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2023年3月27日 (月)

弾き心地と雰囲気

 つくば市内のホテル。地元なんで宿泊はありませんが、仕事では何度か訪れております。でもこの大きな部屋にこんなPianoがあったっけ?

Nikkotsukubapf ま、ホテルなんで別の部屋にあったものを運んでくるってのもアリですか。YAMAHA G3。お、G3てウチにあるのと同じ。しかし木目調!?

 実はホテルなんで、白いPianoとか想像していたのですが、まさか木目調でしかもG3とはね。

 弾き心地は正に「おぉ、これこれ」ってな感じで、言ってみれば啼鵬が一番馴染んでいる感覚。何しろ日常で一番触れている楽器がG3なんで。

 ただこの日はパーティー演奏。曲目も基本はクラシック名曲集から、葉加瀬太郎氏の曲とか。調律がちょっとビミョーで、でもそれが雰囲気を醸し出していて、パーティー演奏にも合っているような感じに。同じG3でも。

 弾き心地はそのままでも、雰囲気が変わる!? Pianoって不思議だなぁ。

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コメント

色彩心理学によると、木目模様の色調と曲線は温かみ、安らぎを感じさせるそうです。
また白は芸術性の自由度を高め、黒は集中力を高めるのに適する、とありました。
仮に木目ピアノが演奏者、聴衆にビジュアル的な影響を及ぼすなら、リラックス系のプログラムには良く合うと思われます。
また、木目用塗装は薄塗仕上げになるので、音質も黒よりマイルドな傾向があるそうです。それもパーティ演奏向きといえるでしょうね。

> EQ.2021さん
 なるほど。木目と黒はともかく、白はその効果を狙った状況に置かれたPianoは、なかなか見かけませんが...。
 ちなみに西洋音楽史上で音楽と色彩の融合に取り組んだのはScriabinが目立っているのですが、Classicでは後が続きませんでした。しかし大衆音楽では大いに発展し、今や無くしてはショーが成り立たない程ですね。

白ピアノが少ないのは、高価、変色しやすい、まぶしくて楽譜が見ずらい、と現実的な欠点が多いのが理由でしょうね。
スクリャービンの音楽・色彩アプローチのことは全く知りませんでした。先人は偉大。
一方、確かにポピュラー界の音響・映像融合の進歩は、マルチメディアARTとしても存在感を増すほどですね。興味本位でその方面を探ると「感性工学」というアカデミックな分野が確立されていて驚きました。しかもルーツはあのゲーテ(色彩論)だそう。まあ、音と色彩が根底で繋がっていそうなのは誰でも納得することでありますが。

> EQ.2021さん
 どうも白いPianoは、結婚式場で見かける事が多く、「芸術性の自由度」とはなかなか結びつきませんでした。
 アカデミックな作曲の世界では、「音そのもので勝負」という意識が強いようで、Scriabinのような試みはなかなか評価されないようです。我が師匠などは文学的な意味をもたせるタイトルを付ける事すら否定的でした。

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