Monte Piano
何ともこの芸術的にペイントされたPiano。
先日演奏させて頂いた(2022年9月8日参照)、サッカーJ2モンテディオ山形の試合会場に設置された楽器。もはや原型が何か分かりませぬ。蓋のブランド名まで白く塗ってあるし...。
弦が張ってある中を見ればすぐ分かるのですが、このBlogにも何度か登場しているYAMAHA CFです。え!? フルコンをこんなに塗りたくって...。う〜む、勇気ある行動と言うのか。メーカーのフラッグシップモデル。なんで?
して、いざ弾いてみると、うぅぅ、CFが...。ま、鍵盤の手触りはビミョーですが、さすがですわ。腐っても鯛! この日もほぼ野外のステージ。これまでもかなり風雨にさらされている事でしょう(涙)。最高級品って、そういう耐久性にも優れているのか...!?
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写真で細部を見ると、ラッピングピアノのようです。全体に外装シート貼り付け後、その上にいろいろ描きこんでいると思われます。
派手な外観のストリートピアノは、ほぼラッピング施工だそうです。
イメージの一新と同時に耐水性も上がり本体を保護する、
とは専業メーカーの言ですが、音質は・・・「変わる」でしょうね。
このピアノ、外観に修復しがたいキズでも出来たのでしょうか。ラッピングされた事情はわかりませんが、この姿になっても弾かれ続けることは、CFにとって幸せなような、不憫のような。
投稿: エルカルテート2021 | 2022年9月14日 (水) 17時47分
> 得るカルテーと2021さん
ラッピングですか!? って事は、シートを剥がせば別な姿にもなれるのでしょうか...。
てっきり直接ペイントされたものと思ったので、気にしていませんでしたが、スゴい技術ですね。
投稿: ていほう | 2022年9月15日 (木) 23時20分
ご推察のとおり、低粘着シートなので剥がせば素に戻ります。
ラッピングは、乗用車の色変え手段として、10年くらい前から商業化されています。
(いわゆる「痛車」は元祖カー・ラッピング)
日本では2000年ころ公共バス、鉄道車両、航空機の広告、特別カラー・デザイン用として広まりました。
これを「ピアノを木目に変えたい」という需要に応用したのが、ラッピングピアノです。
木目シートは音質変化にもこだわり、「ピアノ専用」開発したそうですが、ストリートピアノには自動車用シートが使われていそうです。
このラッピングCF、細部仕上げが何となく甘いのは、そんな事情かもしれません。
投稿: エルカルテート2021 | 2022年9月16日 (金) 12時22分
> エルカルテート2021さん
なるほど、ようやく謎が解けました。バスの広告とか。よく見かける車両全体をペイントしたような広告。そういうカラクリだったのですね。しかも飛行機まで!
投稿: ていほう | 2022年9月16日 (金) 21時18分