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2026年2月10日 (火)

楽器トラブル!?

 無事初日を迎えた「革命のアルゼンチンタンゴ・コンサート」(2026年2月9日参照)。実はその日の朝、大変な事態が起こっておりました。

 出かける前に少しBandoneonを弾いてみると、なんと出ない音があるではないか!正確には全く音が鳴らないのではなく、Bandoneonは通常、1つの音で2枚のリードを鳴らしているのですが、その片方が鳴らない。具体的にはミの♭で、1オクターブ違う2音のうち、低い方が鳴らないので、その音だけいきなり高くなってしまう...。

Kakumei2bn よりによって本番の日に!仕方なく予備楽器も携えて本番会場へ。写真手前が予備楽器。ちなみにこの楽器は、啼鵬のデビュー盤となった、須川展也氏のアルバム「Cafe1930」の録音で使ったもの。その後のツアーも。

 会場に着くと、箏曲の東海林一代さんが調弦をしていたのですが、事情を説明し「参ったよ、この音がね」と実演をしてみると...!?

 あれ?直ってる。えー!なんで? アタシは詳しくはありませんが、ココに来る前に自宅で鳴らしたときは、室温がとても低い部屋で。そしてこの会場は既に暖房が入って過ごしやすい環境。Bandoneonのリードは亜鉛かアルミ。金属だからどのくらいの影響があるか分かりませんが、ゼロではないハズ。

 結局何事も無かったかのように、ゲネプロと本番に参加。ホントもう初日から心臓止まるかと思いやした。まぁ、予備楽器は残念ながらそのまんま人前に出せるコンディションでは無いので...。

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楽器」カテゴリの記事

コメント

ああ、この手の話は、私の業界でもあるある話です。
私の地域は、標高差があるので、下請けの標高差の低い会社で検査を通っても、親会社の標高差の高い会社では、検査が通らないなんてのは、よくありました。(当時の下請けさんは、社内環境も充分ではなかったから、高い温度から低い温度の会社に持ち込んで、縮こまったという状況だと思うのですが…)
さすがに、近年はエアコンも完備されて、そんな笑い話みたいなことはなくなりましたが、金属の場合、物によってはどうしても発生することがあるようで、なかなか悩ましい出来事です。

> 語る会さん
 あぁ、標高差...。なるほど。検査を通す場合などは様々な状況を想定しなくてはいけないので大変そうですね。
 我々弦楽器奏者、木製のものだったら、そういった環境の変化を十分に考えられるのですが、今回は金属リードだったもので。

リードの片方だけ鳴らない現象は、環境による金属特性変化というより外的に振動が阻害された状況を想像してしまいます。たとえば結露などで突発的にリードが張り付いたとか、何かが干渉しているとか・・・。北村さんのレクチャー動画では通気孔STOPの革が剥がれて閉じなくなり、音が出っぱなしになる故障が紹介されていました。複雑な木製アクションメカに対しシンプルなリード、故障状態で分解したら原因は一目瞭然かも知れません。もっともたちが悪いのは環境変えたり、操作しているうちに直ってしまった、という今回のようなケースです。再現性のない故障ほど難物はありません。次の公演で再発しないことを祈りましょう。

> EQ.2021さん
 有り得ますね。一応内部もチェックはしました。革類も異常は無いようでしたが。
 記事には詳しく書きませんでしたが、厳密には最初、ビリビリという音と共にリードが鳴っている状態。更にしばらくして全く鳴らなくなった、というもの。
 こういうケースは、送る空気の量を加減すれば、しばらくして直る、という事が多かったのですが。

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