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2023年5月11日 (木)

小ホールにフルコン

 先日のEnsemble Otto Vociとの共演(2023年5月3日参照)で弾いたPiano。

Img_20230503_122759921_hdr YAMAHA CF。楽器の状態も良く、さすがCFと思いました。が...、何となくハコに対してデカ過ぎるような気がしてなりませなんだ。そもそも小ホールのステージに9人もの奏者がいる時点で、大分too muchな感があるのですが、例えばC6とか、それくらいのクラスでも良いのかと。

 ただ、恐らくこのホールが出来てPianoを導入した時代、もしかすると上位グレードでの6というサイズは無かったかも知れませぬ。しかもPianoはサイズの大小で音量が決まるワケでは無いので、まぁ、フラッグシップモデルが入るのも成り行きですか。更に奈落にはBosendorferも眠っていました。

 そう言えば土浦市民会館の小ホールもデカ目のPianoがあって、湖沼会議のイベントで加古隆先生が弾かれてましたな。

 小ホールだからと言って、あまりに小さいサイズのPianoだと、それはそれで拍子抜けするかしらね。あくまで見た目の問題ですが。そう考えると、山形市民会館小ホールのYAMAHA C6や(2023年3月26日参照)、同じ山形市内のテルサ・アプローズのYAMAHA S6など(2015年4月14日参照)、なかなか良いサイズ感。

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楽器」カテゴリの記事

コメント

確かに遠目でも大きいなと思いました。記憶では、ここのホールピアノは小ホール用がベーゼンドルファー、大ホール用はスタインウェイだったと思います。
一方、両ホール共通でYAMAHAも選べる、とある出演者から聞いたことがあります。
その彼も小ホールでYAMAHAを選択しましたが、理由は「弾き慣れているのと、使用料・調律料が安いから」。
選択用YAMAHAにフルコンCFが選ばれた理由は、「大小ホール共用」ということではないかと推測します。もちろんC6発売以前の20世紀の頃の話です。

> EQ.2021さん
 そう言えば聞かれたというか、「YAMAHAにするけどイイ?」と言われたような気がします。もし私に選択権が委ねられていたとしても、やはりYAMAHAを選びました。
 もちろん弾き慣れているからなのですが、そうやってYAMAHAを選ぶ弾き手は意外と多いかも知れません。そうなるとBosendorferの稼働率が気になりますが...。

この小ホールでの稼働率は分かりませんが、同じ栃木市内でもう1か所のべ―ゼンドルファー280を持つホールでは、稼働率は悪くなさそうです。
800席の大ホールのみで、選択用は同じくYAMAHAーCF。そこではクラシックを何回か聴きましたが、CF登場は1回だけ。
ピアニストの知人によれば、「ウインナートーンをこよなく愛する奏者が一定数いて、自然と寄ってくる」そうです。ちなみに隣接の小山市にもベーゼンドルファー200を置く公立の小ホールがあります。
経緯は不明ですが、少数派のピアノに高い確率で遭遇する栃木県南部は、ちょっと特殊な状況なのかもしれません。

> EQ.2021さん
 一般的に高額の備品購入は入札によって決まりますので、栃木県南部エリアの場合は、文化芸術の指導的立場の方が、こだわりをもって指名買いで導入されたのかと推察します。稼働率が良いのもその証拠かと。
 隣県住人として羨ましい限りです。

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