MONK/MONK IN EUROPE
今月初めに映画を観に行ったときに(2022年2月1日参照)、予告編をやっていて、こりゃ絶対観なきゃ!と思っていました。
Jazz史上、最も個性的なアーティストと言って良いでしょう。Thelonious Monk。今年没後40年を迎えます。映画としては2本立て。
実は想像していた映画とは違いました。この方、天才の例に漏れず、蛮行奇行が目立った人だったので、そういう面がクローズアップされるのかなと。全然違いました。当然メインは彼の演奏。
Monkを初めて知ったのは中学生のときでしたが、そのときはサイドメンとしての演奏。しばらくしてリーダー・アルバム「Brilliant Corners」を買ったのですが、当時のテーホー、そのアルバムを理解するには若すぎました。Jazzもほんの氷山の一角しか知らなかった時代。
あれから何十年も経つと、Monkの魅力が心に突き刺さるようです。この映画、ドキュメンタリーと言うより、単に彼に関する映像を綴っただけ、と言えばそれまでなのですが、それで十分で、Monkの魅力をこの2本の映画が全て物語っていると言っても良いかと。
そして改めて、水野晴郎さんじゃありませんが、「いやぁ、映画って本当にイイもんですねぇ」。こういった映像、DVDでも発売されれば自宅でも簡単に観られるかも知れませんが、「価値」とはそういうものではありませぬ。映画館で観るからイイのです。またこのあまや座。サイズ感と言い、啼鵬好み。もちろん大勢で観るのも良いですが、何かイイものを、分かり合える仲間同士で共有しているような、そんな空間。
今後も上映作品に期待します。
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コメント
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私にとって衝撃的だった「バグスグルーブ」から、実に半世紀。動いて冗談を言っているモンクの「生態」を見るのは今回が初めてでした。
そして、あの帽子、ステップを踏みながら、くわえたばこの演奏姿からは、今までにないほど音が生々しく感じられました。やはり映像のチカラは凄いです。
ミニシアターの魅力、同感です。遠くても不便でもそこに足を運ぶという動機に、全てが凝縮されているように思います。
それにしても平日午前の回にもかかわらず席の7割が埋まるとは・・。まだまだ映画文化は健在ですね。それともバップ、いやモンク・ファン健在でしょうか。
投稿: エルカルテート2021 | 2022年2月23日 (水) 20時10分
> エルカルテート2021さん
実のところ、動いているモンクを見るのは初めてでした。音と写真ばかりでしたので。咥え煙草とステップ...。昔「題名の無い音楽会」で、羽田健太郎先生が青島広志先生にJazzの弾き方指導をする場面があり、形より入る〜という部分で、そういう指示をしていました。
私が予約したときは、残り17席となっていました。行ってみたらあんなに沢山。喜ばしい事です。
投稿: ていほう | 2022年2月23日 (水) 23時33分