« 待っていたビリヤニ弁当 | トップページ | 東京プロムナード・フィルハーモニカー第26回定期演奏会 »

2024年3月18日 (月)

溶け込むピアノ

 東北芸術工科大学サクソフォン研究会の演奏会(2024年3月16日参照)で弾いたPiano。

Img_4341 何度も弾いているSteinway & Sons D-274。正直、苦手意識があるのですが、今回は違いました。音色はやはりSteinway特有の柔らかめなのですが、その響きがこの楽器の置かれた空間に溶け込み、一音一音納得しながら弾いていた感じ。こんなにも響きを体感出来たSteinwayは初めてかも。楽器のコンディションも悪くなかったし。

Img_4331 実はこの部屋、「スタジオ」という名称ですが、リハーサルから本番まで行える、ある意味「多目的ホール」。天井が高く壁もよく音を反射するような感じ。ホントよく響くので、このPianoから奏でられる音も空気と一体化!?

 そして一般的なホールと違って、舞台と客席が全く同じ空間なので、それもこのPianoの響きに一役買っているのでは? 何しろ普通のホールの舞台と客席では響きも違うので、楽器を弾いている本人と客席で聴いているお客さんとでは、厳密に言えば聞こえている音が違います。それがこのスタジオでは、弾き手と聞き手の聴いている音が限りなく一致してるかと。

 記憶に残るSteinwayでした。

« 待っていたビリヤニ弁当 | トップページ | 東京プロムナード・フィルハーモニカー第26回定期演奏会 »

楽器」カテゴリの記事

コメント

ホールの名前は忘れましたが、神奈川県で聴いた演奏会で、ステージと客席がフラットな空間の場所に出会いました。
その時は、コントラバスのソロ演奏会だったので、より一体感があったと感じました。演奏者もお気に入りのホールらしく、日本に来日したら、タイミングが合えば、このホールでは必ず演奏会をしたいと言っていたほどですから、ホールの重要性を感じますよね。

こちらの山形のホールは、写真を見ただけでは、多目的という言葉が似つかわしくない空間のように感じるほど、素敵なホールに思えます。アンサンブル専用ホールというのは、なかなか需要があるとは言えませんが、しっかり根付いてくれると良いのですがね。

> 語る会さん
 こういった空間の難しさは、やはり収容人数によって響きが変わる事です。最近のコンサート・ホールは、客が入っても響きが変わらないよう、客席に仕掛けがしてありますが、さすがにこのスタジオは単なるハコなので。
 こういう会場で無伴奏ViolinとかCelloとか聴いてみたです。

昨年、東海村の多目的ホールでよく似た話を演奏者が言っていました。天井が高く客席と同一フロアーで、かつてないほど響きを感じた、客席が埋まってもリハと音変化があまりなかった、等。客席側でもその響きの気持ちよさはよく分かりました。楽器はBoston GP215(Designed by Steinway)とHammond B3+Leslie‐speaker。要因はいろいろでしょうが、客席にテーブルが多数配置され人が分散していたのも一因かもしれません。同一フロアーという心理的一体感も影響大と思います。いずれにしても好評の意見多く、再演の話がすぐ始まったそうです。演奏会使用は多くはなさそうな場所なのでこれを機に定着してくれれば、と思います。

> E.Q2021さん
 村松虚空蔵でしか行った事のない東海村ですが、そういったホールがあるのですね。いつか演奏してみたいものです。
 Bostonですか。30年以上前、大学の副科試験でいきなり弾かされ、違和感のままボロボロで終わりました。後から思えば、メーカーが違えばこんなにもPianoは変わるのだ、と思ったきっかけになった楽器でした。今でしたらもっと違った姿勢で取り組めます。

先日、東海村のBOSTONを演奏したJAZZピアニストに都内で会いました。そこであらためて弾いた感想を聞くと、「タッチがヘビー級で自分の好みではない」「そもそも遭遇が稀だが、仲間うちでも肯定的な意見はあまり聞かない」とのこと。また、その日の演奏はK.KAWAIでしたが、「委託生産とはいえ、同じメーカーで作っているピアノとは思えない」との感想も。まあ、それはそれでKAWAIがSteinwayの注文どおり忠実に作っている証なのかもしれません。いずれにしてもプロの間でも苦手とする人が多いピアノのようです。

> EQ.2021さん
 やはりそうですか。私が弾いた90年代、確か雑誌等でもかなり宣伝していて、攻勢をかけていた印象です。芸大に納入された(!?)のは実験的だったのか。ちゃんと被験者の意見は吸い上げられたのかしら。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 待っていたビリヤニ弁当 | トップページ | 東京プロムナード・フィルハーモニカー第26回定期演奏会 »

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ