2026年10月14日 (水)

手に馴染んだG3

 長野県は大町市の洋菓子屋さんでのライブ。田尻大喜さんの47都道府県ツアーの長野公演でしたが、ここで弾いたPianoは...!?

Conditrei_g3  YAMAHA G3。そう、啼鵬が最も弾いている楽器。サイズも一緒。我がたくみスタジオに常設していて、練習でもレッスンでもリハーサルでも使用。

 まぁ、設置環境が違うので、響き、聞こえ方はだいぶ違います。しかし手が、いや体がと言って良いですか、「何か」を覚えているのでしょう。先の記事(2026年10月13日参照)で「楽器に救われた」というのは、その部分です。今回、多くが啼鵬にとっての新曲で、取り分け若い編曲者による複雑なスコアは、譜読みも危うい感じでしたが、まぁ、何とか乗り切りやした。それも手に馴染んだ楽器のおかげ。

 ちなみにその若者の凝ったスコアは、齢五十を過ぎたテーホーにしてみれば、弾くには荷が重いですが、書き手としては微笑ましいもの。あぁ、自分もそうだったなと。で、その1つ1つのオタマジャクシを限りなく100%に近く音にしてあげたいワケ。なかなかそうはいきませんでしたが。

 話を楽器に戻しましょう。今回のG3はよくメンテナンスされ、調律も直前にして頂いた模様。そもそも店主が音楽家でもあるので、其れがいかに大事なことかを認識されています。本当に有り難かったです。そしてもっと名手が弾けば良い響きがするのでしょう。これからも良い音楽を届けて下さい。美味しいケーキと共に。

2026年8月18日 (火)

オケの最低音楽器

 今まで何回もそういうシチュエーションがあったはずなのに、今回ようやく気付いた事がありました。NIONフィルの定期で演奏したBrahms「交響曲第3番」(2026年8月17日参照)。

Img_20260816_163618664 Brahmsの管弦楽作品にはよく使われるContrafagotto。写真奥に写ってい楽器。割とContrabassと同じ音、同じ動きをする事があるのですが、時としてContrabassよりも低い音を吹いたりします。Brahmsの交響曲は3番までは、(通常の)4弦のContrabassを想定しているので、そういう事態に。

 つまりオーケストラの中で一番低い音が出せる楽器がContrafagottoというワケ。Pianoが入るなら別ですが。仮に更に低い音の出る5弦のContrabassがあったとしても、Contrafagottoの音域には届きませぬ。

 今回、練習ではスペースの関係で、とても近い位置にContrafagottoがいたので、同じ低音楽器として「あぁ、もっと低い音が出せるのかぁ。羨まし」とか思ってました。Bass弾きはもっと低い音、更に低い音と出したがる習性があるので。

2026年6月30日 (火)

PAに助けられたPiano

 話は愉快なケッズ店長のライブ(2026年6月21日参照)。Yaeさんとの群馬県は高崎市のゴルフ場。

Img_20260621_111507632 レストハウスのPianoはなんとDIAPASON。今までの人生で何回弾いたかしら。記憶にないくらい...。このBlogには初登場。D-183BGという型番。この会社は現在、KAWAIが引き継いでいるのですが、この型番に似たものはあっても、コレそのものは見当たりませなんだ。現行のDG-183はコレの後継か。

 んで、弾いた感じ。正直「今日、どうしよ」という感触でした。鍵盤が重い!恐らく稼働率も良くないかと。更にはそういった楽器アルアルの、音が不鮮明でモコモコ。ま、それでも名手が弾けばなんてコト無いんでしょうけど、テーホーじゃなぁ。

 そんなブルーな気分で望んだ本番ですが、いざYaeさんの歌の伴奏にまわると、さっきまでの心配がウソのように、楽器を操れる。う〜む、今日「はじめまして」に近いメーカー、そしてトーゼン「はじめまして」の楽器にも関わらずなんで?

 思うにPAを通しているので、その音響に助けられたのだと思いまする。勿論弾き心地までコントロール出来るとは思いませんが、今日この楽器を初めて触ったときと、本番とでは全然違う。

 PAを担当しているのは、長年Yaeさんを手掛けているSound Officeの須藤浩さん。彼女どころか、啼鵬の弾くPianoからBandoneon、その他の楽器も長年お任せしております。今回の会場の空間に合ったPAの音作りをして下さった結果、眠っているようなPianoも、Yaeさんの歌に合うような響きになったのかと。

 PAチームとの信頼関係が生んだ結果でした。ちなみに須藤さん、「オレ、何もしてないよ」って。

2026年6月28日 (日)

邦楽器週間

 思い返すと先週は本番が立て込みました。群馬県は高崎市で、Yaeさんと美容室のお祝い(2026年6月21日参照)。福島市では3回目になるお好み焼きかっちゃんとのコラボ企画(2026年6月24日参照)。そしてジャズ・イリゼの2デイズだったのですが、その1週間での特筆事項!

Img_20260621_123351657_hdr 邦楽器との共演です。Yaeさんのバックバンドでよくご一緒する木村俊介さん。今回も素晴らしかったです。三味線と篠笛。そしてジャズ・イリゼでは箏曲の渡辺邦子さん。

 これまでも邦楽器との共演はそこそこ機会がありましたが、1週間のうちに2回もねぇ。そして今年で言えば「革命のアルゼンチンタンゴ・コンサート」で、これまた箏曲の東海林一代さん。新曲も書きましたし。

 そう言う啼鵬、多くの楽器を演奏しますが、邦楽器となると全然...。せめて楽譜くらいは読めるようにしなくてはなりませんなぁ...。

Story2026b

2026年5月 9日 (土)

海洋鼓

 昨年の演奏会(2025年5月5日参照)で導入したのをきっかけに、では今回も入れなくては!と検討していたところ、担当するメンバーが何ともう楽器を購入したと!?

Img_4435 海の波音を醸し出す楽器「Ocean Drum」。アタシもライブで演奏した事があります(2024年10月11日参照)。NHK連続テレビ小説「てっぱん」の挿入曲「海のテーマ」を演奏する際、やはりこの音があった方がイイっちゃぁ、そうなんですが、写真に写っている楽器、すげぇイイやつです。アタシが中国の通販サイトから買ったモノの10倍くらいの値段。

 それも、ちゃんとしたメーカーだから高い、というのもそうなんですが、やっぱイイ音します、10倍くらい。ご本人はもっと直径の大きなタイプが欲しかったと仰っていますが、いやいや、これで十分十二分ですわ。拙作「海のテーマ」が、ますますイイ感じに聞こえること請け合い。

2026年4月26日 (日)

バンドネオン菓子

 「手風琴」という言葉がどこまで通じるでしょう。一応Concertinaを指しますが、広義にはBandoneonも含まれますかネ。

Dsc_1256 なんとその「手風琴」と付く洋菓子が! う〜む、イメージだけで言えば、なかなかお洒落な菓子だけど、先に触れた通り、「手風琴」がどれだけの人が分かるのか...。

 ちなみに埼玉で頂いたお菓子なのですが、作っているのは愛知県は岡崎市。こちらにも流通しているのかしら。

 先月までツアーをしていた「革命のアルゼンチンタンゴ」では、箏曲の東海林一代さんから、「琴」と「箏」の違いを教わりました。「ことじ」を立てて音程を作る方が「箏」。でも字は「琴柱」なんですね。それもややこしい。Harpは琴柱を使わないので「琴」。つまり竪琴って事に。

 でも其れって、いずれも弦楽器のハナシ。Concertinaは弦を張っていないのに、何故「琴」なのでしょう。お菓子は美味しかったです。

2026年4月 1日 (水)

ペダルに特化

 先月のライブで弾いた電子ピアノ(2026年3月21日参照)。

Dsc_1215 CASIO PX-S7000BK。CASIOの電子ピアノは2つのブランドがあって、啼鵬のような古い世代にはCELVIANOがお馴染み。この機種は新たに(と言っても20年以上経ちますが)出来たPriviaというブランド。ただYAMAHAやRoland、そしてこのジャンルを得意としていたKORGに比べると、少々影が薄いかしら。

 とは言えCASIOの電子楽器の歴史は古く、取り分け初心者向けの楽器に関しては、フロンティアと言えるのではないかと。啼鵬も小学生の頃よりCasiotoneに親しみました。更にはサンプラーの概念を一般に広めたSK-1は名機で、ウチは2台も買ったかな。

 ちなみに啼鵬が初めて手にした電子楽器は、恐らくCASIO VL-Tone VL-1。「ワンキーボード」の愛称で親しまれたマシーン。電子計算機の延長のような感じでしたが(実際に電卓にもなった)、結構遊びましたね。

 低価格でビギナー向けにはとても役割を果たしたCASIOも、MIDI機器全盛期の1990年代にはYAMAHA、Roland、KORG、そしてサンプラーのAKAIといったプロ・ユースのメーカーと並んだ印象はあまり無くて、MIDI端子は実装してたとしてもやはり、手軽に音楽を楽しむ、といった層をメイン・ターゲットにしていたのでしょう。サンプラーのFZ-1とか、なかなか良い音はしていましたが。

 いやぁ、CASIOについて書くと、つい色々語りたくなるのですが、話を元に。このPrivia。音色の数も豊富。逆に選ぶのが大変なくらい。そもそも電子ピアノの音色なんぞ、昔は10個もあれば十分なくらいで、近年の多機能化で種類もいっぱい。

 特記事項は何と言ってもペダル。この種のポータブル電子ピアノは、外付けペダルを接続するタイプが殆どで、踏んでいるうちに動いてしまったり。ライブ本番では動かないように、ガムテープで止めるなんてのも。ホントの話。

 で、この楽器、写真では見えませんが、ペダルがきちんと本体に取り付けられていて、踏んでいてとても安心感がありまする。逆にペダルがちゃんとしている楽器は、もっとゴッツい、スタンド一体型の電子ピアノになります。そうなると持ち運びは一苦労。当然それらはもはや「ポータブル」ではない。

 このPX-S7000はペダルがしっかりして、且つ簡単に持ち運べるギリギリ線ではないかと。尤もPriviaが世に初めて出たときは、電子ピアノ世界最小をうたっていたので、言ってみればCASIOの技術の結晶ですか。

2026年3月18日 (水)

はじめまして、いや、どこかで会った?

 先日松本兄弟で伺った土浦市立菅谷小学校(2026年3月13日参照)。後半の演奏は体育館だったのですが、そこで弾いたPiano。

Sugayashopiano YAMAHA G5。そう、我がたくみスタジオと同じ型番。言ってみれば啼鵬が最も弾いている楽器。さすがに製造年月日が近いといったような偶然も無いと思いますし、コンディションの違いもあるはずなのですが、同じ型番だけあって、初めて弾いた気がしない。「はじめまして」なのに。自分がやろうとする事が、「いつもと同じように」返ってくる。

 これは楽器を工業製品としてみたときに、ブレない、個体差が限りなくゼロに近い、といった日本製ならではの完成度の高さを意味しているように思えました。1986年開校、当然新品で納入されていると思うので、40年経った楽器ですか。まだまだイケます。

2026年3月 5日 (木)

五人囃子

 記事としての時期は過ぎましたが、少し前に行った施設に飾ってあったお雛様。

Img_20260212_202824646 ご、五人囃子が!人数も増えて、しかも三人官女にまで楽器もあるし。右大臣と左大臣もナニしてんだ。

 Drumsに「THE BEATLES」とあるので、其れを模したバンドにしたかったのでしょう。向かって左隣り奥では、ポールなのかBassを弾いております。ちゃんとKarl Hofnerの500-1。通称ヴァイオリン・ベースというタイプなんですが、惜しいなぁ。彼は左利きなので、レフティーと呼ばれる左利き仕様を使い、当然構えも逆。

 と言っても人形の手の形ではムリか...。

2026年3月 1日 (日)

メタル・クラリネット

 先日の好美啼リハでは(2026年2月25日参照)、楽器ネタがもう1つ。

Img_20260225_154226613_hdr 好田尚史君はアメリカはN.Y.で学んでいたのですが、引き上げてくる際に啼鵬にお土産を。其れが写真のメタル・クラリネット。本来は木管楽器に属して、管体が木製(多くは黒)のClarinetですが、これは金属で出来ているもの。

 頂いたまま、なかなか活用出来ずにいました。久しぶりに息を通した感じ。ま、音色が「誰が聴いても違う」というものではないので、そうなると見た目の違いをアピール出来る場での活用となりますか。

 Saxophone Ensembleに混じって吹くと面白いか。Soprano Saxophoneとは明らかに違って、ストラップが無かったり、角度の違いの他、何しろ管が細い!

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