看板娘、輿入れ
凄い楽器がやってきました。水戸市のライブハウス、GirltalkのPianoが新調(2021年7月21日参照)。いや、新品楽器がきたワケでは無いので、新調とは言わないか。
やってきたのはYAMAHAでもなければKAWAIでもなく、Steinway & Sonsでもない。なんとBECHSTEINではないか! このBlogの楽器カテゴリーにも初登場のメーカー。しかもウォルナット仕上げ。
う~む、コンサート・ホールでさえ、BECHSTEINを置いているハコは、決して多く無いのに、ましてやライブハウスなんて、下手すりゃココだけ!とは言わなくとも、日本で数えるほどでは?
Mod.M-180と思われますが、まだこの店にきて間も無いと言うに、もうこんなに馴染んで。この日は小林萌里嬢、Tangoのみならず、Classic曲も披露。その音色たるや、この楽器の隅々から集まってきた雫のよう。勿論彼女の腕前あっての事ですが。
この看板娘、今後Girltalkのウリになる事うけあい。個人的にはFebian Reza PaneさんのSoloが聴きたいなぁ。
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店の方に聞きましたが、あのベヒシュタインに決まるまで紆余曲折はあったものの、初見で運命を感じたそうです。「ピアノが店を選ぶ」ということもあるのでしょうね。ずっと昔からそこにあったような存在感にもその話から納得できます。さすがの名店です。ピアノに性別があるとしたら、あの優美な色と佇まいはやはり「貴婦人」のイメージですね。これからが楽しみです。
投稿: エルカルテート2021 | 2021年11月11日 (木) 22時40分
> エルカルテート2021さん
あります、一目惚れ。私もこれまで購入した楽器でもありました。他の人でもよく聞きますね。
これからたくさんのプレイヤーと出会う貴婦人に、大いに期待しております。
投稿: ていほう | 2021年11月12日 (金) 11時07分