音楽仕様から多目的仕様へ
話はYaeさんとの函館公演(2024年6月15日参照)。
会場となったホール、なかなか良い響きで、Classicの演奏会でも使い勝手が良いのでは、と思いましたが、今回ちょっとしたエピソードが。
このホールは舞台が可動式になっていて、「音楽仕様」と「多目的仕様」になるそうで。写真のままが多目的仕様。前列席をつぶして、舞台をせり出すと音楽仕様。仕様の違いはせり出す舞台だけではなく、反響板を下ろす事も。その反響板、下ろすと舞台奥行きが大分なくなるので、席をつぶしてせり出すワケ。
あぁ、其れってつくばのカピオホールもそうだった。啼鵬の「Deja vu TV RADIO SONGS」のレコ発をしたときには、音楽仕様にして、舞台を前に出したために音響も良くなり、公演は大成功。
そのカピオはもともとデッドなホール。しかしココ函館のは残響が結構あるので、多目的仕様で演劇をしたりすると、場合によってはセリフが聞き取りにくいとか。う〜む、多目的を想定するならば、舞台の広さよりも「音響」のような気もするんだけど。デフォルトがデッドで、音楽仕様にするとマイクで音を拾って、残響をスピーカーで流すとか。
ともあれ、今回は席数の少ない音楽仕様でチケットを発売したため、前6列が空席状態に。しかし公演は多目的仕様で行う事になったので、開演直前に希望者には席の移動をお願いして、空いた前列を埋めました。
思うにこの残響だとどちらの仕様でも、たいして変わらない形態、演目もあるのでは?
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