ピンクのサックス
「国際音楽の日」を額面通りに受け取れば、世界規模でのイベントという事になりますか。その大舞台に立った啼鵬とサックス日和の皆さん(2022年10月1日参照)。
実はこのステージでデビューした楽器が! Tenor Saxophoneのメンバーが楽器を購入。基本、受注生産のモデルなのですが、今回は半年も待ったと。しかもハナシによると、現時点ではメーカーさん、コレが最後の受注。金メッキが世界情勢により困難に。なので今年3月分までで、受注は停止。滑り込みでオーダーしたってワケ。
で、本題の楽器。お気付きでしょうけど、色が金でもなく銀でもない。ピンクゴールドメッキ仕上げ。この種の楽器は、ラッカー仕上げか、メッキ仕上げかでまず別れますが、メッキ仕上げの方が高く、当然音にも影響します。
啼鵬もこれまで、たくさんのSaxophoneを見てきましたが、Tenorでピンクゴールドは初めて。
ちなみにサックス日和のメンバーの中には、Sopranoでこのピンクゴールド仕様を使っているプレイヤーが。なので滅多に見られないツーショットも。照明の関係で色合いがビミョーですが。
楽器を新調するって、普段の生活も変わります。この所有する喜び、ウキウキ感は他のアイテムでもあるでしょうけど、楽器も例外ではありませぬ。
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古いセルマーマーク6をオーバーホールする過程で、全部品をピンクゴールドメッキに加工する、という動画を観たことがあります。このメッキは金・銅の合金で、硬度が高く、キズや変形の耐久性に優れるそうです。単に色味だけでなく、機能向上もあるんですね。
2ケタ万円の費用がかかりますが、専門業者が完璧に仕上げて納品された楽器は、もはや唯一無二のカスタム仕様。
しかし、ユーザー心理としては、やはり楽器メーカーの受注仕様の方がレア感があって、尊いのでしょうか。
ちなみに車で言えば、「特別仕様」派か、「自前カスタム」派か。どちらも毎日、ウキウキする事には違いありませんが。
投稿: エルカルテート2021 | 2022年10月 7日 (金) 22時36分
> エルカルテート2021さん
メッキはそれぞれの音色の違いもあるようで、さすがに私はそこまで詳しくはありません。基本、弦楽器人間の啼鵬は、古さや一点物に価値を見出すので、言ってみれば「ヴィンテージ」派ですか。
どうしても消耗品という側面がある管楽器と違い、弦楽器は何百年と受け継がれ、使い続けます。長く使っていると飽きるかというと、これがそうでは無いのが不思議ですね。
投稿: ていほう | 2022年10月 7日 (金) 23時37分