長生きジャズメン
ふと目にとまった新聞記事。
あぁ、このレジェンド達も旅立って...。今年はなんと言ってもQuincy Jonesが先月、91歳で亡くなられました。3月にはWayne Shoterが89歳で。
一頃ジャズメンは、早死する代名詞みたいに言われていました。Cliford Brown(25)、Scott LaFaro(25)やLee Morgan(33)のような、事故や撃たれてしまったりは例外としても、Charlie Parker(34)、Paul Chambers(33)、Wynton Kelly(39)、Bud Powell(41)、Cannonball Adderley(46)、Wes Montgomery(45)、啼鵬の愛してやまないKenny Dorham(48)など、書いていると悲しくなるくらい。そしてまだ書ききれない人も沢山。逆に60代まで生きた帝王MilesやMonkが長生きと思えるくらい...。ちなみにJazz Guitarの祖とも言われているCharlie Christianは25歳。
「長生きするのも芸のうち」と言われたり、例えばスポーツ選手が長く競技を続けられたり。大先輩方の訃報は悲しいですが、せめて長生きされての大往生であれば、こちらも穏やかに見送る事が出来る、と思うのは啼鵬だけではないはず。
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確かにその時代はアメリカのジャズメンの早死が異常なまで多いですね。感動の演奏を聴かせてくれた才能が老熟せずにこの世を去ってしまうのはあまりにも悲し過ぎます。
ドラッグやアルコール依存、精神破綻などへ追い込むアメリカ特有の要因があったのかも知れません。ステレオタイプな人種差別などから、さらに深堀りした本がありました。
「JAZZメン死亡診断書」
https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0643410/
確か、以前購入した記憶があるので探し出してこの正月にでも読んでみようと思います。
投稿: E.Q2021 | 2024年12月31日 (火) 13時20分
> E.Q2021さん
おっと、小川隆夫先生の著書ですね。私も早速注文しました。
話題になっている時代を離れると、近年ではMichael Breckerの死はショックでした。お兄さんの演奏を聴く度に思い出します。
投稿: ていほう | 2024年12月31日 (火) 23時32分