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今週は気が付くと本番ラッシュ。Yaeさんの兵庫公演(2024年3月24日参照)、TRIO TYDの東京公演(2024年3月26日参照)。その翌日は地元でランチ・タイム・コンサートでした。
何とも長いタイトルですが、実はただランチ・タイムに演奏するのではなく、「食」とのコラボ企画。まぁ、このお値段からすると、すんごい料理が出てきそう!?
んで、演奏の方はと言うと、今回はお馴染み稗田隼人君とのDuo。お互いMultiにも関わらず持ち替えはせず、単一楽器で勝負!...って変な表現だけど。
実は企画していた当初の会場から変更。とは言え、変更するにも我々演奏チームはともかく、料理チームは厨房の関係があるので、そう簡単にはいきませんわね。プロデューサーの重藤直子さん他、スタッフさんも数人。50名の食を用意するので大変です。
果たしてこのお料理。うぅわっ!すごっ! しかもコレ、一部です。もっと他にも。幸い我々演奏家も頂く事が出来やした。フツーそういうのは無くて、お客さんは料金払っているのでゴージャス。演奏者はスタッフなので仕出し弁当とかね。
年度末のお忙しい中、お越し頂きましたお客様、有り難うございました。
厳密に言えば昨年のツアー(2023年11月19日参照)の延長。なので言ってみればTRIO TYDツアー2023年度!?
昨年は地方公演のみでしたので、ようやく東京で。「TYD」の意味も告知。ただ今回はアルバム録音を終えた後ですので、そちらの新曲もご披露。
それにしても前回、同じ場所での公演時も雨(2022年11月23日参照)。そう言えば仲田守さんのアルバム録音の日も雨(2023年1月16日参照)。う~む、こりゃだれが雨を呼び寄せているのか。果たして来月からのツアーはどうなるやら。
年度末のお忙しい時に、お足元の悪い中、お越し下さいましたお客様、有り難うございました。
去年も同じ場所で行ったライブ(2023年3月12日参照)。テーマも同じく、その第二弾。
Yaeさんのお父上様が西宮ご出身というのを、今回初めて知りました。そんな縁の地でライブをするというのは、格別の思いがあったかと。
演奏する側にとっての新曲は無かったのですが、新譜「80億の祈り」をリリースされた後でしたので、その関係の曲も披露。そして我々にしてみれば、レコーディングから回数を重ねてきた曲。少し熟成した感じで、バンドのサウンドも安定してきました。
たくさんのお客様にお越し下さいました。有り難うございました。
同じアルゼンチンの音楽でも、フォルクローレは有名曲をほんの少し知っているだけ。しかもそういう曲は古い曲ばかり。ま、それはそうなんですが、今回聴いたコンサートは、「今の」フォルクローレを聴かせてくれるものでした。
「今の」というのは、つまり現在進行形のこと。そういったアーティストの曲が聴けたのですが、一番の収穫はCarlos Moscardiniというアーティストを知った事ですか。
実は「有名曲をほんの少し知っているだけ」と書きましたが、最近お気に入りのアーティストがいて、その名はCarlos Aguirre。越田太郎丸さんとのセッションで彼の曲をやって、一目惚れ(!?)しました。すぐにアルバムを購入。ただ情報が少なく、一説によるとご家族の介護で、演奏活動もままならないとか...。
話を戻しましょう。今回のMoscardini。Aguirre同様、今のアルゼンチン音楽を知るにとても心に残りました。しかも近々来日するって言うじゃないですか! あぁ、でもその日は...。
演奏の方は馴染みの奏者もいたのですが、特筆事項は小林萌里嬢のPercussionかな。あのリズム感、そしてフォルクローレにおけるフィーリング。改めて彼女のセンスに感心し申した。
そう言えばArt BlakeyはPianoからDrumsに転向。Jack DeJohnetteも鍵盤は相当な腕前。やはりPianoと打楽器は共通の何かがあるのか。まぁ、萌里嬢が打楽器に転向ってのは考えにくいし、そうなると啼鵬も困るのですが、今後も打楽器の方も腕を磨いていって二刀流に!
今回はオール・ブラームス・プログラム。どの曲も啼鵬は経験済み。ただCelloでは初めて、という曲はありました。
まぁ、オケマンにとってBrahmsは避けて通れない作曲家ですが、作曲家啼鵬からするとBrahmsは、ペラペラと語るものではなく、いろいろ考えながらじっくり語りたいクチかしらね。演奏家啼鵬という立場からならば、弦楽器、Piano、加えてClarinetと視点も様々。話は尽きませぬ。
メインの交響曲第1番。初めて弾いたのは大学を卒業した直後。そのときはViolaで。何しろ聴いているだけだと、冒頭のインパクトと、4楽章途中からのすぐ覚えられるメロディーしか残らず、ではいざ弾いてみると、半年も練習しているのに、やっぱ残るのはその部分だけ。「若い」とはそういうコトです。この曲のもつエネルギーはともかく、深みや奥行きを感じるには50年生きてようやく...といったところですか。
東北芸術工科大学サクソフォン研究会の演奏会(2024年3月16日参照)で弾いたPiano。
何度も弾いているSteinway & Sons D-274。正直、苦手意識があるのですが、今回は違いました。音色はやはりSteinway特有の柔らかめなのですが、その響きがこの楽器の置かれた空間に溶け込み、一音一音納得しながら弾いていた感じ。こんなにも響きを体感出来たSteinwayは初めてかも。楽器のコンディションも悪くなかったし。
実はこの部屋、「スタジオ」という名称ですが、リハーサルから本番まで行える、ある意味「多目的ホール」。天井が高く壁もよく音を反射するような感じ。ホントよく響くので、このPianoから奏でられる音も空気と一体化!?
そして一般的なホールと違って、舞台と客席が全く同じ空間なので、それもこのPianoの響きに一役買っているのでは? 何しろ普通のホールの舞台と客席では響きも違うので、楽器を弾いている本人と客席で聴いているお客さんとでは、厳密に言えば聞こえている音が違います。それがこのスタジオでは、弾き手と聞き手の聴いている音が限りなく一致してるかと。
記憶に残るSteinwayでした。
日本の夜の演奏会は、19:00や18:30といった開演時間が多く、これは食事の時間とマルかぶり。フツーの生活をしている人にとっては。これがアメリカだともっと遅い時間から始まるのが一般的のようで、Weather Reportの名盤「8:30」は、ライブの開演時間を意味しております。つまりそれまでに食事も済ませて、音楽を聴くってワケ。更にアルゼンチンはブエノスアイレスだと、Tangoのショーは24:00開演!
東北芸術工科大学サクソフォン研究会の演奏会に出演した日(2024年3月16日参照)。この日は地元でレッスンをしてからの移動で、かなり際どいスケジュール。リハーサルには間に合うも、食事の時間が無い! ちなみにテーホー、腹ぺこだと力が出ず、イイ演奏出来ましぇん!
んま、演奏前は芸工大からの差し入れおやつで何とか凌ぎ、終演後は速攻で片付け、挨拶もそこそこに施設を後にしやした。
で、予めテイクアウトを頼んでおいたカレー屋へ。約束の時間には行けそうにないので、電話を一本。「あのぅ、もう出たんですが、遅れそうで...」って、ソバ屋の出前じゃないんだから!
そしてこのチキン・ビリヤニ弁当。なんか1.5人前くらいな感じでボリューミーでした。
昨年も出演させて頂いた(2023年3月17日参照)、東北芸術工科大学サクソフォン研究会のコンサート。
今回彼女らはグループ名を。冠の「カンパニュラ」には、きちんとした意味もあって、単にその日に着ていた服の色でグループ名を決めた「ブルーブラウン」は、何とも肩身の狭い感じ...。
啼鵬はそのBlue Brown Quartet(略してB.B.Q.)との共演や、レギュラーで組んでいるトリオ、てっちぃずでの出演。場所も近年新たに建てられたやまぎんホール内にあるスタジオ。実は昨年のTrio TYDの山形公演は(2023年11月19日参照)、ここで行われるかも知れませんでした。
スタジオなんで、言ってみればただの箱なんですが、これが天井が高く、壁には音が反射するような工夫がされていたりで、なかなかの響き。弦楽とかやったらイイんじゃないかなぁ。
今回出演した芸工大の子達は、学生時代最後の演奏会。社会人になると音楽が好きでも、楽器が簡単に続けられる状況でなかったりと、学生時代を懐かしむ日が来るかも知れませぬ。今後も是非楽器を続けていって欲しいものです。またいつか会いましょう。
お忙しい中、お越し下さいましたお客様、有り難うございました。
そんなメニュー名ではないのですが、今回カレーがあるならば食べるしかない!
Jazz Pianist熊谷ヤスマサさんのライブを聴きに行った(2024年3月12日参照)お店で食べたチキンカレー。手頃な価格の食事メニューだったのは正直な理由ですが、それより少し高いと思われるポークカレーが「Sold Out」だったから、というのが大きいかしら。美味しかったです。
メニューはおつまみ系が多かったですが、出来たらサラダとか、このカレーに付け合わせられるサイドが欲しかったですね。
Pianoの型番を意識しだしてから初めて聴いたN.Y.Steinway(2024年3月10日参照)。其れを聴かせてくれた名手とは...!?
Jazz Pianistの熊谷ヤスマサさん。実は啼鵬、彼のファンでアルバムも何枚か持っておりまする。動画もチェックしたり。FMうしくうれしく放送の自身の番組でも特集をさせて頂きやした。
当初は水戸出身、というだけで注目したのですが、聴いていくうちに「おぉ、啼鵬好みのJazzだ」、と言ってもこれまでは、生演奏は聴いた事がありませなんだ。今回のソロツアーで初めて聴く機会を。
少々驚きました。アルバムから感じていた印象とは違って、今回は超絶技巧系!? いや、動画でもその種の演奏はありましたが。彼のサウンドは割とContemporary系で、スタンダード中心のセットリストでも、サウンド的にはその方向。しかし曲によってはテンポも速く、鬼の技巧で以てウルトラ速弾きを駆使。Bebop、それもBebopissimo(笑)。う〜む、啼鵬の知らなかった熊谷さんか。
ちなみにこれまた啼鵬が敬愛するピアニスト、Brad Mehldauも演奏している、The Beatlesの「Blackbird」を演奏していたり。明らかにリスペクトしている模様。「Alone Together」の左手の弾き方なども。
実は休憩時間に、お話しが出来ました。しかも熊谷さんの方から話しかけてきて...。まさかそんな接触があるとは思っていなかったので、もしや身分がバレている!? だから話しかけてきた! なんて思い名乗ってしまいやしたが、そんなわきゃない。当然アタシの事はご存知ない様子。あぁビックリした。
また聴きに行こ。
今年もこの日がやってきました。13年前の14:46。
啼鵬はこの部屋でA.R.C.のリハーサルを。ちょうど「La Trampera」を演奏しているときに地震が発生。震度6弱だったと知るのは少し先の話。
実はこの日の事はそんなに細かくは覚えておりませぬ。「La Trampera」だったというのも、あとでVocal,Percussionの山下亮江さんが教えてくれた事。彼女は今でも地震が発生したのが曲のどの部分かも覚えているようで、演奏するときにはいつも震災を思い出すようです。
啼鵬の場合はやはり拙作「along with you」かしら。これまで数え切れないくらい演奏してきましたが、毎回震災関連の様々な事象を思い出し、ときには目柱が熱くなる事もありまする。
今日は在宅だったので、隣の小学校から聞こえてきたアナウンスに合わせて、自身も黙祷を捧げました。
今回は自分が弾いたのではなく、聴いた方。初めて行ったライブハウスで、一応お店のサイトはチェックしたのですが、楽器についてのインフォメーションは見当たりませなんだ。
んで、行ってみると「ほぅ、ここはSteinwayなんだ」と思いつつ、食事をしてライブが始まりやした。演奏者も「ここの楽器はイイ楽器なんで...」と仰っただけ。
しかし、しばらくして足もとを見ると、「ん?あのペダル・ボックスは!?」とN.Y.Steinwayではないか! 休憩時間には中を覗かせて頂きましたが、穴の周りのブツブツは無く、比較的新しい楽器なのか。
帰りがけに店員さんに聞いてみると、やはりN.Y.Steinway。店主のこだわりだそうな。う~む、ココ栃木県小山市はPianoのこだわりのある地域のようで、このライブハウスもその象徴か。隣県ながら羨ましい。
さて、啼鵬にこのN.Y.Steinwayの音色を聴かせて下さったアーティストとは!?
今回で18回目。啼鵬はe-Tax申告最多者です。何しろ元年からやっているので。今年は申告書自体の作成はスムーズ。入力チェックをしてエラー無しなんて、何と気持ちのイイ。土浦青色申告会に行ってチェックを受け、いざ送信へ。
...って、実はここからが気が重い。何しろこれまでの17回、すんなりいった方が少ない!いや、チョー少ない!! んなもんで、すぐには送信する気になれず、心の準備をしているうちに何日か経過。
ようやく重い腰を上げ、毎年恒例のまずは連携ソフトやらイータックス・プログラムを更新。というか事実上のインストールし直し。そしてデータ移行。入力チェックをするとエラー...。「還付される欄に入力されてます」って、そりゃ還付受けるんだもの。あぁ、これはまず還付を受ける銀行口座を入力しないとダメなのよ。
コレ、理屈としておかしくないか? 還付自体はもう決まっているので、「受け取る口座の入力がありません」というエラー・メッセージが正しいと思うんだけど。ま、其れを入力するとエラーは消えやした。
んで、またもや小規模企業共済の掛け金の欄は転記されず。去年も同じ現象(2023年3月10日参照)。これってバグだと思うのはアタシだけ?
そしていざ送信。う~む、成功...なのか。一応30分ほどで終了。あまりスカッとしませんな。2023年の仕事がこれでようやく終わったはずなんですが。
この日は看護学校の卒業式を終え(2024年3月1日参照)、上京してTrio TYDのリハーサル(2024年3月2日参照)。更に夜行バスで山形に移動というハード・スケジュール。リハを終えてバス停近くへ移動。晩メシをどうするか。やはりカレーっしょ。
ってなワケで、時間も時間なんでやっている店も限られていて、ネットで見つけた店へ。
ビリヤニがあったんで其れを。野菜ビリヤニ。こんな器に入ってきたのは、啼鵬ビリヤニ史上初かも。いつもはお皿ですから。見た目よりも量は多かったです。
それにしてもこの時間、行列しているラーメン屋もあれば、このカレー屋さんのように、客はテーホーだけ!といった格差。また来たいですが、次もちゃんと営業しているかしら...。
パソコンの画面は一定時間が過ぎると、スクリーンセーバーが起動したり。これは画面の焼き付けを防ぐため。パソコンは同じ表示をする部分も多く、長時間に渡ると焼き付いてしまうのか。って言うのも30年くらい前、Windowsが3.1から95になったくらいのハナシ。
しかしコレは? 閉店直前の例の銭湯(2024年2月2日参照)。広間に置かれた液晶テレビですが、こんな風になるのか、焼き付くって!? え!つまりこのテレビは、あの部分が焼き付くような番組をたっくさん観てたってコトなのか!? ちょうどアナウンサーの顔の部分。ニュースばかりねぇ。
う〜む、テレビって画面の焼き付きは無いと思っていましたが。それにしても見えない部分があるとストレスだなぁ。
閉店前日の銭湯。メニューが激減した食堂で啼鵬がオーダーしたのは、醤油ラーメンと唐揚げ(単品)。
しかし出来上がったのはコレ。唐揚げ単品のはずが定食に...。厨房のお姉さんも食券を確認して「あら!そうだったわ」だって。「残してもイイですから」と言われても、ガキの頃テレビで散々カンボジアの飢餓問題を観てきたアタシが、残せるはずがない。かと言って、全部食べられるワケもない。はぁ、30年前だったらイケたな。なので持ち帰り用パックをもらいやした。
ちなみに醤油ラーメンは「チャーシューをオマケしておきました」と。まぁ、メニューの多くは終了していて、明日閉店ならばチャーシューを残しておいても仕方が無い、ってコトですかネ。
お姉さん、ご馳走様でした。
先月訪れたときに、もう店じまいする事を知った銭湯(2024年2月2日参照)。
閉館する前日に訪れる事が出来ました。山形市は雪。して、何でアタシこんな格好かと言うと、ココに来る前の日は勤務する看護学校の卒業式(2024年3月1日参照)。その着の身着のままで移動したので。
ただこの後の予定も詰まっていたので、お風呂は諦め。まぁ、先月堪能しましたので。ちなみにネットにレビューも書いておりまする。
ならばお昼ゴハンを。...って、メニューが少なっ! ボタンに赤いランプが点灯しているのは、「売り切れ」。厨房のお姉さんにも「ゴメンねぇ、もう醤油ラーメン、チャーシューメン、唐揚げ定食くらいしか無いのよ」と。
そうかぁ、ならば醤油ラーメンと単品の唐揚げを。 [つづく]
気が付くともうこんな季節。今年度も最後の月。
今回の学年も、昨年同様(2023年3月4日参照)コロナ禍での入学。授業はコーラスではなく、啼鵬のまとめた西洋音楽史。ホント申し訳無い。って、アタシが謝る事でもないのですが、まぁ、今後同業者と話すときに、「ウチの看護学校、西洋音楽史とかやったんだぜ」と、ネタにしてくれれば。
今回も「仰げば尊し」は啼鵬のPiano Solo。34回生の皆さん、それぞれの目指す看護師として羽ばたいていって下さい。
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