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2023年10月20日 (金)

最強最低音軍団

 一般的な管弦楽団にはContrabassが何人かいるワケですが、通常の楽器、つまり弦が4本の楽器がデフォルト。

Img_20231008_122639019 しかし先日の東京プロムナード・フィルハーモニカーのBass Sectionは、なんと4人中3人が5弦の楽器。更にもう1人の楽器も、アタシの楽器に付いているHIPSHOTを装着(2018年4月26日参照)。実質5弦楽器相当の低い音が出せるので、つまりは全員がチョー低い音が出せるってコト。ちなみにそのHIPSHO楽器の持ち主も、5弦楽器を所有している模様。

 う〜む、これは時代のなせる技なのか。啼鵬が学生時代、オケの曲を書く際に、Contrabass全員によりも低い音を出させようとしようもんなら、先生に怒られたもんです。5弦楽器はせいぜい半数だと。

 とは言え、こういうのは逆にアマオケだから成せる技かも知れませぬ。楽器マニアも多いし。おカネ持っているアマチュア音楽家も結構いるし。

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コメント

HIPSHOTはドロップチューニング多用のギタリストご用達として見たことはありましたが、クラシック界の超低音用で使われるのは知りませんでした。また、先日行った銀座のJAZZクラブでは、クラブ置きContrabassが当たり前のように五弦でした。確かに最近は「超低音」率がかなり高そうです。
・・「プラス超低音」で思い出したのは、某社アクティ・トラックのスペシャル仕様。スーパーLOW&スーパー・リバース付きで実質6速、さらにデフロックまで備えたミッドシップ4WD。過酷な農家ニーズが生んだ当時最強の軽トラでした。ちなみにアクティ生産終了後、その設計思想は「6MTを持つ軽」として継承されています。

> E.Q2021さん
 Jazzで五弦ですか!? 聞いた事がありません。Electricだと別ですが、Contrabassでとなると稀なケースだと思います。あとは最近の若い人向けですか(笑)。
 そもそも五弦は基本、改造楽器なので、まず自分の愛器を手術するかの決断に迫られます。術後は極端に重くなり、バランスも悪くなるので、そのリスクをどう考えるかですね。

確かにJAZZで五弦Contrabassは、まずいないですね。
久しぶりの東京でいきなりレアなモノを見たので、クラシック界の「五弦持ち増加」がJAZZにも波及?と、勘違いしました。
当日はエレキベースで五弦Contrabassの出番は無し。
その後、JAZZクラブオーナーに確認すると、「五弦」は準レギュラー奏者(60代)の持ち物で、他の出演者も自由に使用可ということで置いているそう。稼働率はそれほど高くないものの、「毎週通えば聴けるよ」とのことでした。どうもこの店特有の事情の使われ方のようです。
持ち主がどういう経緯で「五弦」を手にしたのか謎ですが、何にせよ、かなりレアな状況にいきなり遭遇してしまうのが魔都東京の奥深さ、と思いました。

> E.Q2021さん
 Jazzでは逆に、音域は同じでも小ぶりの楽器を使う人は時折見かけますね。持ち運びが楽だと言っていました。
 低音弾きは大別して2つに別れます。メロディーを弾きたい人と、あくまで低音を出したい人。後者は更に低い音を出したい欲求にかられるようで、五弦や私のようにHIPSHOTを装着。
 Contrabassの最低音は、世の中にそんなに知られているはずもないのですが、五弦等で更に低い音が聞こえると、新鮮に思えるのが不思議です。

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