岸徹至ソロ・ベース・ツアー【水戸】
随分前に1度聴きに行った事がありました。ベーシスト岸徹至さんのソロ・ライブ。今回水戸に来るというので、久しぶりに聴きたくなって行ってみました。
今回は初のツアーなんですって。おっと!山形ではMERCYではありませんか。啼鵬も出演した事があります(2016年2月14日参照)。そして水戸は千秋楽! いきなり行って驚かせようとも思いましたが、満席で入店出来ず、なんてのも困るので、一応予約を。
いやはや、モノ凄い演奏を聴かせて頂きました。以前のソロ・ライブからパワー・アップどころの話じゃありませぬ。ツアーに至る経緯をお話しされていましたが、そりゃ様々な楽器1日6時間練習。岸さんだったら直ぐに巧くなるわな。更には「あれ?岸さんて、超絶技巧派ベーシストだっけ?」と言いたくなるような凄腕演奏。
Wood Bassのみならず、Electric BassもまるでGuitarのように操り、挙げ句の果てにはStanley Jordan奏法(!?)まで極めている。
う〜む、こうしちゃいられない。アタシも頑張らなくては!岸さんの極め方、ハンパないっす。もしBandoneonも練習しだしたら、あっという間に弾けるようになるような勢い...。
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コメント
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私もベーシストの端くれとして、こういう演奏会には興味があります。
まあ、自分じゃ到底できない領域なので、余計興味がそそるのかもしれないのですが…。
CDもたまにベース系のモノを見かけますが、どれも水準の高い演奏が多くてビックリです。
たまに若い子に聞かれるのが、「やはりベース系のCDを聴くんですか?」という質問。それに対しては「聴くこともあるけれど、そこばかりに捉われていると、幅が広くならないから、もっと色々な音楽を聴くようにしている」と答えますが、金管奏者だと金管楽器の演奏だけというのは、やはり幅が狭すぎますからね。興味の持ち方も一緒にアドバイスするのですが、如何なものなんですかね?
投稿: 語る会 | 2022年7月 2日 (土) 09時47分
> 語る会さん
ちなみに岸さんはTubaも吹きます。前回伺ったライブでは吹いていました。
ご自身の演奏する楽器は、あくまで音楽の入り口にすぎないので、そこから様々な音楽に広がっていくべきです。私なんぞは○○君と知り合っていなかったら、この音楽を知る事は無かった、なんてのも結構ありますし。
投稿: ていほう | 2022年7月 3日 (日) 06時42分
興味の対象が、自分のセンパイだったりすると、幅は狭くなる感じですよね。(勿論、音楽大学とかいうなら、話は全く別物で、所謂高校のクラブ活動とかの範囲でのセンパイですが…)
そういうところから、あの音楽家の演奏を聴きたい、この指揮者でこの作曲家ならこんな音楽を披露してくれるんじゃないかといった興味を持ち始めてくれると、話も広がっていき、「ムムム、お主なかなかやるのう」って感じになるんですがね。(だから私も幅は狭いと感じます。知らなかった曲や、聴かず嫌いの曲なんて、ゴマンとあるわけですからね。)
投稿: 語る会 | 2022年7月 4日 (月) 11時10分
> 語る会さん
私がそういう視点から音楽を聴けるようになったのは、随分経ってからでした。それまでは演奏家を聴くのではなく、曲を聴く事に集中していて、演奏家(指揮者・オケ)の個性には目を向けられなかったのです。
何がきっかけだったかは分かりませんが、そういう意味ではスタート・ラインに立ったのは遅かったですね。
投稿: ていほう | 2022年7月 4日 (月) 16時53分
私も、スタート・ラインに立ったのは、決して早くはないですよ。
そもそものきっかけは、高校時代に恩師が聴かせてくれた、全日本吹奏楽コンクールでの「ダフニスとクロエ」です。格好いい曲だな程度に聴き始めたのですが、これが実はオーケストラ曲だったのかと知り、じゃあオーケストラならどんな音がするのかから始まり、当時読んでいた雑誌から、フランス物を得意とした指揮者やオーケストラを知り、ようやくCDを買って聴き始めたのです。これも高校時代に全てやっているなら、まあ早い方かと思いますが、オーケストラを聴くに思い至るまでには、数年を要しています。
でも、スタート・ラインに立ってしまえば、自転車に乗れるようになった子どもと一緒で、あとは興味がどこまで深まっていくかは本人次第です。止めるも良し、進むも良しで良いのではないでしょうか?
投稿: 語る会 | 2022年7月 5日 (火) 09時42分
> 語る会さん
懐かしいです「ダフ・クロ」。偶然にも私がこの曲を知ったのも吹奏楽版が先でした。某団体への編曲で。
吹奏楽でオケ曲を知る場合、オリジナル版はこんなに長いんだ、とまず認識しますね(笑)。
残念な吹奏楽指導者は、オケ曲をやるときでも、参考にするのは別団体の吹奏楽版だと聞きます。こだわりなのか、ホントに知らないのか...。
投稿: ていほう | 2022年7月 6日 (水) 05時59分