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少し前まで、ビリヤニは単品ばかりで、セット・メニューは殆ど見かけなかったのですが、この前入った駅ナカの店にはワン・プレートでありやした(2024年5月21日参照)。
そして今回はつくばの店で見っけ! チキン・ビリヤニの他、日替わりカレーとサラダ。まぁ、ピクルスやライタが付いている事を考えると、先日の駅ナカ店には及ばないものの、これでも立派なセット・メニュー。啼鵬を満足させやした。
ちなみにお値段も¥1,000チョット。あぁ、探せば結構あるのかな。
実は啼鵬のContrabass、現在入院中。表面板を開ける大手術を受けまする。なので工房から楽器を貸して頂きやした。
今回ガマムジカの本番はこの楽器で(2024年5月25日参照)。楽器が違えば当然、弾く感覚が違うワケですが、ただアタシの楽器とのランクもそんなに違わない感じなので、一番大きいのは張ってある弦。鳴り方が大分違いました。
逆に「なるほどね、この弦はこういう感じかぁ」と体験出来たのは大きいかも。取り敢えず今後、しばらくは使わせて頂くので、その間にこの弦を堪能。
もう指導に行くようになってどのくらい経つかしら。ちなみに10年前の演奏会は大雪(2014年2月9日参照)!
今回も啼鵬はContrabassで参加。ガマムジカ・アンサンブルは練習日によって、2つのグループに分けられています。啼鵬が指導している方は金曜午前中の「星組」。月曜夜の「月組」にはContrabassの団員がいるのですが、星組にはいないので、アタシが賛助出演。
今回の曲は今年生誕150年、没後90年を迎えるGustav Holstの「St.Paul Suite」を。そう、我が弦楽合奏団弓組が今年の公演でやった曲(2024年1月7日参照)。弦楽合奏曲としては定番。ガマムジカでもこれまで何回かやっているようです。
それにしても会場のアルスホール。弦楽合奏の響きが空間と一体化。ここまで音色が馴染むホールも、なかなかありませんな。駐車場が無いコトを除けば完璧なホール!
お忙しい中、お越し下さいましたお客様、有り難うございました。そして星組の皆さん、お疲れ様でした。
数年前から聴かせて頂いております。TRIO TYDでご一緒しております、Baritone Saxophoneの栃尾克樹さんが所属。恐れ多くも啼鵬、スコアを書かせて頂いたりもしやした(2022年10月18日参照)。
今回も1曲目のPurcellから唸らされました。通奏低音なので高橋悠治さんの弾かれる左手の旋律と、Baritone Saxはユニゾンなのですが、その響きたるや「Piano & Baritone Sax」ではなく、もはやそういう音色のする1つの楽器!
また今回は特に思ったのですが、Pianoの音色が非常に特徴的で、「ムジカーザのPianoこんなんだったっけ?」と思ってしまったほど。終演後にわざわざ銘柄を確かめに。Bosendorferでしたが。
そして後半の高橋さんの新曲。あぁ、「高橋悠治サウンド」だ。研ぎ澄まされた感性から紡ぎ出される、まるで絹糸のような音の連なり。結果が全ての商業音楽の世界で、欲とカネにまみれているテーホーには、身にしみる音楽ですわ。
今回は風ぐるまオリジナル作品から、高橋さんのChopinまで聴けました。う〜む、今月はこの前の安藤巴君のリサイタルに続き(2024年5月16日参照)、またもの凄いものを聴いてしまった。心が浄化されやした。
一宮啼鵬倶楽部のライブを終えた啼鵬(2024年5月18日参照)。実はその夜には別のリハーサルへ。
こちらはICBこと一宮市民吹奏楽団と。そう、昨年聴きに行ったバンドです(2023年12月3日参照)。そう、早くも来月には共演のステージが。こちらにも一宮啼鵬倶楽部員で参加しているプレイヤーもいたり。
まだまだこのエリアは未開の地。頑張らねば!
朝食付きの宿泊プランならば問題ありませんが、そうでない場合、朝食の確保は意外と難しいです。24時間営業や早朝からやっているお店なら問題ありませんが、そういう店が周辺にあるとは限らず。
そしてネットで調べたにも関わらず、こういうコトですわ。張り紙がしてあって、店としてはアナウンスをしているつもりなのでしょう。でも其れって、店に行かないと分からない!
チェーン店で個別のサイトが無いので、グルメサイト情報くらいしかキャッチ出来ませんが、そのサイトには「公式」とあるので、トーゼンそこにある情報が「正しい」と思うのはフツーじゃないのかネ。で、行ってみると張り紙。
ホント困る。ちなみにアタシが行ったとき、同じく訪れた御仁も困っていやした。「パンでも買うわ」と言って去っていきましたが。
インド・ネパール系のカレーが日本に広まって久しく、今や犬も歩けば状態か。その波は鉄道駅構内にまで!?
JR上野駅。かつての常磐線終着駅ですから、啼鵬にとっては庭みたいなもん。いつの間に...。この日は上野でコンサートを聴くので、ならば周辺にカレー屋でも出来ていないかと調べると、まさかの改札内に。
時間も早かったのですぐに座れました。と言うか、空いていました。
そして、あったあった、ビリヤニ。なんとワンプレートのセットではないか! このBlogで記事にする度に、ビリヤニはいつも単品ばかりで不満だったのですが、セット・メニューとな。サラダ、ピクルスに選べるカレー、そしてビリヤニに付き物のライタ、更にデザートまで!
こりゃイイ。すっごくイイ。肝心のビリヤニですが、お米が少し小ぶりでしたが、美味しかったです。
限りなく啼鵬の一応動画劇場で既にご存じかと思いますが、なんと愛知県は一宮市に「啼鵬」の啓蒙活動をする、という団体が出現!? なんとありがたや。何しろ啼鵬、なかなかこの地域にはご縁が無く、唯一顧問をさせて頂いている企業があるくらい。
今回、自分のサイトでも告知をしていなかったのですが、取り敢えず倶楽部の方で告知をしたところ、ものの1時間ほどで定員の倍近くの申し込みが! チラシも作る前ですぜ。え?何のチカラが働いたんじゃ。これから啼鵬を知りたい、という方々の情熱ですかねぇ。んなもんでアタシが告知する間でもなく。
果たしてライブが始まると、カラクリが分かり申した。場所を提供して下さったお店の大将が素晴らしい! 彼の魅力溢れる人柄が、このお店に多くの聴衆を集わせるチカラがあるんですわ。
そんな大将に前説をやって頂き、更には前座バンド、グランディール・サクソフォン・アンサンブルの演奏。そして啼鵬登場と、人生で初めてよ。自分のライブに前座がいるなんて...。
ライブはタンゴや啼鵬オリジナルを中心に、教授こと坂本龍一氏の一周忌も。ちなみに動画でもアナウンスしていますが、今回参加出来なかった方のために、12月に追加公演も決定。あくまで「追加」なので、同じ内容をやるつもりだったのですが、この分だとどうしましょ。倶楽部のみんなと相談。
ところでアタシの持っている楽器、ちょっと小ぶりですが、今回の料金箱!? 倶楽部員の傑作です。
かつての啼鵬門下生。と言っても、ほんの一時期和声学を。んなもんで、先生を名乗るなんざぁ、おこがましいにも程があるんですが、その後、打楽器奏者の道を進み、今や大活躍。田中翔一朗君同様「出藍の誉れ」どころじゃありませんな(2016年7月28日参照)。
リサイタルの案内を頂き、聴きに行ってきました。なんと音程のある楽器は1つもナシ。打楽器の世界の事は詳しくないですが、そういうのって打楽器的には一般的なんでしょうか。少なくとも啼鵬から見れば挑戦的なステージ。
そしてその期待を裏切らない、素晴らしい時間でした。もう1曲目からぶっ飛びました。ドイツのJohannes Fischerの作品。打楽器という、主に「点」で響くはずの音が、ロールやトレモロでもないのに、まるで糸のように連なり、様々な楽器の音色によって色彩感が芽生えていました。其れには明確なストーリー性があり、聴いていると「うぉ!きたぁ」という感覚により納得の音楽が形成。ただ途中「手何本あるんだ?」と思うような、物理的に「!?」な響きが。明らかに2本の手だけでは足りない楽器の音色。足も使っていたのかな。後ろに座っていた若者は「阿修羅だ」と言っていました。
2曲目はスウェーデン出身のHanna Hartmanの作品。最初にPCらしきものを操作していたので、もしや電気的な音も含まれていたのか。しかし其れを感じさせない、全て生音と思えるような響きでした。植木鉢のようなものから伸びている棒を操作すると、様々な音が発信。まるでその植木鉢の中に様々な生き物がいて、チョッカイ出すと鳥がバタバタ騒いだり、小動物がドコドコ動き回ったり、そのような音と共に音楽が進んでいく様子は、寸分たりとも目が離せない、いや1音たりとも逃さずに聴きたい!と、世界に引き込まれましたわ。
休憩をはさみ、後半は邦人作品。細川俊夫氏の30年ほど前の作品。久しぶりに細川作品を聴きましたが、かつて高校生のときに初めて細川作品に触れたときの感動が蘇りました。少しパフォーマンスも入った演奏だったので、後ろの席の若者は必死に笑いをこらえていました。ダメだなぁ、啼鵬はそういう現代音楽の上から下まで(!?)、様々な免疫がありますが、一般人にとっては滑稽に映るのか...。
最後は高橋悠治氏の、1988年作とこれまた更に遡った作品。氏の割と最近の作品に親しんでいるので、少し時代を感じさせる響きでした。
後半はセットもシンプルだった事もあり、前半との対比で「和」を感じた空間でしたねぇ。プログラム構成も素晴らしい。何だか凄い、いやもの凄いものを聴いた、という印象。そして打楽器の演奏会だから、というワケでも無いですが、何百の聴衆が針の落ちる音を聴くような、そんな緊張感のある空間。下手すりゃお客さんの咳払いすら音楽の一部になってしまいかねない状況。イイ、それが良い。演奏家がわずかに叩いた音、擦った音、どんなに小さな音も全て聴衆に届く東京文化会館小ホールで、会場を訪れた人しか体験出来ない音楽。ハッキリ言いますが、テレビとか動画では絶対に伝わりません。
本当に素晴らしいステージ、有り難うございました。
大昔、お付き合いのあった劇団。まだ啼鵬は学生。ブレヒト劇の「ハッピーエンド」にミュージシャンとして参加。思えばブレヒト=ヴァイルの世界を知ったきっかけでしたわ。
その後、現代劇の劇中歌を提供したりしましたが、それっきり付き合いは途絶えてしまいました。昨年主宰者の訃報を新聞で知り、そう言えば今どうしているかなと連絡を。
そして今回、最新作を拝見。いやぁ、何十年ぶりでしょう、彼らの舞台を観るのは。懐かしさのあまり、目柱が熱くなりました。
劇団は形を変えながらも存続して、我々観客を魅了しています。あぁ、其れに比べ啼鵬はと言うと、TANGO OGNATをはじめ、開店休業状態のユニットがあるなぁ。甲斐性なし...。
でもチャンスは虎視眈々と狙っていますので。
創作集団真夏座、そして賛助出演の皆さん、素晴らしい舞台を有り難うございました。
「硬派」という言い方は適切では無いと思いますが、鍵盤が大分重かったのは事実。
GW最終日にてっちぃず+戸田博美、合わせててっちぃずだで出演したカフェの楽器。K.KAWAI KG-3C。KAWAIは久しぶりでした。鍵盤が重いのは、稼働率が低いからなのか、それともアクション自体がそういうタイプなのか。
KAWAIのラインナップは詳しくないのですが、昔我が家にあったKAWAIのPianoを調律に来た方が「このアクションは古いんだけど、トレーニング・マシーンとしては好まれていた」と話してくれました。確かに今回の楽器と同じような感触、だったような気がする...。
んま、実家にいた当時は、Pianoのメーカー、型番による違いなんて、全く興味がありませなんだ。いや、もっと言うとPianoを「楽器」として認識していなかったんだろうな。今だから言えるというのもありますが、その当時からPianoの魅力がきちんと分かっていたら、人生変わっていたかも。
ようやく其れを取り戻している今日この頃。
お好み焼きかっちゃんのお誘いで、出前演奏をしたてっちぃず(2024年5月7日参照)。ランチはかっちゃんオススメのお店へ。
昔ながらの洋食屋さんなのですが、コレ、メンチカツの定食。自家製のソースかしら、デフォルトでかかっていますが、これがなかなかイイ。そしてボリューミー!
手前のご飯も盛りが良いですが、実は奥の味噌汁も正直、こんなサイズの味噌汁はなかなか見かけませぬ。
「かっちゃんセット」とは、実際にあるメニューではなく、かっちゃんがココの常連で、言ってみれば良くある「いつもの〜」みたいな感じ。しかしタルタルソースが一緒に出たのですが、其れはかっちゃんセット限定だそうな。
いやはや、なかなかゴイスーな店でした。
以前にも演奏させて頂きました(2022年12月24日参照)。山形県立図書館。クリスマスの時期だったので、雪が降っていましたねぇ。
今回は端午の節句。こどもの日で幸いとても良い天気、いやこの時期にしては暑い!
演奏はてっちぃずの他、サックス日和から賛助をお願いして四重奏&啼鵬での曲も。
お客様の中には60年も前に、新宿でTangoの生演奏に接していて、Bandoneonを懐かしく聴いて下さったと。
ゴールデンウィークのお休み中にも関わらず、足をお運び頂いたお客様、有り難うございました。
行こうと思っていた中華屋さん、前日にわざわざ電話で問い合わせました。閉店時間を。23:00と聞いて、ならば大丈夫とリハを終えて入店したのが22:00。すると「材料無くなったんで、今日はもうお仕舞いです」だって。典型的な病状だわ。
んで、その時間に開いている店、という事で24:00まで開いているとんかつ屋さんへ。以前にも記事にした事がある店(2020年3月16日参照)。
開いていれば何だってイイ、ってな気分でしたが、さすがにとんかつを食べるような時間でも無く、無難なところでカレーか。ちなみに写真に見えるカツはチキン。
そう言えばTRIO TYDの仲田守さんは、大のとんかつ好き。アルバムを録音したスタジオ近くに美味しい店があって、2日続けても同じロースカツ定食を召し上がっておりました。栃尾克樹さんとアタシはさすがに2日目にはカキフライ定食を。
大変な1日になりました。山形でリハーサルをした翌日、長野への移動。本来ですと山形新幹線で大宮まで行き、北陸新幹線に乗り換えて長野へ...のはずが!?
朝方、カモシカが衝突したとかで、山形新幹線が不通に。なので急遽バスで仙台へ。そこから東北新幹線で大宮へ。ってこの時期、そう簡単にはいきませぬ。
お席はチョー満員。辛うじてグランクラスが少し空いていただけ。背に腹は変えられないと、とりましたよ。初めて乗りました、E5系のグランクラス。いやはや、かつてE7系の記事で「カプセルホテルみたい」と書きましたが(2014年8月17日参照)、何か未来系!
そしてオマケがゴイスー。飲み物やおやつの他、軽食もあったのですがそっちは頼みそびれました。そして客室乗務員のお姉さんは、アタシが大宮で下りるときに、わざわざデッキまで出てきて見送って下さいました。まぁ、確かに相応の金額はしますが、伊達ぢゃぁない!
ちなみにその山形新幹線の大幅な遅れは、東北新幹線やら途中まで同じ路線を走る北陸新幹線にも、少なからず影響を及ぼし、ダイヤは大なり小なり乱れやした。チョー快適に大宮に着いたものの、乗り換えた北陸新幹線も少々遅れ気味。こちらは「あさま」だったので、未だ自由席があり、溢れ出たお客さんは指定席車両にまで立ちんぼ。皆さん軽井沢で下りて行きましたが。
長野ではレッスンやら打ち合わせを終えて帰途に。そのときもまだ遅延があったので、下手すりゃ何百万人の足に影響があったのでは? カモシカの衝突で。
少し前にご自身の住む都道府県で話題になったでしょう。消滅都市の話。
茨城県もこの有様。あぁ、やはり県北...。NHK朝ドラ「ひよっこ」の舞台となった奥茨城村。いや、それは架空のですが、そこら辺一帯が全滅ですか。
更に南の方で青くなっている部分は鹿島と行方(なめがた)を合わせて、鹿行(ろっこう)地域と呼んでいますが、その鹿島、おっと市の場合は鹿嶋市。更に神栖市は灰色ですが、行方市や鉾田市、稲敷市といった県の農業を支えている地域がこれまた全滅。
ではこの黄色は? つくばみらい市です。ご想像通り合併して出来た市ですが、伊奈町、谷和原村の合併で誕生。恐らく全国的にはテレビや映画でお馴染みかと。そう、撮影場所として時代劇、特に戦国時代などはほぼほぼつくばみらい市で撮影されているでしょう。
それにしても土浦市の灰色はともかく、近年転入超過が目立つ、つくば市や守谷市も灰色か。ま、あくまで未来の話ですからね。
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