追悼:西村朗先生
驚いているのは啼鵬ばかりではないかと思います。作曲家の西村朗先生の訃報が飛び込んできました。つい最近まで私はNHK FMの「現代の音楽」を聴いていたところでした。
先生との出会いは啼鵬が高校生の頃。1991年2月に行われた、第4回アマチュア室内楽フェスティバルのゲスト・コメンテーターとしてお見えになり、我がダサイ・クサイ・クィンテットの演奏を聴いて下さいました。またこのとき演奏した拙作「弦楽四重奏曲」にもコメント下さり、激励して下さいました。
吹奏楽の世界でも知られた作曲家かと思います。啼鵬が審査員を仰せつかった2015年には、連盟委嘱作品「秘儀III〜旋回舞踏のためのヘテロフォニー」で、その先生の素晴らしい世界観を堪能致しました。
残念ながら先生との接触は前述のエピソードのみで、実際に教えを受ける事は無かったのですが、時折耳にする先生の曲には、尊敬の念を抱いておりました。
心よりご冥福をお祈り致します。
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私、西村先生といえば、N響アワーの司会者のイメージが強いです。
そして、吹奏楽といえば「秘儀シリーズ」ですが、残念ながら一度も音に出したことはありませんでした。
それにしてもまだ69歳とは、若すぎますね。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
投稿: 語る会 | 2023年9月16日 (土) 12時43分
> 語る会さん
そのN響アワー時代の先生の名台詞がありました。「衣食足りて礼節を知る」を、「委嘱料足りて~」として爆笑しました。NHK FMでも難解と思われる現代音楽を、名解説をされていました。残念でなりません。
投稿: ていほう | 2023年9月16日 (土) 13時38分