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2023年8月14日 (月)

ミシェル・ルグラン自伝

 凄い本を読みました。紹介してくれたのはBassの西嶋徹君。

Legrandjiden ルグランと言えば「シェルブールの雨傘」に始まり、「おもいでの夏」や「ロシュホールの恋人たち」といった、映画音楽の人、くらいしか認識していませんでした。実はアルバムも買っていて、Jessye Normanとの共演盤。アタシのラジオ番組「限りなく啼鵬の音楽全集」でも紹介しましたが、まぁ、なんと音数の多いPianoだなぁ、と。失礼ながら...。

 特に興味深かったのは、彼が音楽の母と位置づけているNadia Boulangerとのエピソード。なかなかスゴい交流だったようで、読み手は「もし...」を想像せざるを得ませぬ。

 他にも「もし...」案件はいくつかあって、恐らく本国では知られているのでしょうけど、日本では前述の映画音楽作家、下手すりゃ「シェルブールの雨傘」だけ(!?)なんて感じかしら。

 こんなにも啼鵬の認識と、実際像のギャップがあったアーティストも珍しいかも知れませぬ。ちなみにテーホー、前述の映画たちも、音楽は編曲やら演奏、特に「シェルブール~」は小学生の頃から演奏しているにも関わらず、ちゃんと観た事はありませぬ...。スミマセン。

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コメント

私もシェルブールの雨傘は序盤で挫折しました。ミュージカル映画はあまり慣れてないのもありますが、「パリのアメリカ人」などは抵抗なく観られるので、どうも女優の演技に違和感があったように思います。よく聞くのは、ドヌーブにミュージカル経験がなく「全て他の歌手の吹き替え」説。普通の演技はうまくても、ミュージカルの演技はそれとは少し違うのでは?ましてや他人の歌にクチパクでは、その不自然さが感情移入できないレベルだったかもしれません。・・と、言っても全編を観ていない自分には言う資格なしか。
反省を込めてルグラン自伝、ちょっと読んでみたくなりました。

> EQ.2021さん
 恐らくこの題材は、実際のミュージカル舞台でやった方が、全然良いのではないかと。今年も松竹制作で11月に行われますね。
 ルグランの自伝では、様々な人とのつながりが書かれています。残念ながら知らない人、分からない人も登場するのですが、日本でも知られた人物もかなり登場するので、かなり面白いですね。

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