硬派Piano
「硬派」という言い方は適切では無いと思いますが、鍵盤が大分重かったのは事実。
GW最終日にてっちぃず+戸田博美、合わせててっちぃずだで出演したカフェの楽器。K.KAWAI KG-3C。KAWAIは久しぶりでした。鍵盤が重いのは、稼働率が低いからなのか、それともアクション自体がそういうタイプなのか。
KAWAIのラインナップは詳しくないのですが、昔我が家にあったKAWAIのPianoを調律に来た方が「このアクションは古いんだけど、トレーニング・マシーンとしては好まれていた」と話してくれました。確かに今回の楽器と同じような感触、だったような気がする...。
んま、実家にいた当時は、Pianoのメーカー、型番による違いなんて、全く興味がありませなんだ。いや、もっと言うとPianoを「楽器」として認識していなかったんだろうな。今だから言えるというのもありますが、その当時からPianoの魅力がきちんと分かっていたら、人生変わっていたかも。
ようやく其れを取り戻している今日この頃。
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コメント
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「重い」タッチといえば、BostonGP215の印象を「超ヘビー級」と表現したJAZZピアニストの意見を思い出します。奇しくも同じKAWAI工場製。その時聞いた話では「KAWAIは全般的に重いが、SKよりGの方が重い」「昔のピアノは重いのが良いとされ主流だったが、近年は全メーカー軽くなる傾向に。しかしKAWAIは保守派で時流に乗らず、いまや、相対的に重いピアノになってしまった。Bostonもおそらく同じ理由で久しく設計を変えていないはず。ただ、小型グランドは普通の重さで、GP215のみ超ヘビー級。SHIGERU KAWAIもヘビー級くらいかな。」と言っていました。好まれるタッチ~コントロール性も時代変化があるようで、その意味ではKAWAIは昔ながらの「硬派」で当たっているのではないでしょうか。
投稿: EQ.2021 | 2024年5月15日 (水) 07時30分
> EQ.2021さん
Bostonの件も含め、いろいろ思い当たる節があります。そして時折見かける「私はKAWAIが好きなんです」というピアニストの理由も、もしかするとその辺りにあるのかも知れません。
昔の名手の録音を聴くと、何となくタッチの重い楽器をガンガン弾いているんだろうな、と感じます。ピアノ音楽の美的価値観も変化しているので、現役のピアニストでそういう演奏をされる方は少ないよう思いますが。
投稿: ていほう | 2024年5月15日 (水) 09時15分