2019年11月 4日 (月)

同窓というつながり

 東京藝術大学音楽学部のOB会である「同声会」。今までこういった「同じ学舎」というキーワードのもと、集まったのは、Violinを習った土浦音楽院くらいか。その「集まる」というのも、ただ飲み会をするのではなく、演奏会を企画、運営して、お客さんを呼んで成立させるなど、啼鵬にとっては経験はゼロに等しい。

 今回、同声会茨城支部に参加して、今まで経験しなかった雰囲気を味わいました。特定の学校を母体にした合奏集団って、こういうコトなのかなと、想像したり。Ensemble Flavia然り、Music☆Star Mandolin Orchestra然り。ま、今までたまたま芸大卒ばっかり、という現場はあったかも知れませんが、其れは目的が違うので。

1572843048593 ちなみに第一義的なところが「芸大卒」ですから、参加メンバーの専攻は偏り気味。取り分け多いのは、やはりPiano。最終的に6人のピアニストを演目毎に振り分けました。本当は啼鵬作品にもPianoが入れば、貢献出来た!?

 今まで箏の入った曲を書いた事はありましたが、四半世紀前のハナシ。滅多に無い機会で、更には同期の友人や、かつての生徒など、ご一緒出来て嬉しかったです。初演に携わって下さった演奏家の皆様、有り難うございました。

2019年11月 2日 (土)

第45回東京藝術大学音楽学部同声会茨城支部演奏会

 東京芸大のOB,OG「同声会」による演奏会。啼鵬は今回が初めての参加。そして新人にも関わらず、いきなり新曲発表! いや、新人だからなのか。

Doseikai45th 当たり前ですが、企画立案から運営まで、全て自分達で。何度か会合があり、ほぼ毎回出席したのですが、基本的に男性は啼鵬1人...。皆さん地元で活動している方が多いので、知った顔ばかりではあるのですが、さすがに浮いていなかった、とは言い難い。しかも先輩ばかり。

 それでも曲を書く機会を頂き、しかもこういった会ならではの編成。箏と弦楽五重奏。いや、箏だって弦楽器か。広義には弦楽六重奏!? そのお稽古の模様はBlog記事でも(2019年10月25日参照)。

 ちなみに同声会は、どこの支部に所属するかは人それぞれ。出身地の支部に所属する人もいますし、現在の活動拠点の支部に所属する人も。なので今回の啼鵬作品の初演者は、県内在住の人もいれば、遠方からわざわざお越し頂いた方もいて、それぞれやりくりを。

 そのお陰で無事世界初演。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

Kimg0334 そして世界初演はもう1曲。大先輩、長谷見順子さんの「旅の点描」。こちらは2台のPianoと2人のFlute奏者、それにContrabassという特殊な編成。さすがです。参りました!...って、そもそも啼鵬とは格の違う作曲家先生なので。

 お忙しい中お越し下さいましたお客様、有り難うございました。

2019年10月25日 (金)

「紡ぎ合う弦」舞台稽古

 平成の終わりから令和の始めにかけて、やたら曲を作った啼鵬。まるで「作曲家」みたい!? その制作は夏で一段落し、秋はそれらの初演ラッシュ。言ってみれば収穫祭。つい先週もMandolin Orchestraのために書いた「Symphonietta」を初演(2019年10月20日参照)。

 そして次は先月お稽古も始まった「紡ぎ合う弦」(2019年9月11日参照)。こちらは箏と弦楽五重奏のための作品。

Tsumugen3舞台稽古のこの日、あいにくの雨。それも暴風雨。台風19号の悪夢が覚めやらない中、またもや。ここ茨城も竜巻注意報も出たり。まぁ、こういうときのお約束で、出かけるときにイチバン激しくって、終わる頃には穏やかに...。

 ちなみに本番は11月2日(土)ですが、これはホールが抽選で当たった結果。もし11月の抽選に当たらなければ、このお稽古の日が本番でした。つまりはこの暴風雨の中。

 まとまった時間がとれる最終練習とあって、一通り形にはなっているものの、更に突っ込んだ音楽作りを。そうなるともはや、作曲家のアタシは必要なく、演奏家の皆さんが構築する世界。

Tsumugen4 また並び方も見直したり。一応アタシはこの並びを想定して書いたんですがネ。演奏家の皆さんは東京藝大の先輩、芸高からの同級生、更にはかつての生徒と、茨城ゆかりの皆さん。本番が楽しみです。雨にならないといいなぁ。

2019年9月25日 (水)

はじめまして、Ensemble Acanthus

 また新たな団体との共演。と言いつつ、全くの無縁だった人達ではありませぬ。彼らは茨城県立土浦第一高等学校弦楽部OBで組織する、弦楽合奏団。そう、啼鵬も土浦一高弦楽部を含む、合同の弦楽合奏団は、近年指導させて頂いていて、このBlogの記事でもお馴染み。でも初めて指導に行ったのはいつだったか。もう随分と前(2010年7月8日参照)。

 このEnsemble Acanthusは、アタシが指導に行く前の人達が主要メンバー。もちろん啼鵬の息のかかったメンバーも居るのですが、今回初めて共演する事になりました。

Acanthusrehしかも共演曲は、啼鵬がずっと敬遠していた曲。この際アタシも腹をくくり、取り組む事にしました。

 先日、初めてのリハーサルがありましたが、思わぬ再会もあったりで、なかなか楽しく過ごせました。本番は来年早々に。啼鵬にとっては、令和2年最初の演奏会になるかしら。

2019年9月11日 (水)

「紡ぎ合う弦」初演に向けて

 演奏や指導、編曲など、音大作曲科を出ていながら、本業のはずの「作曲」がイチバン少ない啼鵬。そんなアタシが今年、やたら曲を書いておりまする。これまでに初演も済ませた曲も(2019年2月3日参照)。はたまた、作ってからようやく初演した曲なんかもありました(2019年2月11日参照)。

Tsumgen1 そしてまた1曲。同声会茨城支部の演奏会で初演する曲。同声会とは、東京芸術大学のOB会。箏と弦楽合奏の曲を書きました。そのリハーサル、いや和楽器が入っているから、お稽古とでも言いましょうか。立ち会ってきました。

 先輩、同期、後輩と揃ったアンサンブル。たまたまですが全員女性! そして言ってみれば、最もアカデミックな現場。だからと言って、啼鵬の作風が大幅に変わる事も無いのですが、かなりガチで書いた曲。

 今日初めて立ち会ったのですが、さすが皆さんT京G大卒。スコアから啼鵬の意図を良く汲み取っておりまする。11月の本番が楽しみ。

2019年8月 1日 (木)

バンドのサウンドを左右する音色

 この季節がやってきました。吹奏楽の甲子園、もといコンクール。啼鵬、吹奏楽は門外漢ながら、ここ数年は指導に。

Takekosuibu2019 この団体は課題曲と自由曲のある部門に出場。自由曲はオケの編曲モノ。しかもその原曲は、管弦楽では殆ど演奏される事のない曲。いつも思うのですが、例えばRespighiの「シバの女王ベルキス」や「教会のステンドグラス」など、管弦楽の演奏会にはおおよそプログラムに上がる事の無い曲を、よくも発掘して吹奏楽版に仕立てたなと。そして大分前から吹奏楽レパートリーの定番に君臨しておりまする。

 去年も指導した団体ですが、バンドとしての成長がみられ、取り分け音色に関しては、同じ団体?と疑いたくなるほど。大事です、バンド・サウンドを左右する、楽器それぞれの音色。テクニックを追求して、ムズカシイ曲を狙い撃ちしていると、いつか頭打ちになります。今までそういうバンド、いくつも見てきました。

 今年も思う存分、本番で自分達のサウンドを出し切って欲しいものです。

2019年7月 1日 (月)

立命館慶祥高校吹奏楽部第20回定期演奏会

 今回はお忍びで行っていましたが、出演前のNAOTO君に存在が伝わり、更にはステージのMCで触れたために、顧問の先生にも伝わり、来ていたお客さんには「演出か?」と思わせる感じに...。

Rits20th 啼鵬にとっては10年ぶりのRits定期。そう、前回はNAOTO君と一緒に出演させて頂きました(2009年6月26日参照)。初めて出演させて頂いたのは第4回ですから、このBlogが始まる前...。気が付くと長いお付き合いですが、編曲を提供したスコアのみの出演となると、結構な回数です。NAOTO君の他、柏木広樹さんや三村奈々恵さんにも編曲を。

 演奏して下さった生徒の皆さん、有り難うございました。そしてお越し下さいましたお客様、有り難うございました。

2019年6月19日 (水)

ロシアものは大人数で

 大勢でしか出来ない、いや大人数ならではのもの、と言うと音楽においては合唱が真っ先に思い浮かびますが、器楽も人数が揃えばスゴイです。昨年既にこの大所帯は経験しているのですが(2018年10月22日参照)、そのときに是非ともロシアの作曲家の作品をやりたいと思っていました。

Kigakukangen2019a そして今回、予告していた通りロシアものを。とは言えTchaikovskyのようなメジャーな曲ではなく、少々地味な感じ。ま、殆どが楽器を初めて3年以内。経験者はどれくらいいるかしら。中高一貫校の参加もあるので、その中学生だった子とか。恐らく小さい頃から習っている子は、ごくごく僅か。やはりどうしても、技術的な問題を先行させて選曲してしまいます。

 単純に派手=難しい、地味=簡単という事ではありませんが、簡単だけど派手に聞こえる、という曲は少ないかなぁ。

 ただ、毎年の事ですが、この時期に講習会をして、秋にまたやります。その間、高校生達は一生懸命練習してくるので、今年度の1回目よりも、いきなり完成度が高くなったものを聞かされます。いいなぁ、其れが若いってコトですわ。

 次回の講習会、是非ともこの人数ならではの音楽を聞かせて下さい。

2019年5月18日 (土)

第92回五月祭

 東京大学の学園祭、五月祭に行って参りました。

92th5gatsufes 2日間に渡って行われるお祭りですが、大変な規模。アタシら東京藝大と比べるもんではありませんが、1週間やっていたとしも全部は観られないでしょうな。人気のブースはチョー行列していたり。東大LEGO部とか。...って、東大入ってLEGOばっかやってんの?

 よくテレビとかで見る安田講堂の前には特設ステージ。アイドルも熱いステージを繰り広げていた模様。

 実は元生徒が研究しているテーマが展示されているとの事でやってきました。初めて足を踏み入れる日本の最高学府。せっかくなら赤門から入りたかったですが、最寄り駅と目的の棟からは遠いので、正門からの入場。

Img_2192 彼の研究しているのは、

体を動かす事によって音を奏でるしくみ。

アタシも体験。この分野は世界中で研究が進んでいるそうな。ただ非常に抽象的なものを形にしようとしているので、研究としては大変なんだろうなぁ。故にやり甲斐もあるのでしょう。

Img_2200 ちなみに彼は我がたくみスタジオでCelloを学び、弦楽合奏団弓組にも参加。啼鵬のアルバム「Deja vu TV RADIO SONGS」でも弾いてくれています。つい先月も協奏曲の伴奏オケに誘い、久しぶりに一緒にステージに立ちました(2019年4月14日参照)。

 今後の研究成果が楽しみです。

2019年4月27日 (土)

山崎響子ヴァイオリン・リサイタル

 かつての生徒。そして現・弦楽合奏団弓組二代目トップスターの山崎響子さんのリサイタルに行って参りました。ま、生徒と言っても、彼女が受験生時代にチョロッと楽典や聴音をみてあげただけで、彼女の演奏面等の音楽性に於いて、啼鵬のエッセンスはありませぬ。どちらかというと、同じ土浦音楽院で学んだ先輩、後輩と言った方が、付き合いとしては長いかしらね。

0001651front プログラムも若手らしい重めのガチンコ。どちらかと言うと技巧面よりも、奏者の内面的音楽性が見えてくる作品たち。アタシも生演奏で聴くのは初めての作品もあり、楽しみにしていました。

 ここ半年の間に恩師を2人も亡くし、深い悲しみの中、渾身の演奏を披露。もはや「若手のフレッシュな演奏」などと形容出来ない、重厚な演奏を聴かせて頂きました。

 こういうのを聴くと、啼鵬もまだまだ頑張らなくてはと、奮起させられます。お疲れ様でした。

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