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2025年7月12日 (土)

中川昌三カルテット ナントジャラム

 前回聴いたのも大分前の話(2017年12月20日参照)。そうか、コロナ禍を挟んでいるんだ。今回はBassの西嶋徹君も参加するとあれば、聞き逃すワケにゃいかない。

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 あぁ、中川先生も齢八十に手が届くというのに、前回同様全く衰え知らず。見た目も。

 そしてバンドのメンバー、今回も親子ほど違う世代! しかも聞けば自らの足でもってまず大泉学園までライブに出かけ(どうやらin F)、これなら!という具合にバンドに誘う。まるで若手が一緒にやる仲間を探すかのよう。

 今回先生と西嶋君以外の演奏家は啼鵬、聴くのが初めて。お名前は方々でお見かけしておりましたが。いやはやこれがもぅ、聴いていて嬉しくなってしまうようなプレイ。間近で聴けて、音そのものはもとより、其れに込められたメッセージも伝わってきました。

 ところで大学でも長く教鞭を執られていた先生。門下生とか、誰か友達も来ているかなと何となく予想していましたが、案の定卒業以来の再会も。

Img_20250712_184224445_hdr ご自身のライブは年に2~3回しかと仰っていた先生。貴重な演奏を聴かせて頂きました。スッゴく元気も頂いたので、啼鵬も当分は頑張れるかしらね。有り難うございました。

2025年7月10日 (木)

令和7年納豆の日

 普段買っているはなかっぱ納豆、もとい、正式名称は「ふわっとふわりんやわらか納豆」なのか。いつものスーパーで、びっくりする位の安売り。何も考えずに買ってきたのですが、後で7月10日は納豆の日だったからか?と。

Hanakappa710 啼鵬個人は「極小粒ミニ3」が良いのですが、チビがこれがイイと。確かにこの粒の小ささは、特徴的な食感を生みまする。ただ「極小粒ミニ3」より高く、通常は安売りをしているのを見たことがありませぬ。

 この納豆の豆の大きさはとても重要で、そこで好みも分かれるところかも知れません。出来ることなら中身の見えるパックで売って欲しいくらい。もしくは実物大の写真をパッケージに印刷するとか。

 何しろ他のメーカーで、このはなかっぱ納豆と同じくらいの粒の納豆を探しても、まず見つかりませぬ。パックには「小粒」とか書いてあっても、買うと全然はなかっぱには叶わない。尤も写真でも分かる通り、このパッケージには「超極小粒/とても小さい」と強調。さすがに無いと思いますが、コレより小さい粒の納豆ならば「驚愕の超極小粒」とか、更に形容詞を付けないと。

 そこでなんですが、この粒の大きさ。我々買い手にも分かるような、例えば10段階の数字で表すとか、そういった指標があるとねぇ。納豆の銘柄には特にこだわっていない人が、「安売り」とかで買う場合に、その数値は重要な購入理由になるのでは?

2025年7月 9日 (水)

静かなNueve de Julio

 あぁ、タンゴ人としては情けない。ご承知の通り本日7月9日はアルゼンチンの独立記念日。本来ならば我々タンゴ奏者は、ライブや演奏会を催し、大いに盛り上がらなくてはならないところ、今年は企画が出来ませなんだ。

 んなもんで、Tangoの話題も提供出来ないのですが、ふと思い出して引き出しの奥から引っ張り出してきやした。

Tangoteleca 昔懐かしいテレホンカード。携帯電話が普及した今となっては、その公衆電話すら見かける事も少なくなりました。逆に見つけると、誰が使うん?と思ってしまいますわね。

 オレンジ色のGardelをはじめ、そこから左側にある藤沢嵐子さん、Anibal TroiloやFrancini y Pontierは、CDのBOXを買ったときのキャンペーン品。取り分けGardelは銀座山野楽器の限定だったかと。

 そう、啼鵬がTangoに夢中になっていた90年代はこういった10枚組BOXとか、ときどき出ておりました。かなり買いましたよ。情報が今よりも入手困難な時代でしたから。添付の解説書もよく読んだなぁ。ちなみにこの当時は、山野楽器と高田馬場のムトウ楽器がTangoの音源を買えるメッカ。ムトウ楽器も閉店して久しい...。

 そして右端のJulian Plazaは、1996年に民音ツアーをしたときの。このときは土浦公演もあって、楽屋に押しかけCDにサインを頂き、自分の参加したCD「Cafe 1930/須川展也」を渡したっけ。

 来年のNueve de Julioには何か出来るかしら...。

2025年7月 7日 (月)

Circle A Sax!! 6th Concert 〜たなばた de 会いま SHOW!!〜

 彼らの演奏を聴くのは2回目。前回は昨年2月で、Blogの記事にはありませんが、啼鵬スコアのHolst「第一組曲」を演奏して頂きました。

Circleasax6  今回は冒頭の酒井格作品から度肝を抜かれました。お恥ずかしながら原曲は存じ上げませんが、其れを想像させるに十分な色彩感をもった編曲。そして中低域の重厚さからくるメリハリのある演奏。明らかに前回の印象とは違うものを受けました。

 その中低域。小編成の演奏を聴いたときに確信しましたが、中核を成したのはTenorの小松崎美沙さんと、Baritoneの平賀美樹さん。この2人の最強サウンドが合奏全体を誘発していたに違いないかと。

 それにしてもアタシはご両人、FigurOtto Vociでご一緒させて頂きましたが、そのときには見せなかった別の姿。んま、当然職業演奏家ともなれば、どこへ行っても我が道を行く同じ演奏!ってワケにはいきませぬ。加わるアンサンブルによっては豹変する事もしばしば。アタシも。

 も1つ特筆事項と言えば、神保佳祐氏の筆によるHolst「木星」。先の酒井作品同様、様々な楽器の集合体である原曲を、単一楽器の合奏でここまで再現させるのは至難の業。一昔前のオケ編曲モノと言えば、単なるコピー&ペーストで済ませた、「やってみました」感満載のスコアばかり。それらとは一線を画す素晴らしいサウンドで、同じスコアラーとしてはため息モノでしたわ。これは専門奏者ならではの仕事。ポイントは...と、ここでタネを明かす事もないかネ。

 啼鵬スコアと言えば、MCでは触れていませんでしたが、今年生誕150年を迎えるRavelの「Ma Mere l'Oye」。あぁ、これも前世紀に書いたもの。啼鵬がタクトをとった演奏以外では、洗足学園のSaxcherzetがやって下さったくらいか。冨岡和男先生(2025年4月8日参照)に「最初の音、高くて出しにくいんだヨ!」とか言われたっけな。久しぶりの再演。有り難うございました。

 彼らの演奏を聴くと、当然お師匠さんの新井靖志さんを思い出すワケですが、こうして門下生が集って、先生の遺志を引き継いでいく。これが本来の師弟関係なのでしょうけど、なかなか出来る事ではありませぬ。新井さんかぁ。啼鵬も思い出があるな。いつか語りましょう。

 ところでこの楽団はすんなり客を帰してくれないのか、アンコール最後に演奏されたメンバーのオリジナル作品。これが作曲家的には本日のショーゲキ作。いろいろな事を問題提起。大袈裟な事を言えば音楽とはなんぞや?生きるってなんなんだ!ってなところまで考えさせられ、この記事を書いている今も、答えが出ませぬ。

 やってくれるなぁ。山浦雅也氏、そういうセンスの持ち主だったんだ。接触無いんで知らんケド。一字違いの山下雅也さんの事は知ってるんですがネ。

 1曲終わる毎に張り詰めた緊張が緩むのが、目に見えたような会場の雰囲気。有り難うございました。

2025年7月 5日 (土)

筑西市誕生20周年記念S.C.E.ファミリーコンサート

 ふとした事で思い出して訪れた演奏会。昔共演したSocius Clarinet Ensemble。その共演も大分前ですが(2016年1月31日参照)。

Dsc_0902 冠にある筑西市誕生20周年。あぁ、もうそんなんなりますか。深キョンの「下妻物語」や下妻二高の甲子園出場等で、下妻市が合併から離脱したのも懐かしいハナシ。

 今回啼鵬は複雑な思いで演奏を聴いておりました。そもそもこの演奏会の開催を調べて赴いたのは、このグループの座付き作家、佐川光一朗さんが亡くなられた事を知ったからです。それも全く違うスジから。

 もう追悼演奏会は2年前に。なので彼女らの中では通常の活動になっているのでしょけど、啼鵬にとってはどの曲を聴いても、佐川さんが書いたスコアなのか、と思うだけで涙が溢れてくるのですが、残念ながら編曲者のクレジットが全く無く、かと言って聴いただけで佐川譜面かどうか分かる!ほどアタシも彼を知らない。

 我々スコアラーは楽譜を通じて演奏者、そして聴衆とつながります。それは死んだ後、何百年経っても。現に300年も前に書かれたBachの譜面を、楽器を始めたばかりの子どもから、円熟したプロ奏者までが弾く。もっと言えば、その楽譜に全てを込めるわけで、スラーの線1本、スタッカートの点1つにも重要な意味があります。何故付けたのか、何故付けなかったのか、楽譜は読み込めば読み込むほど、新たな発見があります。

 Sociusの皆さんは、今後も佐川さんの楽譜を吹き続けると思いますが、恐らくこれからも楽譜から新たなメッセージを受け取ることでしょう。

2025年7月 4日 (金)

南インド料理

 話題としては少々前。大学時代の友人と久しぶりに食事。彼オススメの店へ。

Img_20250424_181524552 カレー好きのテーホーにという事で、今回は南インド料理の店。何も知らずに「美味い、ンまい!」って食べていたんですが、後でこの店、グルメサイトでも何度もタイトルを獲得している名店だと知りました。

 この日はアタシらの他に、10人くらいの団体さんっぽいお客さん。平日の夜でも賑わっておりました。

2025年7月 3日 (木)

変わらぬ病院

 少し前の話。リハーサル会場がかつての母校の近くだったので(2025年6月2日参照)、周辺を散策。母校の跡地は大分様変わり(2025年6月5日参照)。

Img_20250602_104025254_hdr しかしこの病院だけは移転せず昔のまま。思い出の地です。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の合格発表が13:00から。食事を済ませたテーホーは合格発表までの時間、この病院の待合室でNHK連続テレビ小説の再放送を視聴。12:45から15分間。観終えて親父と「そろそろ行くか」と、重い腰を上げやした。

 ナニを観たのか覚えていないのですが、調べるとどうやら「純ちゃんの応援歌」だったよう。山口智子さんの。近年再放送していたので、それも観ました。高嶋兄弟や鶴瓶師匠も若かったですねぇ。後に旦那さんになる唐沢寿明さんも。

 ちなみに合否は自分で見て知ったのでは無く、この病院から芸高に向かう途中、既に見終えた受験生親子が向こうから歩いてきて、「ウチはダメだったわ。松本さんはあったよ」というので知った次第。

 その受験生。3年後の芸大受験で一緒になり合格。後に一緒に演奏する仲間になろうとは。

2025年7月 2日 (水)

似て非なるBandoneon

 古い友人から頂いた楽器。

Img_20250616_133038910 ま、このBlogの読者諸君がフツーに見れば「なんだBandoneonじゃん」となりますが、この楽器アタシは弾けませぬ。そう、配列が違う楽器。

 クロマチックという、ボタンが半音階に並び、更に蛇腹を開いても閉じても同じ音がします。あぁ、なんと合理的なんだろう。でも普及度で言えば啼鵬の使っているディアトニック、配列がバラバラで蛇腹の往復で音列が変わるタイプの方が広く出回っておりまする。

 実物を見るのは何回目でしょう。しばらく前に買い手を探すのを手伝った楽器群の中に(2023年12月18日参照)。そう言えばあの楽器達はどうなっただろう。

 ちなみにコレを弾きこなせるようになると、「おぉ!ディアトニックとクロマチックの二刀流か!!」なんて、同業者には驚かれますが、一般人には「ナニが凄いの?」となるでしょうな、見た目一緒なので。 

2025年7月 1日 (火)

地方郵便局カレー【牛たんスパイスカレー】

 以前にも郵便局でカレーを買った事がありました(2023年8月23日参照)。今回は缶詰のカレー。

Dsc_0837 しかも買ったのは山形市の郵便局。郵便局で売っているものはてっきり、全国どこでも買えるのかと思ったのですが、このカレーは土浦の郵便局では見かけないので。局員さんに聞いてみると、やはり東北地区で販売とのことで、ならばと購入。

 実のところ、あまり期待はしていませんでした。「買った」時点でBlogのネタとしては十分なので。果たして食べてみると、これがなかなかゴイスー。 味もさることながら、牛タンがデカッ!

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