つくばサロンコンサート Vol.9(7/18 夜の部)
今回の目玉は何と言ってもBrahmsの弦楽四重奏曲。世界の名だたる弦楽四重奏団の中で、この曲をレパートリーにしている団体は皆無、と言っても大袈裟でないくらい。また最も作品の演奏割合が多いBrahmsの曲たちの中にあって、演奏回数ランキングでは下から数えて何番目?ってな感じでしょう。啼鵬も生演奏は初めて聴きまする。
解説によると、この弦楽四重奏曲の前には20曲も書いたにも関わらず、自身の作品目録に加えること無く破棄!だそうで、この曲に関しても8年かかったとか。あぁ、交響曲第1番の20年ほどでは無いにしろ、悩み抜いたのでしょう。尊敬するBeethovenのせいで...。
同じ作曲家目線からすれば、気持ちは痛いほど分かりますわ。かく言う我々も、学生時代には傾倒した作曲家にクリソツな作品を書きまくり、そこから脱皮してようやく一人前、になるためのスタート・ラインに立てる...ってな感じです。
啼鵬にはお馴染みの皆さん。同じ土浦音楽院で学んだ安藤麻衣子さんや、ここ何年も一緒に高校生弦楽合奏を指導している、内藤知子先生や萬代裕子先生。
その内藤先生。何しろ同じ教える立場なので、彼女自身の演奏を聴く機会がなかなか無く、今回ほど彼女の演奏に驚かされた事はありませなんだ。MozartとBrahms、Violinは1stと2ndを入れ替えて演奏していましたが、ここで簡単に書くほど実際には簡単ではありませぬ。
特に2nd Violinにおける彼女の職人的な演奏。1st Violinの要求に応える事はもちろん、Viola,Celloを時に取りまとめ、時に引っ張り、更に4人の融合の要を担っている姿に感動。
一緒に高校生を指導しているときには、常に冷静沈着。必要な事を的確に伝える。啼鵬の下らないバカ話にも付き合ってくれる。あ、最後のはともかく、普段見られない内藤先生の姿を拝見出来て良かったです。
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