2019年8月 1日 (木)

バンドのサウンドを左右する音色

 この季節がやってきました。吹奏楽の甲子園、もといコンクール。啼鵬、吹奏楽は門外漢ながら、ここ数年は指導に。

Takekosuibu2019 この団体は課題曲と自由曲のある部門に出場。自由曲はオケの編曲モノ。しかもその原曲は、管弦楽では殆ど演奏される事のない曲。いつも思うのですが、例えばRespighiの「シバの女王ベルキス」や「教会のステンドグラス」など、管弦楽の演奏会にはおおよそプログラムに上がる事の無い曲を、よくも発掘して吹奏楽版に仕立てたなと。そして大分前から吹奏楽レパートリーの定番に君臨しておりまする。

 去年も指導した団体ですが、バンドとしての成長がみられ、取り分け音色に関しては、同じ団体?と疑いたくなるほど。大事です、バンド・サウンドを左右する、楽器それぞれの音色。テクニックを追求して、ムズカシイ曲を狙い撃ちしていると、いつか頭打ちになります。今までそういうバンド、いくつも見てきました。

 今年も思う存分、本番で自分達のサウンドを出し切って欲しいものです。

2019年7月 1日 (月)

立命館慶祥高校吹奏楽部第20回定期演奏会

 今回はお忍びで行っていましたが、出演前のNAOTO君に存在が伝わり、更にはステージのMCで触れたために、顧問の先生にも伝わり、来ていたお客さんには「演出か?」と思わせる感じに...。

Rits20th 啼鵬にとっては10年ぶりのRits定期。そう、前回はNAOTO君と一緒に出演させて頂きました(2009年6月26日参照)。初めて出演させて頂いたのは第4回ですから、このBlogが始まる前...。気が付くと長いお付き合いですが、編曲を提供したスコアのみの出演となると、結構な回数です。NAOTO君の他、柏木広樹さんや三村奈々恵さんにも編曲を。

 演奏して下さった生徒の皆さん、有り難うございました。そしてお越し下さいましたお客様、有り難うございました。

2019年6月19日 (水)

ロシアものは大人数で

 大勢でしか出来ない、いや大人数ならではのもの、と言うと音楽においては合唱が真っ先に思い浮かびますが、器楽も人数が揃えばスゴイです。昨年既にこの大所帯は経験しているのですが(2018年10月22日参照)、そのときに是非ともロシアの作曲家の作品をやりたいと思っていました。

Kigakukangen2019a そして今回、予告していた通りロシアものを。とは言えTchaikovskyのようなメジャーな曲ではなく、少々地味な感じ。ま、殆どが楽器を初めて3年以内。経験者はどれくらいいるかしら。中高一貫校の参加もあるので、その中学生だった子とか。恐らく小さい頃から習っている子は、ごくごく僅か。やはりどうしても、技術的な問題を先行させて選曲してしまいます。

 単純に派手=難しい、地味=簡単という事ではありませんが、簡単だけど派手に聞こえる、という曲は少ないかなぁ。

 ただ、毎年の事ですが、この時期に講習会をして、秋にまたやります。その間、高校生達は一生懸命練習してくるので、今年度の1回目よりも、いきなり完成度が高くなったものを聞かされます。いいなぁ、其れが若いってコトですわ。

 次回の講習会、是非ともこの人数ならではの音楽を聞かせて下さい。

2019年5月18日 (土)

第92回五月祭

 東京大学の学園祭、五月祭に行って参りました。

92th5gatsufes 2日間に渡って行われるお祭りですが、大変な規模。アタシら東京藝大と比べるもんではありませんが、1週間やっていたとしも全部は観られないでしょうな。人気のブースはチョー行列していたり。東大LEGO部とか。...って、東大入ってLEGOばっかやってんの?

 よくテレビとかで見る安田講堂の前には特設ステージ。アイドルも熱いステージを繰り広げていた模様。

 実は元生徒が研究しているテーマが展示されているとの事でやってきました。初めて足を踏み入れる日本の最高学府。せっかくなら赤門から入りたかったですが、最寄り駅と目的の棟からは遠いので、正門からの入場。

Img_2192 彼の研究しているのは、

体を動かす事によって音を奏でるしくみ。

アタシも体験。この分野は世界中で研究が進んでいるそうな。ただ非常に抽象的なものを形にしようとしているので、研究としては大変なんだろうなぁ。故にやり甲斐もあるのでしょう。

Img_2200 ちなみに彼は我がたくみスタジオでCelloを学び、弦楽合奏団弓組にも参加。啼鵬のアルバム「Deja vu TV RADIO SONGS」でも弾いてくれています。つい先月も協奏曲の伴奏オケに誘い、久しぶりに一緒にステージに立ちました(2019年4月14日参照)。

 今後の研究成果が楽しみです。

2019年4月27日 (土)

山崎響子ヴァイオリン・リサイタル

 かつての生徒。そして現・弦楽合奏団弓組二代目トップスターの山崎響子さんのリサイタルに行って参りました。ま、生徒と言っても、彼女が受験生時代にチョロッと楽典や聴音をみてあげただけで、彼女の演奏面等の音楽性に於いて、啼鵬のエッセンスはありませぬ。どちらかというと、同じ土浦音楽院で学んだ先輩、後輩と言った方が、付き合いとしては長いかしらね。

0001651front プログラムも若手らしい重めのガチンコ。どちらかと言うと技巧面よりも、奏者の内面的音楽性が見えてくる作品たち。アタシも生演奏で聴くのは初めての作品もあり、楽しみにしていました。

 ここ半年の間に恩師を2人も亡くし、深い悲しみの中、渾身の演奏を披露。もはや「若手のフレッシュな演奏」などと形容出来ない、重厚な演奏を聴かせて頂きました。

 こういうのを聴くと、啼鵬もまだまだ頑張らなくてはと、奮起させられます。お疲れ様でした。

2019年3月10日 (日)

学舎入試中

 久しぶりに出演した旧東京音楽学校奏楽堂(2019年3月9日参照)。

Sogakudo2019昔、と言ってもかなり昔。

この建物は東京藝大の中にあったのですが、

上野公園に移築されました。

NAOTO君やアタシが芸大附属高校1年生のときに、芸高オケの定期演奏会が始まり、第1回から第3回まで、この奏楽堂で開催。その後はしばらく様々な会場を転々としたようですが、現在はまたココに落ち着いているようです。

Gdaiongaku2019 近くなんで、

大学の方にも行ってみたら、

今は入試中。

そりゃそうだわね。思い出すなぁ。あの頃は頑張ったわ。今受けたら絶対ムリ。

 話を旧奏楽堂に戻しますが、芸高オケ定期のときには、Piano専攻と作曲専攻は合唱で出演。正直、あまり上手じゃありませんでした。Nコンなんか出たら、東京大会は通らんでしょ。合唱コンクールって、ピアニストや作曲家が片手間にやったくらいで勝負にはなりませんし。その定期、当時同じ高校生だった小松亮太君も聴きに来てくれたっけ。

2019年3月 9日 (土)

裕先生退官

 出会ったのが高校生のとき。「ユタカ先生」で親しまれた、芸大附属高校の高橋裕先生が、退官されました。その記念演奏会に出演させて頂きました。

Yutakataikanこのチラシだけ見ると、

歌姫、鮫島有美子さんの演奏会。

そう、鮫島さんをフィーチャリングという感じです。

そして啼鵬は何を仰せつかったかというと、

鮫島さんの歌う「越路吹雪へのオマージュ」。

シャンソンを中心に10曲ほど伴奏させて頂きました。

 日本を代表するSoprano歌手、鮫島有美子さんの伴奏なんぞ、考えるだけでも恐れ多いですが、しかもテーホーにとってはテリトリー外のシャンソン...。お世話になっている紫村千恵子さんの門下生の伴奏をさせて頂いているので(2018年12月11日参照)、曲自体は良く知っていますが、今回はガチでPianoを弾き、歌姫とはタイマン!! ひぇ~ってな感じで、鮫島さんは不自由な思いをさせてしまった事でしょう。

 そして裕先生、長い間お疲れ様でした。アタシらのようなデキの悪い生徒。大変だったでしょうねぇ。有り難うございました。

2019年3月 1日 (金)

歌声学年

 もうこの季節がやってきました。勤務している看護学校の卒業式。そして謝恩会。

Tmu29th2この学年は、

音楽好きの学生が多かったようで、

歌もよく歌いました。

なので余興の歌もなかなか重厚。

 実は昨年、校長先生が急逝。アタシのような非常勤講師が、校長と接触というのは、セレモニー以外は無いのですが、珍しく授業の合間にお会いした事がありました。校長自ら授業をすると聞いて驚いたものです。

 そして何よりも、セレモニーで校歌を一番大きな声で歌っていたのは、亡くなられた校長でした。今でもその歌声が啼鵬の心に響いています。

 卒業生の皆さん、おめでとうございます。そして次は国家試験の合格発表ですね。

2019年1月27日 (日)

みんなを繋ぐ音楽

 時折お邪魔させて頂いている音楽会。基本は内輪の会なのですが、ここに集う人々の音楽人生は様々。アマチュアもプロもいて、経験も数年の人から啼鵬の何倍もの人まで。取り分け今回は、バラエティに富んでいたかしら。

Mejiro6th そして集う人達をつなぐ要が、

1人の先生。

多くはその先生お教え子さんですが、

その他の人達も、何らかの形で先生とつながっています。

 単純な言い方ですが、「音楽」って人と人を繋ぎます。ここに集う人達が、それぞれ思い思いの曲を演奏し、それをみんなで聴く。曲のジャンルも様々ですが、定番曲から珍しい曲まで、音楽そのものも聴いていますが、演奏に表れる奏者の人となりも見えてきます。

 職業音楽家になると忘れてしまいがちな大事なものを、こういった場で思い出させてくれますね。

2019年1月19日 (土)

弦楽合奏団弓組第9回定期公演

 10年前の今日、日本を代表するViolin名教師、田中千香士先生が亡くなられました。今回の我ら弦楽合奏団弓組は、その命日に定期公演を開催する事から、タイトルを「田中千香士生誕80年~没後10年で蘇る世界~」としました。

Yumi9th2 先生の依頼で書いた作品の数々。

改めて演奏してみると、

啼鵬のとても若かった頃のスコアなので、

ミスはともかく、まだまだ熟していないとでも言いましょうか、今同じ曲を編曲したら、もっと違うスコアを書いただろうな、という箇所も多々。

Yumi9th1 それでも敢えて、

当時のままの楽譜で演奏。

恐らく実際に演奏された千香士先生は、

「ここの部分は?」とか思いながら、音楽を組み立てていったのかしら、とか想像しながら、我々も取り組みました。まるで当時が蘇ってきたみたいです。そう、演奏した音楽も去る事ながら、稽古でのそういう雰囲気も蘇った感じでした。

 お忙しいところお越し頂きましたお客様、有り難うございました。

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