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2023年6月24日 (土)

Castanet試作

 絵は苦手ですが、工作は得意でした。モノ作りを転じて今では曲も作っているというワケですが、その原点に戻るような仕事。

 将来の大工さんを育てようと、チビっ子向けの木工教室を企画。...ってまぁ、こういうのは珍しくも何ともないのですが、楽器を作ったらどうかと提案。啼鵬が小学生のときに図画工作の授業で作った、カスタネットを試作。

Kiyoteho_yamagin3 それを検証...って王子は企画には関係無いのですが、たまたまね、偶然同じ地域に居合わせたので。

 ただ一口に木工教室と言っても、どこまでチビっ子達にやらせるか。安全面の事もあるので。かと言って結局は殆ど大人が作っちゃった、なんて言ったら本末転倒。難しいもんです。

 んで王子。このCastanet、RavelのPiano Concertoの冒頭に使えるねって。

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住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

カスタネットですか。その語源は「栗」とありました。そういえば5月のタンゴ四重奏団名「Cuarteto Castaña」も「栗」由来でした。
妄想ワークショップ・・・「栗農園でカスタネット製作」。出来上がって鳴らしたら・・・石蔵は最高の木工教室空間になるかもしれません。

> 茶房「和」亭さん
 今回作ったのは少し亜流なんですが、私が小学校3年生のときの図工で作ったタイプです。栗農園のあの空間は、様々な企画が似合いそうですね。
 大工に限らず、様々な分野で後継者育成は課題でしょう。将来の名工が集まってくれると良いのですが。

産業界では20世紀のうちにデジタル化が進み、巧の手ワザ継承は伝統工芸くらいになってしまいました。しかし、時代が進んでも、デザイナーの最初のプロトタイプは、必ず手描きスケッチや手作りのモックアップから始まります。
「脳の身体性」という分野の研究では、創造性領域の大半が「手」とリンクするそうです。特に木工は木材セラピーの効果も合わせ持ち、質感を手で感じつつモノを作り上げる工程は創造性を高め、心身ともに良い効果があると言われます。
工作少年が必ずしも大工さんにならなくても、その経験はきっと創造性豊かな将来につながるでしょう。

ラヴェルのピアノ協奏曲。。。
好きな曲なのに、なかなか生の演奏会で聴けない曲目でした。(既に過去形。。。)
CDで素晴らしい演奏を聴いてしまうと、二の足を踏むことになる典型のような曲です。サンソン・フランソワもマルタ・アルゲリッチもどちらも素晴らしかったからなぁ。現代なら、ユジャ・ワンの演奏で聴けたら良さそうですがね。(おみ足ばかりに注目してしまいそう…)

> 茶房「和」亭さん
 やはりそこですよね。自分の手によって形作られる、という感覚が、幼い頃より育まれると、仮に別の分野だったとしても活きてくるかと思います。音楽も似たような部分があります。

> 語る会さん
 私も生演奏では聴いた事がありません。ちなみに2楽章は編曲をし、Pianoと弦楽四重奏で演奏した事がありました。しかもPianoは正にこの王子。

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