ここにもC6
少し前の本番。東北芸術工科大学サクソフォン研究会の皆さんとの「春のサクソフォンコンサート」(2023年3月17日参照)。ここで弾いたPiano。
YAMAHA C6でした。以前このBlogでも記事にしましたが(2020年1月29日参照)、Cシリーズでの偶数型番は、なかなか遭遇しませぬ。そしてこの楽器、なかなか素晴らしい。
その素晴らしさは楽器自体もさることながら、このホールとの相性も良いのかと。間違いのないCシリーズに、ちょうど良いハコ。一見古い施設にも関わらず、響きがなかなか良かった事は、以前の記事で書いた通り。
しかも聞けば、ここのPianoが良くて、おさらい会をこのホールで催す先生もいらっしゃるとか。それは納得です。また弾きたいですが、どうやらこのホール自体も近い将来、無くなるとか。どうやら啼鵬と同い年。老朽化も目立つようで。でも新しいホールには、この楽器も引き継がれるかしら。
また会おう!
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十年以上前のことですが、ピアノ教室を営む知人が演奏会もできるようにと建屋改築し、それを機に入れ替えたのがやはりC6でした。
拡大したスペースでの先住C5の響きは、客席側には今一つ。かといってC7、CFではオーバースペック。当時発表間もないC6を試したところ、C7に近いパフォーマンスながら、弾き手にも客席にも気持ちよく聴こえ、まさにピタリのバランスだったそう。
「中小ホールのニーズが増えたのでC6が作られたのでは?」とはその知人の推察。
写真ではステージしか分かりませんが、数十名キャパのホールだとしたら、その説とおりC6ジャストの空間なのかもしれません。
投稿: EQ.2021 | 2023年3月28日 (火) 21時54分
> EQ.2021さん
ハコのキャパとのフィット感もあるのかも知れませんが、何となく「6」というサイズが、意外とYAMAHA Pianoの性能を引き出す、ツボなのかも知れません。何しろ啼鵬史上最高のPianoがYAMAHA S6なのですから。
ちなみにS6と出会ったホールは、今回の会場よりも大きかったですね。
投稿: ていほう | 2023年3月28日 (火) 23時07分