アンサンブル・ノマド第81回定期演奏会
かつてのたくみスタジオ門下生、と書くのもおこがましいくらいの大物になってしまった、ピアニストで作曲家の田中翔一朗君。彼が出演する演奏会に行って参りやした。
このアンサンブル・ノマド。言ってみれば現代音楽専門集団。実はといぼっくすでご一緒しているFluteの木ノ脇道元さんも所属。いつかは聴いてみたいと思っていたのですが、なかなか機会を得ず。ちなみに指揮者の佐藤紀雄氏とは大分古い付き合い。親父の代からなんで。
今回翔君が弾く曲は、Gyorgy Ligetiの「Piano Concerto」。難曲です。演奏頻度もチョー少ないです。恐らく啼鵬、一生のうちで生演奏を聴く機会、今回だけだと思います。んなもんで、自身の番組FM-UU「限りなく啼鵬の音楽全集」でも取り上げたり。
翔君と言えば2年前、人気企画「B→C」に出演したときにも聴きに行きました(2022年6月14日参照)。そう言えばこのときにも、佐藤紀雄氏をお見かけしやした。
それにしてもこういった現代音楽の演奏会。聴衆の熱気が凄く、独特の雰囲気。んま、啼鵬もかつてはそういった音楽を学んでいたので、今更驚きはしないのですが、今回聴いた6曲、Ligetiの他は全て作曲者が来場。外国からも。それだけでも空気感が全然違いますわね。
そして肝心の翔君のLigeti。あぁ、この場に啼鵬が居るってコトが奇蹟だ。滅多に聴けるもんじゃありませぬ。演奏頻度云々じゃなくて、普遍的な「音楽」としての体験。有り難う、翔君。
« 関係性の成長 | トップページ | Where do you live? »
「レポート」カテゴリの記事
- 中川昌三カルテット ナントジャラム(2025.07.12)
- Circle A Sax!! 6th Concert 〜たなばた de 会いま SHOW!!〜(2025.07.07)
- 筑西市誕生20周年記念S.C.E.ファミリーコンサート(2025.07.05)
- つくばサロンコンサート Vol.9(6/20 夜の部)(2025.06.20)
- シリーズ楽興の時 I:シューベルト《冬の旅》Op.89(2025.06.06)
コメント