チョット小さいGrand Piano
小さなGrand Pianoは時折見かけます。YAMAHAの場合、G1とかC1とか。
しかし今回弾いたのはなんとYAMAHA C2。あぁ、最近(!?)流行りの偶数か。具体的な寸法は分かりませんし、C1と並べていないので、どれほどの違いがあるのかは分かりませんが、でも小さいことは確か。
C6を前に調律師さんと話したときは、「6というサイズが、黄金比率だという事に気づき始めている」と仰っていましたが、小さい方だとC2の寸法に意味があるのか。
問題の弾き心地ですが、楽器も新しいようですし、紛うことなきCシリーズ。やはりサイズが変わってもイイ感じでした。尾西信金ホールこと、木曽川文化会館の音楽室に。このような場所にある楽器としては、1ワンク上を感じました。
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バランスよく鳴るGrand Pianoの奥行きは180㎝以上という定説があるそうです。それからするとC2(=173㎝)は、ベビーグランドC1(=161㎝)と定説C3(=186㎝)のちょうど中間。C2寸法(C1+12㎝)の意味は、低音弦交差角が若干浅くなり、ハンマー~鍵盤のリニアリティを有利に設計出来るため、タッチ、レスポンス、コントロール性が向上する点にあるようです。
一方、外寸としての奥行き12cmの差は、小さな部屋でのスペース余裕、または搬入条件にそれなりに意味ある数値なのでしょう。ただし音質はC1≒C2<C3で、やはり小さいGrand Pianoの低音側は厳しく、それならせめて弾き心地だけでも、という+12㎝と思われます。
投稿: E.Q2021 | 2024年11月19日 (火) 21時23分
> E.Q2021さん
おぉ、なるほど。加えてここの部屋は、設置環境としてはそんなに悪くないのだと思います。楽器のコンディションは良かったですし。
低音はそれなりですが、新しい分だけ鳴っていたような感じでした。
あとはどれくらい稼働して、メンテナンスをするかでしょうね。
投稿: ていほう | 2024年11月19日 (火) 22時12分