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2023年8月27日 (日)

喫茶店のレコード・プレイヤー

 ライブ会場としてお世話になっているOtoyaさん。マスターのレコード・コレクションは、啼鵬の興味を引くものも多く、ジャケットが飾ったりしてあるのですが、なかなか絵になっております。

Otoyasprecord そして圧巻はコレ。SP盤を再生するプレイヤーです。まずはゼンマイを手で回し、レコードに針を落とす。本体手前から音が出るのですが、初めて聴いた人は恐らく驚くかも。音、デカいです。電気を使っていないのに。

 啼鵬はかつて、菅平タンゴ・フェスティバルで初めてSP盤を生で聴く機会を得ました。まだ20代の頃。CD等で復刻された音源は聴いた事がありましたが、ホントのプレイヤーから直に聴いた事は無かったですからね。

 やはりアナログって素晴らしい。最近はアルバムをレコードでリリースするアーティストもいますが、その気持ちは分かります。この音はCDでは絶対に味わえませぬ。今回はTangoやJazzを聴かせて頂いたのですが、是非ともClassicも聴いてみたいですわ。何枚も交換しながら。

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コメント

このコロンビアの畜音機、見覚えがあります。子供のころ実家にありました。フタ裏のマーク、前面のルーバーが眼に残っています。前から覗くと、中に立派な鉄製内蔵ホーンが見えた記憶もあります。今、思うとあの不思議な形状はおそらくエクスポネンシャル・ホーン!
電気を介さない再生音は、どこか清々しく感じた記憶があります。それはこの金属ホーンに依るところが大きかったのでは、と思います。ちなみに、後から買った「SP電畜(ラジオ付)」もありましたが、レコードに関しては、家人は古い「メカ畜」の方で聴くことが多かったように記憶します。

> EQ.2021さん
 おぉ、所有されていましたか。このお店のは、マスターが近年購入したもののようです。
 こういった再生機にあって、電気を使わないというのは、非常に希少な存在かと思います。どなたかが「SP盤はロックを聴いているみたいだ」と仰ったのを思い出しましたが、音の迫力という点では正にそうです。

徐々にではありますが、レコードの良さが見直されているようで、大手CDショップでも、LP盤の新譜案内がよくメールで届きます。
この写真のような立派なモノではありませんが、私もSP盤のレコードプレイヤーを持っていました。
子どもの頃には、アニメソングとかのSP盤をよく買ってもらった記憶があります。
あとは、ひらけポンキッキとか、子供向け番組で面白い曲とか多かったですね。

> 語る会さん
 アニソンのSP盤? それはもしや、ドーナツ盤と呼ばれた、シングルの事でしょうか。今回の話題はもっともっと古い、交響曲など、何枚も交換しながら聴いた時代のですよ。いわゆる蓄音機とも言われていた時代の。Classicの指揮者で言ったらワルターやリヒャルト、トスカニーニとかの。

さらに古い時代でしたか。
そういえば、昔のレコードはそうやって交換していたという話は聞いたことがあります。
私の世代だと、LP盤の吹奏楽コンクール全国大会を収録したモノはありましたがね。

> 語る会さん
 多くが戦前の録音です。かなりCDに復刻されていますが、音質はいわゆる雨降りノイズが入っていたり。それの生(というのも変ですが)を今回聴いたワケです。

先日ブルームーンの満月がありましたが、親たちの愛聴盤の1枚に「ブルームーン日本語版」by灰田勝彦がありました。1930年代録音のSP盤ですが、78回転で4分間くらいの曲がちょうどよく収まる感じでした。他に戦前録音のクラシックやジャズも持っていたようですが、「敵性音楽」の時代に処分してしまった、と聞かされました。
現代ではSP盤もYouTubeで聴けますし、そのSP盤自体も入手できるようです。スゴイ時代ではあります。

> EQ.2021さん
 クラシックだとドイツやイタリアの音楽であれば、敵性では無かったはずなのですが、西洋音楽という事で十把一絡げに処分させられた話を聞いた事があります。
 最近のSP復刻は、盤面をスキャニングしてノイズの無い音源に仕上げたものがありました。曇った音質でしたが。

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