25日参照)。何度も弾かせて頂きました。こんなにも何回も同じホールのPianoを弾くなんて、恐らくココしかないと思います。地元ホールのPianoですら、そんなに弾いておりませぬ。

 無くなってしまうのは残念ですが、たくさんの思い出を有り難うございました。間違い無く啼鵬の記憶に残るホールです。

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

いよいよ取り壊すんですね。
ステマネをこちらでもやらせていただきましたが、文化会館の方が使い勝手が良くて、あまりこちらのインカムは得意でなかったのです。
指示出ししても、勝手知ったるなのか、ほぼ言う事を聞いてくれない職員で、手を焼いたことも得意でない理由だったような…。

まあ、それはさておき、こちらのホールではかつて実施していた音楽祭の演奏会で、シューベルトの八重奏曲を聴いたのが思い出されます。
この音楽祭は、日本のプロが主にドイツを中心としたプレイヤーから学び、それを成果発表するものでしたが、ラストイヤーで披露した同曲は、講師である弦バスの方が、それはそれは楽しそうに弾いていたのが印象的でした。日本人の真面目さを判っていたのか、「ほら君たち、音楽とはこうやって楽しむものなんだぜ!」と言わんばかりに、あちこちにアイコンタクトを取られていて、それが演奏にも反映されて、すこぶる素晴らしい演奏でした。全然知らないお客さんから「良い演奏でしたね。」なんて言っていただけるほど。それも何人もの人から言われた時には、当時スタッフとして参加していた自分としては、冥利に尽きる想いでした。

> 語る会さん
 ホールにはそれぞれ癖といいましょうか、響きのみならず、形状、備品、そしてスタッフなど、特色を語る要素はたくさんあるでしょう。今となっては思い出となっているのでは?
 問題なのはこのクラスのホールの後継がないことです。今後どうするのでしょうか。

そうなんです。一番の問題は後継のホールがないということです。
椅子を自分たちで設置すれば、かのスタインウェイのあるホールとかありますが、定員はせいぜい100人程度。ちゃんとした音楽ホールでないのが痛いところです。

本当は文化会館に小ホールとか併設されていると良いのですがね。
財政的にも、(土地がなくて)場所的にも難しいというのが現状のようです。

> 語る会さん
 Steinwayを100人で聴くというのも、何とも贅沢な感じですな。
 ところでPiano導入に関しては、当然各社が鬼のような営業をかけるワケで、そこでYAMAHAでもKAWAIでもなく、Steinwayが通ったという事は、ブランド力を買われたのでしょう。公民館ホールにYAMAHA CFが入っていたのもその布石です。

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