トモアタンゴ祭2022
このタンゴ祭、本来ならば昨年行われていたはずでした(2021年8月13日参照)。メンツは変わったものの、編成も拡大してオルケスタとして実現!
コンサートMCでも触れましたが、人数が増えればそれだけ調整が大変。にも関わらず、弦楽はセクション練習を敢行したり、今回の公演にかける情熱は、並々ならぬものがありました。
そして啼鵬にとっては、久しぶりの2台Bandoneon。まぁ、久しぶりもそうですが、そもそも啼鵬のキャリアの中で、Bandoneonが複数でなんて、極めて稀。教室である長野Bandoneon倶楽部の本番はともかく、NHK「ときめき夢サウンド」に京谷弘司さんと出演したのを皮切りに、ほんの数えるくらい。
その相方となった清川宏樹氏、啼鵬よりも一回り以上若く、それでいて知識や技術面はアタシを遥かに超えていて、非常に頼もしい演奏家でした。
育っているんですね、そうやって若手が。これは日本タンゴ界には大きな希望です。弦セクションもトップが代わる代わる若手も経験。外薗美穂さんの指導の賜物なのでしょう。今アタシの背中でSoloを奏でているのは誰かな、と想像しつつ演奏していました。
更に個人的には西嶋徹君と久しぶりにTangoでご一緒出来たのが嬉しかったな。何年ぶりでしょう。弓組や笹本玲奈さんといった他のジャンルではときどき。
お忙しい中、お越し下さいましたお客様、有り難うございました。
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確かに延期でパワーアップ感がありました。横長の対面席で聴かせていただきました。
2台のバンドネオン、ゴージャスな弦楽隊の響き、オルケスタが何度も登場する演出にもワクワクさせられました。
北関東の街でこんなTANGOが聴けるとは夢のような時間でした。
今後、年に二度、関西と関東で「オルケスタでタンゴ祭」が実現したら素晴らしいですね。
その前に、感動のドキュメンタリー映画「Cafe de los MAESTROs」上映会ですか。楽しみは尽きません。
演者の皆さんのTANGOへの熱い想いは十分伝わったと思います。
秋の終わりに今年最高のプレゼントをいただいたような夜でした。
投稿: EQ.2121 | 2022年11月26日 (土) 22時04分
> EQ.2121さん
ご来場有り難うございました。私にとっても夢のような時間でした。そしてこのような企画を立案、実行に移してくれた萌里嬢にも感謝です。彼女の行動力にはいつも脱帽!
40年近くタンゴを演奏してきて、まさかこういう日がくるとは思いませんでした。次の機会を願って頑張りたいと思います。
投稿: ていほう | 2022年11月26日 (土) 22時27分