« Figur & 啼鵬のご案内 | トップページ | ホールの開演前カレー »

2022年2月19日 (土)

新進演奏家育成プロジェクト 第65回 仙台

 若い方の演奏を聴くのは楽しいです。今回は新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ第65回仙台というもので、いくつかの地方オーケストラがフレッシュな演奏家の伴奏をする企画。

Orchestra65 今回聴きに行ったのは、ご縁のあるプレイヤーが出演するからでした。このBlogにも何度も登場しているSaxophone演奏家、栃尾克樹さんのお弟子さん、斎藤佳音さんが出演。Glazunovの「Saxophone Concerto」を演奏。

 実は斎藤さん、栃尾さんと共に啼鵬、演奏会で共演(2019年5月6日参照)。いやはや、あれから3年近く経ちますか。そしてオケ・バックで協奏曲を演奏されるまで成長。なんと素晴らしい事でしょう。

 そして今回の演目、そう言えば生演奏は初めての曲ばかり。あ、いやGlazunovは演奏した事がありました。SaxophoneはOut of The Standardでお馴染み、大和田の雅兄上。啼鵬は弦楽合奏団弓組でContrabassを。指揮はこれまたOTSの牛渡克之さんで(2015年10月4日参照)。

 ところで少々驚いたのは、演奏が終わった後。ソリストの若人達が退場し、伴奏を務めた仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・マスターが挨拶。更に自ら分散退場の案内を。なんか、時代は変わったなと。コロナ禍はともかく、オーケストラという存在を身近なものにするのか、とにかく演奏面以外も、自分達はこういう楽団ですよ、というアピールを感じました。

 思えば仙台フィルの演奏を生で聴くも初めて。時折ご一緒させて頂くTrumpetの戸田博美さんや、高校大学の後輩が在籍していたり。素晴らしい演奏を有り難うございました。

« Figur & 啼鵬のご案内 | トップページ | ホールの開演前カレー »

レポート」カテゴリの記事

コメント

良い企画ですね。若い方にとって、プロのオーケストラが伴奏してくれる経験ってなかなか無いと聞きますから。(勿論、選んでいただける腕前であることが、大前提でしょうがね。)

私が地元のアマオケに事務局長として在籍していた時にも、地元の演奏家の方から、定期演奏会とは言わないから、自分の弟子に経験させるためにも演奏会に出演させてもらえないかなと依頼を受けたことがあります。
アンテナを張っていると、そういう面白い企画というのは、案外飛び込んでくるものです。私自身、別の演奏会の企画をしていた関係から、第九演奏会のソリスト選定とかに役立たせていただいたものです。(こういう情報網って、引き継いでできるものじゃないですからね。要はアンテナを張って、相手との信頼関係を築くことが第一ですからね。)

> 語る会さん
 それは語る会さんの人徳、人望、人柄の賜物ですよ。私の知るアマ・オケでは、外部からの依頼を殆ど断り、フタを開けてみれば自分達の好きな事しかやっていない、といったある意味アマチュアらしい活動をしてる団体もありますから。
 また是非、そういった企画に携わって欲しいものです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Figur & 啼鵬のご案内 | トップページ | ホールの開演前カレー »

2025年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ