東京芸術大学のOB会である「同声会」。出身県や在住県でその地域の支部に入ります。啼鵬が入ったのはつい最近。入会した年の演奏会には、作品も出品(2019年11月2日参照)。
その総会が開かれました。茨城県の場合は県北県央と、県南地域で分けてあって、それぞれが交代で演奏会を開催。次回は県南担当なので、総会も土浦市で行われました。
今や啼鵬、アカデミックな場から遠ざかって久しく、こういった会はホント場違いも甚だしいのですが、逆に言えば唯一「一応そういうヒトだったんだ」と分かる場所...。
そして次回の演奏会は、残念ながら既に予定アリ。体はふさがっていますが、スコアは提供出来そうなので、辛うじて参加。あぁ、これで首の皮1枚でつながったか。
いつからお邪魔しているのか。高校生の合同弦楽合奏の指導。どうやら14年前(2010年7月8日参照)。しかも啼鵬、このときは全体合奏の他、Contrabassを...。正直、当時はよく分かっていなくて、我々講師陣が指導したのは、最終的には全国高校総合文化祭のためだと、大分後になってから認識します。説明は受けていたのかも知れませんが...。
そして今年度の講習会1回目。前年度からメインの曲は同じで、今回は新たに新入生も参加。毎回選曲は悩みどころ。高校生は入れ替わるので、同じ曲のローテーションでも問題は無いのですが、安易にそんな事はせず、毎年の手応えを元に熟慮。前年度から抜けた学生と、入ってくるであろう新しい子達を想像しつつ。
しかし14年もやってきて、慣れてきたはずの講師陣も、やはり毎年新たな問題、壁に阻まれながら、みんなで知恵を出し合って進めておりまする。それは楽器を弾く、合奏するといった技術的、音楽的な事よりも、若者の集まった社会をどう動かしていくか、という案件。取り分け相手は多感な高校生。講師陣の「高校生ならこうだろう」という勝手な思い込みで事を進めていくと、とんでもない過ちを犯す事になりかねませぬ。何しろ我々が高校生だったのはもうン十年も昔のハナシ。
今期の弦楽も頑張っております!
チョー久しぶり、という訳では無いのですが、高校時代の先生に再会。最後のお会いしたのは、啼鵬が出演した演奏会に聴きにいらしたとき(2019年3月9日参照)。でもそのときはチョー久しぶりでしたが。
茂木眞理子先生。芸高では聴音の授業を。先生は元々Clarinet専攻のようでしたが、ソルフェージュの専門家に。そしてアタシら高校生をビシバシと鍛え...って、変な表現ですが、まぁ、音楽家たるもの、音楽的な感覚が大事。其れを養うのがソルフェージュの訓練。
先生もお元気そうで何より。芸高に入ると必ずと言って良いほど、茂木先生にお世話になります。多くの教え子さん達がいらっしゃいますよねぇ。啼鵬は不肖の生徒でしたが。
サイトには載せていないのですが、今週3つ目の本番。高校総合文化祭の茨城大会、器楽管弦楽で、毎年指導している弦楽合奏の指揮を。
思えばこの分野に初めて関わったのは、第34回の宮崎大会から(2010年7月8日参照)。このときは口蹄疫の問題で、モノが移動する事に、とても神経をつかった年でした。そして翌年2011年は偶然にも福島大会。多くの棄権者も出てしまいましたが...。
これまでは指導だけでしたが、今回は諸般の事情で啼鵬が本番の指揮も担当。一番怖かったのは、当日たいした音出しが出来なかったコト。それで本番に臨むのは...いや、ホント無事に終わって良かったです。
縁あって啼鵬の指揮で演奏する事になった生徒の皆さん、お疲れ様でした。
まさかこんなコンサートに出会えるとは!
Miles Davisの「Birth of The Cool」と言えば、Jazz史に残る名盤。啼鵬も大学のときに友人に紹介され、夢中になって聴いたものです。其れを再現するコンサート。
Out of The Standardでご一緒している同志社女子大学の牛渡克之先生。彼の研究として今回企画されました。まぁ、本国でもバイブル的な存在のようで、Jazzの授業ではよく取り上げられているそうな。何しろ楽譜も出版されていますので。
ただ今回は再現に留まらず、同じ編成で新曲をやってみようじゃないかと、そんでもって啼鵬に白羽の矢が! なのでアタシも20年ぶりくらいにモモンガ・シリーズの新曲を。「Momonga's Monologue」とタイトルして発表。
コンサートは楽器屋さんのリハーサル室のような会場で(注・写真はリハーサルで別会場)。基本生音で、Contrabassだけほんのチョット増幅。Drumsなんか絶妙のバランスでしたし、管楽器同士のアンサンブルが肌に感じられるような距離。
更に今回Pianoがベーゼンのイイやつ。オリジナルは1950年前後の古い録音なので、Pianoは金属音っぽい感じですが、そこにマイルドな音色でモダンなテイスト。いや、弾き手の岩瀬章光さんが素晴らしかったんですが。
あぁ、録音でしか聴いていなかったものが、こうして生演奏として再現。ん?其れって記憶に新しい。新年早々に聴いた、Bandoneon奏者ドクトル清川氏のTripodiへのオマージュだ(2023年1月8日参照)。
歴史的名演、名盤は数多く、今後はそういうのを生演奏で再現、という企画も増えてくるかも知れませぬ。
先週は半分ほどスタジオにこもっていましたが、その1日。啼鵬の出番の前にはストリングスの録音。
なんと1コ上の先輩、押鐘貴之さんに会いました! 何しろ芸高に入ったときからの付き合いなので、つまりはNAOTO君や相川麻里子さんと同じ年月ってコトですか。
最後にお会いしたのはいつだったかしら。NAOTO君の現場だったかな。センパイの事は以前記事にもしました(2009年11月11日参照)。
今回はそのストリングスに、啼鵬のBandoneonを後から録音、という事でもなかったので、ホントただ会っただけ!なんですが、他にも懐かしい後輩に再会。あぁ、みんな頑張ってんなぁ。この年まで第一線でやってるって、スゴいコトよ。
現場で作曲科の先輩とご一緒するのは、決して多くありませぬ。フェビアン・レザ・パネさんや山田武彦先生、光田健一さんや関美奈子さんといったところですか。
今回の宮崎県は延岡市での「いとしの牧水」(2023年7月22日参照)。1つ上の先輩、和田恵さんとご一緒させて頂きました。彼女の作った曲を演奏したワケですが、それって言ってみれば「和田恵」というアーティストの「一番深い部分を垣間見た」に等しい。
何しろアタシも作曲家なので、これらの音符が何故この並びなのか、何故この重なりなのか、という部分が手にとるように解るワケ。少なくとも演奏専門の人よりは。もちろんその逆もで、アタシが弾いているものは、全て彼女もお見通しなんですが。
何だか「参りました!」という感じ。30年程前に同じ学び舎にいた我々。当時アタシは和田さんとの接触を覚えていなくて、でも彼女はよく覚えているようで、申し訳ないっす。
更に今回は自身の作品のみならず、「El Dia Que Me Quieras」も編曲。これは我々タンゴ屋からすれば、非常に興味深いところ。あの不朽の名作をグローバルな視点から編曲するワケで、こちらも平身低頭...。
また色々学ばせて下さい。
初戦で竜ヶ崎一高、2回戦で取手一高を撃破してきた取手松陽高校。残念ながら3回戦では東洋大牛久に惜敗。そう、文字通り惜しかったんです。
1回には先制点を許すも、2回には逆転。更に4回にはリードを広げる展開。しかし追加点をあげるも、8回には追いつかれ、9回表には逆転。その裏で返せず終了。
まぁ、選手達の実力や運はともかく、今回考えさせられたのが応援。この日は吹奏楽部がコンクール本番で不在。代わりにアルプス・スタンドに入ったのは、中学時代までの経験者として集められた「補助員」。1回戦、2回戦と応援に参加してきましたが、3回戦では主力として(!?)応援を。
ちなみにその数5人。予め録音された音源を鳴らしながら、それに合わせて演奏という、なかなか熱気が選手に伝わりにくい(と思う)感じに...。更に(吹奏楽部でない)一般生徒の応援は、初戦と決勝戦のみという方針!?
あぁ、応援によって引き出される選手の力ってのはあると思うんですわ。特に高校生は。だってプロだってホームかアウェーかって、とても重要でしょ?
ともあれ、選手の皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした。球場には行けませんでしたが、応援していました。勝ち進む毎に嬉しい気持ちにさせてくれました。有り難うございました。
夏の全国高校野球選手権大会の茨城大会が始まりました。ウチのチビの通う高校も野球部があり、近年は結構勝ち進んでいる様子。
そして今日、1回戦で竜ヶ崎一高と対戦。うわっ、強豪じゃん。甲子園にも出場経験のある、県内では知られた野球名門校。とは言え、高校生なので年によっては浮き沈みもあるでしょうケド。
案の定、我ら松陽高校は1回から3失点。2回に2失点、3回に1失点と、6点差をつけられましたが、じわじわと追い上げ、気がつくと9回では同点に! さらにタイブレークの延長線でサヨナラ勝ち!!
ネットで中継を観られるので、最後の方を観戦していました。そして校歌も。なんか賛美歌みたいな曲だな。甲子園っぽくない(!?)感じ。
次は取手一高戦。選手の皆さん、頑張って下さい。
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