2025年6月 3日 (火)

Straight Alto Clarinet

 Saxophoneと言ったら、管体が曲がって音の出る朝顔が前を向いている楽器を想像するのが一般的。それはAlto,Tenor,Baritoneといった音域の楽器で、Sopranoはまっすぐ。でも其れも曲がったタイプがあって、逆にAltoやTenorもまっすぐのがあったり(2021年12月30日参照)。

 今回久しぶりに顔を合わせた3人が行ったライブ(2025年5月30日参照)。好田尚史君はAlto Clarinetだけを吹いたのですが、そのアルト・クラ。通常は曲がったベルを装着。

Img_20250530_214818408_hdr しかしライブを終えて、「コレ、吹いてみて」的な感じで、曲がっていないベルを借りて彼が試奏。これがもぅ、「こんなの初めて!もぅ、戻れない!」ってくらいに最強。音色から音の太さから、今までのアルト・クラのイメージを刷新する程のツール。もちろんベルの他はさっきまで吹いていたヤツです。

 あぁ、そういうコトだよな。前述のSaxだって、曲げたりまっすぐだったりで、音色が全然変わる。これを機に尚史君、アルト・クラ専門奏者になったら!?...ってそりゃやり過ぎか。

2025年4月28日 (月)

管カラに挑戦

 同じ公共施設で練習をしている3つの団体。その交流演奏会をした(2025年4月27日参照)のですが、それぞれの団体の演奏、全員での合奏を終えると、今度は後半戦でカラオケ大会!

 って、其れだけ聞けばフツーの宴会っぽいですが、管楽器吹きが集まっているので、管楽器のカラオケ大会。かつて管カラフェスタというイベントが全国規模であったんですが、若い人は分からんよね。

Img_9720 んで、啼鵬もエントリー。ナニを吹いたかって? あまりデカい楽器は持っていくのが大変なので、ポッケ...には入りませんが、ポケットと付く楽器を。

 んまぁ、マルチを標榜するテーホー。金管楽器は大好きですが遠い存在。やはりこういう機会にもっと鍛錬を。それでもこの大会、思わぬ結果が!?

 詳しくは「限りなく啼鵬の一応動画劇場」にまとめましょうかネ。請うご期待。

2025年3月31日 (月)

同時にマルチ

 マルチ・ミュージシャンを標榜する啼鵬。楽器では鍵盤から弦、管、打楽器も少々。加えて蛇腹モノとか。楽器を離れれば作編曲、指揮なども。但し基本的にはそれらは同時には出来ませぬ。

Img_9259 試しに指揮をしながら...!? 写真では分かりにくいですが、一応ドラムと名の付く打楽器、とでも言いましょうか。昨年、同期の友達とのライブで担当致しました(2024年10月11日参照)。

 Ocean Drumと言って、文字通り海の波の音を出す楽器。指揮をしながらやってみたのですが、これがどうも上手くいかない。指揮は当然音楽を作るために拍子やらテンポを出すワケですが、左手のOcean Drumは、全くランダムに揺らして波の音を出す。

 いや、ランダムじゃダメです。「波」らしくなので、周期的ではありませんが、それはそれで考えて揺らさないと。なので別な人に頼む事に。

 ちなみに写真奥では戸田博美さんが拙作「海のテーマ」を吹いています。

2025年2月15日 (土)

Two in One Pick Tuner

 これまたビミョーなものを買いました。

Picktuner ピック型のチューナー。つまりはこのピックでつま弾く弦をチューニングするので、事実上Guitar専用。Mandolinもピックで弾きますが、今回は難しいかも。

 問題はどうやって集音しているのか。側面に小さな穴があるので、恐らく其れがマイク。つまりエアで拾っているのか。

 Guitarはクリップ型のチューナーを使う事が多く、トップに挟んでいるのを見たことがある人もいるでしょう。Electric Guitarだったらラインでアンプやエフェクターに繋いでいるどこかに、チューナーもかませている事が殆ど。

 エアで拾っているという事は、ある程度の音量も必要なワケで、また周りが煩いとなかなか拾ってくれなかったり。

 更にも1つ問題。たったの数百円だったので、その精度やいかに!? チューナーだって業務用の何十万もするものから、吹奏楽部の学生が使うもの、其れだって数千円しますが、要はピンキリ。

 また気になるのが英独仏伊西日と、6カ国語の説明書が付いていますが、調律法は12平均律と明記されているにも関わらず、肝心のピッチが書いてありませぬ。んま、たいていこの手のは440Hzですが。

2025年2月13日 (木)

今後に備えて

 また投資。新品だと7〜8万くらい。さすがにそこまで出すには勇気もいるので、中古品を。当初ネット・オークションを見ていましたが、大体相場も分かり、色々探していたら中古ショップで手頃なのを発見。

Dsc_0721 んで届いたのがコレなんですが、楽器とは言え厳重な扱い。「航空輸送禁止」なんて初めて見ました。んま、中がソフトケースなんで。

 さて、コレは一体...!? 使う段になったら記事で発表致しやす。

2025年2月 6日 (木)

安いバチ

 Multiな啼鵬でも、打楽器となると少々奥手!? せいぜいCajonくらいか。それでも木琴や鉄琴を駆使する曲を製作するので、音色のためにラバーのバチを購入。安い通販で。

Dsc_0701 あぁ、安いってこういう事か。右が通常の。恐らく通販サイトには寸法も書いてあったのでしょう。何も気にせず買っちまいました。

 専門家ではないので詳しい事は分かりませんが、バチもある程度の長さが必要でしょう。重さとかも重要かと。う~む、専門家だとこんなバチでも、しっかりした音を出すんだろうなぁ。啼鵬にはムリそうだ。

2025年2月 3日 (月)

立奏

 Bandoneonはマイナーな楽器なのは仕方ないですが、どうやら小松亮太君はアルゼンチンに行ったときでさえ、現地で「アコーディオン」と呼ばれたらしい。

Img_20250130_155354688 その割には、こうした置物でBandoneonらしき楽器も登場。とは言え、Bandoneonは本来座って弾くものなので、立っているところを見ると、Accordionを簡単にしたのか、手風琴を少し大きめにしたのか...。

 立って弾くと言えば、グラミー賞を受賞されたチェリストのエル・マツモトさん。PVでは立って演奏。Celloを立って演奏というのは、日本だと木越洋先生。合奏で一緒に演奏する事になった我が師匠、植木昭雄先生も立つ事になり、非常に弾きにくかったと。

 でも最近の木越先生の動画を拝見すると座ってる...。やはり座って弾くものですよね。

2025年1月28日 (火)

ギター文化館のPiano

 今までも弾いた事はあったので、感触としては手探り、という訳ではありませんでした。

Guitabunpf Yaeさんのギター文化館でのライブ(2025年1月25日参照)で弾いたPiano。KAWAI US-50。KAWAIのラインナップは存じ上げないので、どういったクラスの楽器かは不明ですが、これまで何回か弾いてきたKAWAIのUplightとは違いました。

 きちんと調律をして頂いたので、弾きやすかったですが、今回は歌やGuitarと生音でライブ。なので音量の加減がチョー難しい。自分の音色を出す、といった余裕はありませなんだ。

 しかしUnplugged Liveにしっかり役割を果たしてくれたこの楽器に感謝です。

2025年1月13日 (月)

ようやく弾いたPiano

 我が弦楽合奏団弓組は、特にホーム・グランドを持っていないので、本番の会場は様々。それでも抽選に当たって何回かやっているホールもあり、何となく「勝手知ったる~」という感じの会場もアリ。

Musaswingpiano その1つが今回第15回定期公演で演奏した武蔵野スイングホール。ここではコロナ禍のときに収録も行いました。ただ、この会場での本番、1度もPianoを使った事がなく、今回初めて利用しました。

 Steinway & Sons D-274。Blogには何度も登場しているお馴染みの楽器ですが、ホール・キャパが180席と考えると、ハコの割りにはゴイスーな楽器を!という印象。

 で、初めて弾いたワケなんですが、直近で調律をしていたようなので、我々の公演では調律せず。そのせいか一部怪しい音もありましたが、全体としては弾きやすい楽器。変な言い方ですが、Steinwayが苦手な啼鵬でも「コレならイケそうだ」という感触。

 今回アタシがこの楽器を弾いたのは1曲だけでしたが、だったらもっと弾いてみたいな、と思わせる楽器でした。Steinwayなのに。

2024年12月 5日 (木)

驚愕の4

 少し前の話。渡辺美輪子さんのわがままコンサート(2024年11月24日参照)のリハーサル。横浜市内の施設だったのですが...。

Img_20241110_125129425 YAMAHA S4。はい?Sはともかく4ですか! そもそもSシリーズで名器6以外出会った事はないのですが、んま、シリーズで考えればそれぞれのサイズはあるのだろうと。んで、4ですか。

 果たして弾いてみると、これが全くSのテイストが無い。硬めで何ならCを弾いている感じ。何も聞かされずに弾けば、絶対にSだとは答えませぬ。いや、強いて言うなればSXか。

Img_20241110_125143969_hdr う〜む、サイズが違うとこうも違うものか。いや、其れ以外の何らかの要素があるに違いない。S4とS6、違い過ぎます。取り敢えず今回の楽器は、啼鵬の知るS6の系譜にある楽器とは、到底思えませなんだ。

 故にもっと時間があれば、もっと弾いてみたかった楽器。もしかすると1時間も弾いていれば、「やっぱSだよ」なんて事を言ってたかも!?

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