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2025年11月14日 (金)

蘇ったベヒシュタイン

 先日イベントで弾いたPiano(2025年11月9日参照)。最初見たときは「!?」でした。

Q1bech2 車で言えばかつて販売していた、DAIHATSU NAKEDみたいで、ネジとかデザインの一部に。銘柄はと言えばなんと、C.BECHSTEINではないか!

 ツヤ消しの渋い塗装に、ネジや補強の金具。ベヒにこんなラインナップあったんだ、とそのときは知らなかったんですが、このPianoは1927年製、L型。

 えー!って事は、しらべの蔵で弾いた楽器と同じではないか(2023年1月29日参照)!

 そもそもこの施設。古い小学校をリノベーションしたもの。その旧校舎の落成記念に寄贈されたそうな。1929年のこと。長年使われ、2021年に施設が新しく生まれ変わるのに合わせ、修繕された模様。

Q1bech1 そうか、だから最低音の3つの白鍵、当時のままのを残したのか。写真では分かりませんが。弾いてみると古さを感じさせますが、それは音色の部分。弾き心地や機械的な部分は、あまり骨董品を弾いている感覚はありませぬ。恐らく中身も大分いじったのでは? しらべの蔵の楽器とはかなり違うので。

 また貴重な楽器を弾かせて頂きました。それにしてもこの当時、C.BECHSTEINは日本に割と入ってきていたのか?

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コメント

こういう装飾のピアノは初めて見ました。アンティーク系の華麗な装飾の楽器は多々ありますが、それとは違う無骨さをデザインにした遊び心ですね。しかもベヒシュタインで.!
モチーフは移動時の保護金具でしょうか。似た金具デザインとしては舟箪笥の鉄板装飾が思い浮かびます。直感ですが、船に積んでいたピアノ、あるいはそのイメージで特注したピアノのような気がします。
このピアノが製作された時代、タイタニック(1912)に特注スタインウェイが積まれていたのは有名な話。また日露戦争でバルチック艦隊所属の戦艦(1905)にもグロトリアンが積まれていたそうです。
このベヒシュタインも船主の特注だったと仮定したら、荒海をゆく軍艦が似合いそうです。以上、妄想ですが。

> EQ.2021さん
 私の妄想はしらべの蔵にあるPianoとの関係ですね。本来はこのPianoが調布に、そしてしらべの蔵のPianoが山形に来るはずだった!?なんて。

そもそも、多くは輸入の無さそうな銘柄。その2台には数奇な物語がありそうですね。
そういえば、バルチック艦隊のグロトリアンも数奇な運命を経て水戸の小学校に寄贈されています。ちなみに修復担当したのは宇都宮のイースタイン・ピアノだったそうです。
https://www.magokoro.ed.jp/ooba-e/viewer/info.html?idSubTop=0&id=338

さて、ベヒシュタインの物語の真相は如何に。

> EQ.2021さん
 楽器は出来上がってから1人の演奏家のもとで過ごす場合と、様々な人の手に渡る場合と。はたまた誰の手にも渡らず終わったり!?
 今回の話題で出自不明のピアノを思い出しました。2023年1月19日の記事。

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