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2023年3月24日 (金)

やはりClassic系か

 先日のYaeさんのコンサート(2023年3月12日参照)で弾いたPiano。

Hankyuchupf ちょっと写真が暗くなってしまいましたが、YAMAHA CFIII。かつてのフラッグシップモデル。ちょうど調律師さんとお話しする事が出来ました。SAというタイプだそうで。

 ただちょっと啼鵬には手に余った感アリ。稼働率の問題なのか、チューニングとしてはマイルドな鍵盤で、音も少々こもった感じ。名手ならば其れでも弾きこなすのでしょうけど、今回のようなバンド向きではありませなんだ。

 その名手が、針の落ちる音も聞こえるような、そんな場面での繊細なタッチが発揮出来そうな、そんな楽器でした。

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楽器」カテゴリの記事

コメント

針の落ちる音も聞き分けられるような演奏会。
滅多にお耳にかかれませんが、かつてズービン・メータ&イスラエル・フィルで聴いた、マーラー:交響曲第9番の演奏会がそういった印象のある演奏会でした。会場は、大阪のザ・シンフォニーホール。その気迫を感じたのか、4楽章前に一部のお客様は退席をしました。その理由は、咳をしてしまうお客様が気を遣って退席したほどの緊張感溢れる演奏会でした。最後の余韻を充分すぎるくらい堪能した後の、割れんばかりの拍手とスタンディングオベーションは、私の演奏会行脚の中でも、忘れられない素晴らしいモノでした。
ちなみにこの演奏会を一緒に聴いた、私の後輩は「自分もプロの演奏家になりたい!」といって、本当にプロ奏者になりました。人生、判らないものです。

> 語る会さん
 なかなか出会えない演奏会でしたね。日本に於ける歴史的名演の1つではないでしょうか。
 かつてアタシの演奏するPiazzollaが、その人にとっての初めてのPiazzollaだった、と何人かから聞いた事があります。啼鵬の音楽で、どれくらい周りに影響を与えているのかは分かりませんが、今後も精進して参ります。

ピアソラの音楽は、私もウィスキー(でしたっけ?)の宣伝で知ることになりましたが、そもそも意外にもクラシックの音楽は、テレビのような媒体では多く使われているのに、実はクラシックだと知らずに聞いていることが多いような気がします。

そういう意味では、人生初のピアソラのはずが、どこか懐かしさを感じたり、受け入れられたりするのも、どこか頭の片隅に記憶として残っているのではないかと感じるのです。

ポップスだと、出典を明らかにする傾向(著作権や映像権の関係でしょうが)にありますが、クラシックはバックで流れていても、いちいち紹介しないから、知らなかったなんてものが多いのでしょうね。

一番の衝撃は、シュワちゃんのアリナミンVが実はショスタコーヴィチだったのは、一番の驚きでした。(作ったCMプランナーすごいなあと、今でも感じます。)

> 語る会さん
 昔、某プロオケのサイトで、テレビで使われているクラシックを調査した事があったようです。確か7〜8割以上だったかと。世の中、クラシック音楽が無いと成り立たないのです。
 確かにあのCMは衝撃でした。ただ現在ではショスタコは権利関係が厳しく、使いにくいというのが業界一般論ですね。

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