つくばサロンコンサート Vol.7(6月朝の部)
このBlogでも時折登場するコンサート。今回のターゲットはChaussonの「詩曲」。
作者の代表曲で、演奏頻度も決して少なくありませぬ。ある意味、フランスものを代表するViolin曲と言っても良いかと。
しかしながら啼鵬、今まで何度も聴いているにも関わらず、未だにつかめておりませぬ。Piano伴奏版のみならず、オケ版も聴いているのですが...。そもそもがテーホー、やはりドイツ指向で、フランスものに疎い、というのもあるのですが。
それでも今回改めて聴いてみると、少し入口に立てたかな、という印象。演奏も曲のもつおどろおどろしさに加え、気迫溢れる素晴らしいものでした。更に曲の成り立ちを知り、こりゃ元になったツルゲーネフ作品を読まないと、理解は深まらないかと...。
いぃや、「理解」とか言っている時点でダメだわな。音楽とは本来「理解」するものではなく「感じる」ものであるべき。そう、李小龍の「Don't think! feel.」ですわ。にしても取り敢えずはツルゲーネフか。それも「初恋」とか「父と子」といった代表作じゃなくて、大分マイナーな作品だ...。
演奏会はChaussonに加え、DvorakやSchumannの作品も。素敵な時間を有り難うございました。
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