2024年4月10日 (水)

じゃじゃ馬Steinway

 TRIO TYDツアー楽日に弾いたPiano。Steinway & Sons B-211。そう言えばSteinway Bはこれまで弾いた事があったっけ?

Gakkidosteinway う~む、大変な楽器でした。大分硬めのチューニングで、ハコも大きくなかった事もあり、その空間に音を飽和させないように、制御するのに苦労しました。

 そう言えば近年、硬めチューニングのSteinwayの確率、高いような気が...。記事ではYAMAHA寄りとか書いていますが、YAMAHAの音質は単に硬いのではなく、そのタッチでマイルドな音色に操れるワケ。啼鵬でも。しかしSteinwayが硬くなると、その操るのがハイレベルの名手でないと難しいなぁ。

 ま、んなコトを言っているようではピアニスト啼鵬はまだまだ。今後も演奏活動を続けていれば、様々なPianoに出会うはずだし。

2024年4月 9日 (火)

デッドな空間のC7

 TRIO TYDツアー中日に弾いた楽器。YAMAHA C7

Img_20240406_165643328 説明の必要の無い、安定したCシリーズの7サイズ。まぁ、ちょっと調律が不十分な音がいくつかありましたが、それは今回たいした問題ではなく、問題はその置かれた空間。

 このホールはどうやら音楽用というよりも、演劇とか舞台系のハコのようで、少し写っている壁を見ても分かる通り、吸音壁です。つまり全くと言って良いほど響きません。

Img_20240406_165659000 それでも多少天井が高いので、お客さんが入っていないときは、僅かに残響もあるような気もしましたが、開演後は限りなくゼロに近い。

 んなもんで、Classic系の曲は結構厳しかったのですが、そうでないジャンルの曲は、ライブ・ハウスのような雰囲気で、それなりに音楽が成立していました。尤も、演奏する方も残響のあるホールとは全く違う吹き方、弾き方になりますが。

 そこでこのPianoも、響きの無い中、ある意味楽器本来のポテンシャルを発揮。取り分けPiazzolla作品は前述の演奏労力に比例したものが出せたかと。

2024年4月 8日 (月)

希少S6

 今回のTRIO TYDツアー、各地で出会ったPianoの中に、驚かされた楽器が!?

Img_20240405_171211097 石川県は白山市、松任学習センタープララのコンサートホール。YAMAHA S6でした。そう、啼鵬が愛してやまない。しかも何と木目調。初めてですわ。と言うより、想像もつきませなんだ。木目調のモデルがあったなんて。

 先の記事で書いた通り、「学習センター」と言う割には、素晴らしいホールがあり、だったらお向かいの市民会館は、どんな驚愕のホールなんじゃ?と思ってしまうほど。まぁ、その申し分無いハコにこの名器。

 ただ、最初に弾いたときに「うっ」ときました。硬すぎる。いつものS6じゃない。やはり木目調だからか!? しかし弾いているうちに、多少手に馴染んできましたが、更に演奏者の立ち位置を変えることになり、Pianoも少し移動。

 すると驚いたことにタッチも大分変わり、いつもの感触に近い感じに。そこまで変わるのか、舞台上の立ち位置は。お陰様で取り分けPiano Solo曲では、Pianoのタッチとホールの響きがリンクしているかのように。

Img_20240405_171300920_hdr あぁ、やっぱS6だ。毎日こういう楽器で練習すれば、もっと上手くなるんだろうな。楽器ってそういうもんです。「上手くなったら良い楽器を買おう」ではなく、「上手くなるために良い楽器を買おう」ですよ。

2024年3月18日 (月)

溶け込むピアノ

 東北芸術工科大学サクソフォン研究会の演奏会(2024年3月16日参照)で弾いたPiano。

Img_4341 何度も弾いているSteinway & Sons D-274。正直、苦手意識があるのですが、今回は違いました。音色はやはりSteinway特有の柔らかめなのですが、その響きがこの楽器の置かれた空間に溶け込み、一音一音納得しながら弾いていた感じ。こんなにも響きを体感出来たSteinwayは初めてかも。楽器のコンディションも悪くなかったし。

Img_4331 実はこの部屋、「スタジオ」という名称ですが、リハーサルから本番まで行える、ある意味「多目的ホール」。天井が高く壁もよく音を反射するような感じ。ホントよく響くので、このPianoから奏でられる音も空気と一体化!?

 そして一般的なホールと違って、舞台と客席が全く同じ空間なので、それもこのPianoの響きに一役買っているのでは? 何しろ普通のホールの舞台と客席では響きも違うので、楽器を弾いている本人と客席で聴いているお客さんとでは、厳密に言えば聞こえている音が違います。それがこのスタジオでは、弾き手と聞き手の聴いている音が限りなく一致してるかと。

 記憶に残るSteinwayでした。

2024年3月10日 (日)

N.Y.Steinway拝聴

 今回は自分が弾いたのではなく、聴いた方。初めて行ったライブハウスで、一応お店のサイトはチェックしたのですが、楽器についてのインフォメーションは見当たりませなんだ。

Img_20240309_210839829_hdr んで、行ってみると「ほぅ、ここはSteinwayなんだ」と思いつつ、食事をしてライブが始まりやした。演奏者も「ここの楽器はイイ楽器なんで...」と仰っただけ。

 しかし、しばらくして足もとを見ると、「ん?あのペダル・ボックスは!?」とN.Y.Steinwayではないか! 休憩時間には中を覗かせて頂きましたが、穴の周りのブツブツは無く、比較的新しい楽器なのか。

 帰りがけに店員さんに聞いてみると、やはりN.Y.Steinway。店主のこだわりだそうな。う~む、ココ栃木県小山市はPianoのこだわりのある地域のようで、このライブハウスもその象徴か。隣県ながら羨ましい。

 さて、啼鵬にこのN.Y.Steinwayの音色を聴かせて下さったアーティストとは!?

2023年12月18日 (月)

発掘されたBandoneon

 と或る方から頼まれ、楽器を見て欲しいと。伺うと何台ものBandoneon。

Bandoneons 残念ながらすぐに仕事で使える、といった楽器ではなく、修理・調整が必要な楽器なのですが、写真でもお分かりになるでしょう、左下の楽器などボタンの並ぶ形が違います。ボタン数もですが。更には右の楽器など大きさも違う!

 依頼主はこれらを手放されるのですが、興味のある方は啼鵬にご一報を。

2023年12月11日 (月)

どこかで会ったPiano

 てっちぃずと山形交響楽団の井上直樹さんとで演奏した会場、Gallery & Cafe あるあーるのPiano。

Alarpianog3 YAMAHA G3。啼鵬宅にあるのと全く同じ。普段弾いているので、つまりは啼鵬が最も触れている型番。んなもんですから、初めて会った気がしない!...って、なんか決め台詞...。

 いや、そうなんです。弾いてみると何気にいつもの感触。勝手知ったる楽器、という感じでコントロールしやすく、思うように操る事が出来たかと。

 調律師さんにお聞きしましたが、個人宅にあったものが寄贈されたと。全然弾いていなかったようで、この施設にきてから弾かれるように。是非、今後も様々な人に弾いてもらって下さい。

2023年11月26日 (日)

驚きのC6

 Sonor Clarinet Ensembleとのリハーサル(2023年11月25日参照)で訪れた公民館。

Kinoshitac6 体育館のような多目的ホールにはステージがあり、そこにはPianoがあったのですが、なんとYAMAHA C6。一瞬目を疑いました。こう言ってはナンですが、このような環境に置かれたPianoとしては、ハイ・グレード!

 まぁ、逆に言えばこういう施設にも手を抜かず、ホンモノを導入するという事ですか。とは言え、メンテナンスがなってなければナンセンス。

 果たして弾いてみるともっと驚愕。イイ。とてもイイ。実にイイ。このまま本番会場に持っていきたいくらい。C6の魅力が全く色あせることなく君臨。高名なピアニストがいらっしゃっても、胸を張って「さぁ、町民に素敵な音楽を聴かせて下さい」と言える楽器。

 そして購入した年を考えると、大分経っているワケで、よくぞここまで守ってきた!と惜しみない拍手をおくりたいですな。

 それにしてもこの公民館、このPianoがどれくらい活躍しているのでしょう。

2023年11月22日 (水)

手強いSteinway

 以前にも弾いた事があるのですが、その頃はPianoの型番には関心が無く、「楽器」のカテゴリーにはレポートはありませぬ。

Bunshokanpf 先日のTRIO TYDツアー、千秋楽の山形公演で弾いたPiano。Steinway & Sons C-227。パッと見でも小振りなのが分かります。以前弾いたときとコンディションが違うと思いますが、今回苦労しました。

 硬めを通り越して、少々金属音のような印象の音色。Saxophone2人とアンサンブルする場合は、あまり問題ありませんが、Soloだとモロ影響が。さすがにコレをコントロール出来る腕前は、啼鵬にはありませぬ。それでも何とか頑張って、大好きなBrad Mehldauの曲を。

 まぁ、ホール自体は柔らかな響きがあるので、其れで救われた感じ。う~む、敵には回したくない楽器だな。

2023年11月21日 (火)

やっぱSteinway

 埼玉県は草加市で行われた国際ハープフェスティバルで弾かせて頂いたPiano。

Sokashibunkapf Steinway & Sons D-274。1200人ほどの大ホールなので、当然Steinwayならばこのクラスでしょう。啼鵬も何度も弾いています。最近は硬めの音色が続き、もしや本来のSteinwayはコレなのか(!?)とも思いましたが、この楽器を弾いてそれらは払拭されました。

 この楽器は柔らかめの音色で、それは「コレ、何年弾いてないの?」というほっとかれた楽器のモコモコ感ではなく、ちゃんとメンテナンスされた上でのもの。タッチ自体はきちんとしていて、あくまで音色がマイルド。

 啼鵬の苦手な楽器という事になりますが、今回に限ってはあまり繊細なニュアンスを要求される曲では無かったので、割とガンガン弾いて誤魔化した感じ。

 あぁ、こういう楽器を操れるとホンモノなんだろうなぁ。 

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