関係性の成長
いつからお邪魔しているのか。高校生の合同弦楽合奏の指導。どうやら14年前(2010年7月8日参照)。しかも啼鵬、このときは全体合奏の他、Contrabassを...。正直、当時はよく分かっていなくて、我々講師陣が指導したのは、最終的には全国高校総合文化祭のためだと、大分後になってから認識します。説明は受けていたのかも知れませんが...。
そして今年度の講習会1回目。前年度からメインの曲は同じで、今回は新たに新入生も参加。毎回選曲は悩みどころ。高校生は入れ替わるので、同じ曲のローテーションでも問題は無いのですが、安易にそんな事はせず、毎年の手応えを元に熟慮。前年度から抜けた学生と、入ってくるであろう新しい子達を想像しつつ。
しかし14年もやってきて、慣れてきたはずの講師陣も、やはり毎年新たな問題、壁に阻まれながら、みんなで知恵を出し合って進めておりまする。それは楽器を弾く、合奏するといった技術的、音楽的な事よりも、若者の集まった社会をどう動かしていくか、という案件。取り分け相手は多感な高校生。講師陣の「高校生ならこうだろう」という勝手な思い込みで事を進めていくと、とんでもない過ちを犯す事になりかねませぬ。何しろ我々が高校生だったのはもうン十年も昔のハナシ。
今期の弦楽も頑張っております!
« 音楽仕様から多目的仕様へ | トップページ | アンサンブル・ノマド第81回定期演奏会 »
「学問・資格」カテゴリの記事
- 新たな練習場2(2024.11.23)
- 第57回高等学校音楽会(2024.10.30)
- 青春のごんべえ(2024.09.24)
- 音楽室ミニ・コンサート(2024.08.20)
- 同声会茨城支部総会【2024年】(2024.07.05)
コメント